概要
東京都世田谷区池尻2〜3丁目と、目黒区大橋2丁目・東山3丁目にまたがる東急電鉄田園都市線の駅(DT02)。
「東邦大学医療センター大橋病院前」という副駅名を持つ。
かつての玉川軌道線時代には目黒区側に大橋停留場、世田谷区側に玉電池尻停留場が存在し、大橋停留場には玉川線の車庫が併設されていた。これらはモータリゼーションの発達と渋滞の頻発により「新玉川線」と首都高速3号渋谷線建設にともない、1969年5月11日に玉川軌道線は廃止され、1977年4月7日、両停留場から駅名を取った、現在の池尻大橋駅として再開業している。また、玉川線車庫は東急バス大橋営業所として転用され、同時に東急バス本社も併設されていた。その後2002年に首都高速大橋ジャンクション建設に伴う立ち退きで大橋営業所は廃止、東急バス本社も近くの東山に移転しているが、電車の最寄は変わらず当駅である。
ちなみに目黒区側の地名である「大橋」とは「大坂(という坂)にかかる橋」に由来し、さらに渋谷寄りにある東急バス・小田急バスの「大坂上」バス停はこの大坂から付けられた。
駅構造
地下駅で、相対式ホーム2面2線を持つ。東隣の渋谷駅との間は1.9kmで、田園都市線では最長。
準急停車駅だが、一時は各駅停車のみの停車駅だったこともある。
利用状況
2020年度の1日平均乗降人員は47,659人である。
余談
当駅が所在する自治体の片割れである目黒区に青葉台という地名がある。駅でいえば渋谷駅と当駅との間で、かつて日産生命保険の本社が存在したことで知られていた。また田園都市線には横浜市に青葉台駅があるため、同線は沿線に2か所の青葉台が存在していることになる。
隣の駅
種別 | 押上方面 | 長津田方面 | |
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急行 | 通過 | ||
準急、各停 | 渋谷駅(DT01) | 当駅 | 三軒茶屋駅(DT03) |