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スターツアーズの編集履歴

2022-01-12 01:09:03 バージョン

スターツアーズ

すたーつあーず

「スターツアーズ」とは、東京ディズニーランドを始めとした世界各国のディズニーテーマパークにあるアトラクション。 日本語での正確な表記は「スター・ツアーズ」である。

概要

東京ディズニーランドを含めた世界各国のディズニーランドに存在する、SF映画の金字塔"スター・ウォーズ"を元にしたアトラクション。ゲストは宇宙船"スタースピーダー"に乗ってスターウォーズの世界を飛び回る宇宙旅行を体験することができる。

ディズニーとスターウォーズの生みの親であるジョージ・ルーカスが手を組んで製作し、1987年1月9日にアメリカのアナハイムにある元祖・ディズニーランドにて初オープン。1989年12月15日にはフロリダのディズニー・ハリウッド・スタジオにも登場し、東京ディズニーランドには1989年の7月12日にオープンした。1992年4月12日には、パリのディズニーランドで開園と同時にオープンしている。

そして、2010年以降には後述する"スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー"へのアップデートが各アトラクションに行われた。


内容

舞台となる時代は、"ジェダイの帰還"の後。銀河帝国が壊滅し、一部地域で新共和国と帝国の残党の紛争が続くも概ね平和を取り戻した宇宙。ゲストは宇宙旅行会社"スター・ツアーズ"が提供している衛星エンドアへのツアーに、旅客用宇宙船"スタースピーダー3000"に乗って参加する。ところが、新人パイロットの"RX-24(通称「キャプテン・レックス」)"の不慣れな操縦によってツアーはトラブル続きのものとなってしまう。果たして、ゲストは無事に目的地にたどり着けるのだろうか?


スタースピーダー3000とは

スタースピーダー3000(修正)

ゲストが乗りこむ旅行用の宇宙船。40人乗りであり、アストロメク・ドロイド用のソケットや数万光年の距離を一っ飛びできるハイパードライブ、障害物を壊すためのレーザー砲などを装備している。パイロットはRXドロイド

待ち列の映像広告では「トップエージェントのスターツアーズ社」が誇る「最先端の宇宙船」と謳われているが、実際は貨物船を改造したものにすぎずC-3POからは「いつも故障ばっかり」と言われている。


登場キャラクター

  • キャプテン・レックス(RX-24)

「ようこそ!キャプテン・レックスです!コックピットから失礼。皆さん、初めてのフライトでしょ?実はぁ...ボクも初めてなんです。」


声優...英:ポール・ルーベンス/日:三ツ矢雄二

ありがとうスターツアーズ

※イラストの左側の"ドロイド"

ゲストが乗る宇宙旅行機"スタースピーダー3000"のパイロット。ゲストと同じく初めて宇宙旅行を体験するおっちょこちょいな新人パイロット。ブレーキの仕方を忘れるなど操縦士としては問題だらけだが、乗客の安全を最後まで懸命に守ろうとする。


R2-D2

シリーズおなじみのアストロメク・ドロイド。ゲストが乗るスタースピーダーに合体し、ナビゲーターとして冴えないパイロットを支える。待ち列では、映画本編のように相棒のC-3POとおしゃべりをしながらスタースピーダーを修理している様子を見ることができる。


声優...英:アンソニー・ダニエルズ/日:野沢那智/岩崎ひろし※リニューアル後

C-3PO

同じくシリーズ常連のプロトコル・ドロイド。待ち列で劇中よろしく相棒のR2-D2に愚痴をこぼしながらスタースピーダーを修理しているほか、宇宙船内のモニターに出発前と到着後の案内役として登場する。

リニューアル版では同じくスピーダーの修理を行った後、よりゲストに近い場所でトラブルに巻き込まれることになる。


  • ズジックス

東京ディズニーランド版のオリジナルキャラクター。

アトラクションから降りた先にあった"チェックセクターZ"で、"地球にやってきた旅行客"の入国審査を行っていた。職務に合わず大らかな性格で、お腹を空かせた時には近くにあるパン・ギャラクティック・ピザ・ポート(アトラクションの側に実在するレストラン)をゲストへ紹介していた。

リニューアル後は登場しておらず、知る人ぞ知る人物(?)となっている。


この他にも、モン・カラマリンの職員やドロイドの修理をする"G2ドロイド"などの様々なキャラクターや、エピソード4からエピソード6までの作品にまつわるネタが待ち列や本編に登場する。


"スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー"

