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キャプテン・マーベル(映画)の編集履歴

2022-04-07 18:16:53 バージョン

キャプテン・マーベル(映画)

きゃぷてんまーべるのえいが

2019年公開のスーパーヒーロー映画。アメコミ『キャプテン・マーベル』を原作とする。

解説

2019年公開。

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)全体としては21作目にあたる映画で、主人公は原作コミックでは2代目キャプテン・マーベルに当たるキャロル・ダンバース


スタッフ・キャスト

主演は『髑髏島の巨神』でメインヒロインを務めたことでも記憶に新しいブリー・ランソン。

ちなみに同作ではMCUでロキを演じたトム・ヒドルストンニック・フューリーを演じたサミュエル・L・ジャクソンガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのローマン・デイを演じたジョン・C・ライリーも出演している。

キングコングの事で言い争いになるアベンジャーズ

日本語吹替版では声優陣にかなりの実力派が揃えられ、特にキャプテン・マーベル役を水樹奈々が担当することで大きな話題となった。またジュード・ロウについても、専属である森川智之が担当している。


なおMCUでは初めて女性が主役となり、女性が監督を務めた映画となる。


時代設定

本作はシリーズ最初期の作品である『インクレディブル・ハルク』や『アイアンマン』よりも前の1990年代が舞台で、まだ眼帯をしていないニック・フューリーが登場する。

なお最新のデジタル技術により、彼を演じるサミュエル・L・ジャクソンフィル・コールソン役のクラーク・グレッグの容姿も、今よりも若く見えるよう加工されている


あらすじ

銀河のどこかに存在する強国(強星)「クリー」の戦士ヴァースは、いつも同じ女性の夢を見ていた。

だが、記憶喪失である彼女には、女性が誰なのか、どこで見たのか全く思い出せない。


ある日ヴァースは、上官らとともに敵対するスクラル人が潜伏している星へ赴く。だが斥候の味方はすでに始末されており、ヴァースはスクラル人と交戦、拿捕されてしまう。

スクラル人はヴァースを殺さず、彼女の記憶に興味があるようだった。無理やり引き起こされた記憶の中、ヴァースは夢で見た女性に加え、幼い頃の自分を見るが、記憶の場所はクリーとは全く違っていた。


ヴァースがスクラル人の拘束から抜け出すと、そこは宇宙船の中だった。戦闘の末、ヴァースは近くの星へ墜落。

その星の名は、地球――


キャラクター


こぼれ話

  • 追悼作品として

本作は、多くのMARVELコミックの原作者であり、MCUに限らず全ての映画にカメオ出演してきたスタン・リーの死去後、初めて公開されたMARVEL映画となる。そのため、映画冒頭に毎回流れる映像は、彼への追悼を表す特別バージョンとなっている。


  • 他作品との関わり

上述のように本作の時系列はこれまでのMCU作品(『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』や一部の回想シーンを除く)よりも前であり、フューリーが眼帯を着用するようになった経緯や「アベンジャーズ計画」を思いつくに至ったきっかけが描かれる。


そしてMARVEL世界でも上位に入るほどの実力者であるキャロルが、なぜこれまで地球で起こったいくつもの大事件に関わらなかったのかが、物語の終盤で明らかとなる。


なお『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のエンドクレジット後のシーンでは、ニック・フューリーが彼女に通信しようとしていたことを示唆する描写(旧式の通信機を使って誰かと連絡を取ろうとしており、その画面に赤と青の星の紋章が表示されていた)があったが、本作のエンドクレジット後にはそれに対するアンサーとも言えるシーンが挿入されている。

さらにこのシーンはそのまま、この次の作品である『エンドゲーム』冒頭へと続いていく。


その意味では本作は「前日譚」と「ミッシングリンク」を兼ねると言える。


ちなみにクリー帝国は『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』やドラマエージェントオブシールド』で登場済み。

またスクラル人はコミックではヴィランとして登場する。


関連タグ

MCU キャプテン・マーベル


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