にょぽむ

「にょぽむ」とは、ちょぼらうにょぽみ氏が描いた上原歩夢のことである。

概要

スマホゲー情報サイト『ファミ通App』で連載の、ちょぼらうにょぽみ氏による4コマ漫画『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』のに登場する上原歩夢のこと。

他には宮下愛と天王寺璃奈が登場しており、この四コマの3人は「ファミ通組」と呼ばれている。

漫画一覧はこちら

連載開始時はスクスタ配信前で、この4コマはキャラクターの掘り下げや売り込みをする側面もあった。だが、ギャグ漫画化にありがちなキャラ崩壊っぷりを、よりにもよってここで発動させており、キャストやファンの間で話題になった。

歩夢役の大西亜玖璃氏は、Twitterでほぼ毎回コメントをしていた。それだけでなく、実はコール&レスポンスの「地球のみんな！ただいま！！」は、この漫画の「火星人に大人気で、火星でライブ活動した」という超展開が元ネタだったりする。

ファンの多くが知るスクスタ版やアニメ版との相違点は他にも、紫色の巨大な蛇を飼っている、クソゲー愛好家などが挙げられる。

流石にやりすぎたためか、とある回でこれまでの歩夢は悪魔に取り憑かれたことによる別人格という設定が追加されており、以降は初期設定どおりの性格に軌道修正された。

……と思いきや、

このように、しばしば謎行動がぶり返していた。悪魔とは何だったのか?

作者が暴走して、公式に怒られテコ入れされたのではないか？という憶測がされたが、実際はキャラ崩壊を指示したのは公式側だった模様。つまり、作者はちゃんと仕事をしていただけ。

また、作者はラブライブ!が好きなので、軌道修正後はともかく、初期のようなキャラ崩壊を気にしてなかったとは考えづらい。

ちなみに初期キャラは公式に黒歴史化されたかというとそうでもなく、ファミ通Appの公式動画において、悪魔設定追加以前の四コマ漫画がまさかのキャストの声付き動画化され、YouTubeにて公開された。

2017年10月に連載開始した漫画は、2018年11月の第69回で「一区切り」を宣言。翌年1月の特別編と題した一枚絵をもって、事実上の連載終了をむかえた。

この漫画には「252大佐」や「通りすがりの巫女さん」という、どう見てもあの人とこの人なキャラクターもいた。

上原歩夢(大西亜玖璃氏)のコール&レスポンスの元ネタなのは前述の通りだが、アニメ版放送直前（2020年7月頃）から、まさかの逆輸入が始まった。

中須かすみが歌う『無敵級*ビリーバー』のPVにて、サスケのぬいぐるみが歩夢と一緒に出てくる。しかもサイズはほぼファミ通4コマ版準拠。
同PVにて、スクールアイドルの神様、火星人、悪霊、ツチノコがゲームの景品としてカメオ出演している。
ニジガク2ndライブのキャラ別グッズとして、サスケぬいぐるみが実際に商品化された。さすがに4コマ版サイズでは大きすぎるせいか、全長が70cm（太さ8cm）にまで縮小される。これには大西氏も苦笑い。

アニメ版OPと本編にて、歩夢の部屋のシーンではサスケのぬいぐるみ（2ndライブサイズ）とクソゲーらしきぬいぐるみが出現している。
第6話にて、虹ヶ咲が東京ジョイポリスのVRアトラクション挑戦時の敵はスクールアイドル星人だった。そのほかスクールアイドル星人ぬいぐるみ景品の姿も確認した。
アニメ放送時に発売されたタペストリーComic Bookの、アニメ版と大きな異なる展開であったスクスタ版準拠にも関わらず、表紙にいる歩夢がサスケのヘアピンをつけてる。

…など。

そしてとある楽曲CDドラマパートで「火星にライブに行って、他の惑星に攫われる」展開となって火星人にも声が付き、「ニジガク部活動投票」企画でも投票の結果「SF研究部」の映画作成の手伝いに行って「火星との戦争を回避する」映画になる辺り、ちょぼらうにょぽみ版4コマの影響力は凄まじい。

2022年3月現在は2期を控えているが、もしかするとアニメ版の歩夢が本当にサスケをペットとして飼育している、という展開もあるかもしれない。