「塵から生まれし者共よ、塵に還るがいい‼」
「塵に還る時だ‼」
登場話:第49話「絶滅の足音」~第51話「ΑGITΩ」
データ
身長 | 220.0cm |
---|---|
体重 | 170.0kg(強化体は165.0kg) |
特色/力 | 敬虔のカンダ、熱砂(強化体も同様) |
概要
ライオンに酷似した超越生命体。謎の青年の指図により、アギトになる可能性のある人間を抹殺する使命を帯びている。
地中を時速80kmの猛スピードで掘り進む能力をもっており、左手に発生させた灼熱の熱砂を相手に浴びせかけて対象を衣服諸共灰燼と化して消滅させてしまう力を持っている。
また、『敬虔のカンダ』(けいけん-)という名の長剣を武器として用いて戦う事もあり、その戦闘能力はすさまじく、一度はエクシードギルスを完膚なきまで叩きのめし河へと突き落としたほどの実力者でもある。
自分が思っていた以上に強かった人間に対して危機感を募らせ、絶滅させるために本格的に動き出し、その為に身動きが出来ないオーヴァーロード/テオスの命を受け、今は亡きアギト撲滅のために活動していた水のエルに成り変わり、アギトとそれに覚醒する可能性を持った人間達の始末を任されており、テオスが人間の撲滅を実行している最中、次々にアギトの力を持つ者たち=超能力者たちを襲撃していった。
その後、仮面ライダーアギトと交戦した際、一度はバーニングフォームのバーニングライダーパンチを耐えきるものの、シャイニングフォームのシャイニングクラッシュには流石に耐え切れず致命傷を負ってしまったため『聖地』へと逃走。
そしてそこで、テオスに懇願し、彼に吸収される事でパワーアップを遂げた。
地のエル(強化態)
「お前はアギトではない。何故これほどの力を。何者なんだ、お前は!?」
地のエルがテオスに懇願して『新たなる命の息吹』を与えてもらう事で、更なる力を獲得しパワーアップした姿。アギトとギルスを倒すためテオスに派遣された。
外見上の違いは羽織状の増加装甲を纏っている点である。
シャイニングカリバーを容易くへし折るほどの圧倒的な力を身に着けており、風のエルと共にアギトを変身解除まで追い込むが、そこへ氷川誠の装着した仮面ライダーG3-Xが参戦。アギトではない身でありながら自らや風のエルを相手に果敢に戦う彼を恐れる様子を見せ、上記の台詞を言った後、「ただの人間だ!」と反論される。
最後は駆けつけてきたエクシードギルスも交える形で乱戦となった所、シャイニングフォームに直接変身したアギトの強化シャイニングライダーキックの直撃を受け爆死した。
余談
『敬虔のカンダ』のカンダとはサンスクリット語で刀剣を意味する。
ジャガーロードが配下になる案もあったが見送られた(『仮面ライダー超辞典』p495より)。
エルは上位のロードということから、陸上生物の王様ということでライオンがモチーフに選ばれた(『完全超悪』p138より)。
『スーパーヒーロー大戦』にて、地のエルが大ショッカーの大幹部として登場した。
関連タグ
仮面ライダーアギト アンノウン(怪人) 水のエル 風のエル オーヴァーロード/テオス
ガオライオン:30分前の作品に登場するライオンをモチーフにしたキャラで、こちらの場合は主人公のパートナーという真逆の立場であり、最後の怪人と同じモチーフというのも何かの因果かと思われる。ちなみに相方の風のエルがモチーフとなった鷹は次回作の主人公のサポートメカである。
獣王レオンガルフ:同じ声優が演じたライオン繋がり
外部リンク
Web archive「仮面ライダーアギト」公式サイト 地のエル