[スター・ツアーズ:アドベンチャーズ・コンティニュー]上条春菜

※イラストは東京ディズニーランド版の新しい外装とキャストの服装を描いたもの


アメリカ版は2010年に、パリ版は2017年に、そして東京ディズニーランド版は2013年5月7日に、"スター・ツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー"となってリニューアルオープンした。

新しいスターツアーズの特徴は、映像の3D化と「乗る度に変わる宇宙旅行」。奥行と立体感があるよりリアルなものに映像が改良されただけでなく、出発から到着までの4つの展開がそれぞれランダムに決められるようになり、毎回異なるストーリーでアトラクションを体験することができるようになったのである。

この他にも、ゲストの一人が"反乱軍のスパイ"として指名手配されたり、新作の公開に合わせて新たなシーンが追加されたりするなどの要素も新たに加えられている。


新たなる内容

舞台となる時代は"シスの復讐"の後。ダース・ベイダー率いる銀河帝国軍とそれに対抗する反乱同盟軍の戦いが銀河の各地で起こる中、ゲストはスターツアーズ社の宇宙船"スタースピーダー1000"に乗って宇宙旅行に参加する。ところが、ゲストが乗った1401便の乗客の中には同盟軍のスパイが紛れており、それが原因で1401便は帝国軍に追われるハメになってしまう。おまけに、コックピットにはパイロットではないはずのC-3POが閉じ込められたままになっていた!果たして1401便の一行は無事に逃げ切ることができるのだろうか?


スタースピーダー1000とは

スタースピーダー1000(修正)

SACUL宇宙航空が製造し、スターツアーズ社が所有する新型スペースライナー。リニューアル前の機体と同じ形をしているが、塗装は赤・白・黒のトリコロールに変わっている。

"後継機"とほぼ変わらない機能の他、前方の窓からは見えない範囲を船内のモニターへ中継する"LC-360カメラドロイド"が搭載されている。

待ち列の広告や映像には、他の宇宙旅行会社が所有している塗装が異なった同じ機種の宇宙船が登場する。


新キャラクター

  • アリィ・サン・サン

声優...英:アリソン・ジャネイ/日:田中敦子

***

※イラストの左側の"ドロイド"

スターツアーズ社で宣伝や案内役を務める女性型ドロイド。"クローンの攻撃"に登場したFLO(イラスト右側のドロイド)の同型機である。


  • AC-38

わが社のエース

※イラストの右側のキャラクター

スタースピーダー1000を操縦するパイロットのドロイド。後に登場するRXドロイドをより人に近い体にした姿をしている。本来なら彼がゲストが乗りこむ1401便を操縦するはずだった。

出発直前、スピーダーのシステムトラブルを修理させるためにC-3POへ操縦席を譲って船を降りた直後、クルーに呼び出されたことで戻れなくなってしまう。

後輩のキャプテン・レックスとは対照的に真面目な性格のようである。


余談

  • 初代スターツアーズでスタースピーダーを操縦したRXドロイドは、後に放送されたスターウォーズのスピンオフ作品"スターウォーズ/反乱者たち"にも登場している

  • "ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー"には、リニューアル前のスターツアーズにまつわるネタが隠されている。例として、待ち列の近くにあるドロイド置き場には「工場に返送」のタグが付けられたRX-24が置かれており、時々首から火花を散らしなが"後の初フライト"で言う台詞をつぶやいている。

  • "ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー"でG2-4Tが行っている手荷物検査では、上記に関するものに加えて他のディズニー作品やアトラクションのネタが荷物の中身として登場する。すぐ見て分かるものからマニアックなものまで内容は盛り沢山。

あなたはいくつ分かるだろうか?


  • 元々リニューアル後のスターツアーズは"シスの復讐"と"新たなる希望"の間の時代という設定だった。ところが、それより後の話である"フォースの覚醒"以降の時代から登場する場所やキャラクターが加わったことで時代が合わなくなるという矛盾が起きている。          これを解決するためなのか、"最後のジェダイ"公開時のコラボイベントからは「帝国軍のメカやキャラクターがファーストオーダーのものと入れ替わる」、「登場する時代が大幅に違う場面は一緒に登場しない」などの設定が加えられた。この点についてはあまり深く考え込まずに、アトラクションをそのまま楽しむべきである。

表記ゆれ


レックスとアソーカ

イラストの左側の人物。

スターウォーズシリーズのスピンオフ作品"クローンウォーズ"に登場する人物の名前。ドロイドであるパイロットの"RX-24"の愛称と同じ名前を持つので注意が必要である。


関連タグ

東京ディズニーランド STARWARS

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