概要
東京都府中市府中町と宮町にまたがる京王電鉄京王線の駅(KO24)。1916年開業。
大國魂神社の最寄り駅。
北口は現在の甲州街道、南口側は「旧甲州街道」と接している。また、高架下にバスターミナルがあり、市内に本社を置く京王バスにより、武蔵小金井駅、国分寺駅、国立駅などへの一般路線バスや、府中市コミュニティバス「ちゅうバス」が発着する。
高尾山ハイキング号など季節臨時列車は通過となるものの、定期列車は京王ライナーも含め全列車が停車し、日中は当駅で特急の乗換停車を行う。
下りの京王八王子駅方面の京王ライナーは、当駅から先は指定券が不要となる。
JR東日本の南武線・武蔵野線の府中本町駅からは徒歩で乗り換えできるが、距離が700mほどある。
地上時代は踏切に挟まれて駅構内の有効長が限られていたことから、京王電鉄は長編成化した列車の取り扱いに苦心していた。
踏切上にはみ出した停車中の一部車両の扉を締め切り扱いにしたり、下りホームの待避線だったスペースをホーム部分に当てるなど、高架化が完成するまでこのような対策がとられていた。
現在の駅舎は1998年に「関東の駅百選」に選定されている。
駅構造
島式2面4線の高架駅。
2021年現在当駅周辺のみ高架化されており、隣の分倍河原駅や東府中駅は地上駅のままである。
利用状況
2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は88,769人である。
京王の駅では新宿駅、渋谷駅、吉祥寺駅、調布駅、下北沢駅、橋本駅、分倍河原駅、多摩センター駅に次いで9位。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
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2008年(平成20年)度 | 89,660人 |
2009年(平成21年)度 | 87,639人 |
2010年(平成22年)度 | 85,993人 |
2011年(平成23年)度 | 85,343人 |
2012年(平成24年)度 | 86,577人 |
2013年(平成25年)度 | 86,933人 |
2014年(平成26年)度 | 85,279人 |
2015年(平成27年)度 | 86,949人 |
2016年(平成28年)度 | 88,100人 |
2017年(平成29年)度 | 90,224人 |
2018年(平成30年)度 | 90,316人 |
2019年(令和元年)度 | 88,769人 |