群青のファンファーレ

ぐんじょうのふぁんふぁーれ

『群青のファンファーレ』とは、オリジナルアニメ作品のひとつ。

概要

2022年春アニメとしてTOKYOMX、AT-Xに加えてBS11や毎日放送の他群馬テレビととちぎテレビ、さらには競馬をメインに扱うCS局のグリーンチャンネルなどにて放送されているオリジナルアニメ作品である。

競馬学校を舞台とする、騎手を目指す若者たちの青春群像劇。

入学倍率は10倍から20倍、学科試験のみならず身体・運動機能検査など資質が問われる狭き門をくぐり抜け、競馬学校の騎手課程で3年間を過ごすことになった15歳の若者たちの成長が描かれる。

制作に当たっては、わざわざ日本中央競馬会（JRA）の協力を仰ぎ、千葉県に存在する、JRAが運営する競馬学校に取材を行ったとのこと。

制作発表は、BS11の競馬中継番組の中でなされた。

なお、BS11は週末の午後にJRAの中継を行っている。また、毎日放送は京都競馬場で開催されるスワンステークスという重賞競走を寄贈しているほか、ラジオでJRA中継の番組「GOGO競馬サンデー!」の製作･放送を行っており、CBCラジオ、RCCラジオ、山陰放送、宮崎放送および山口放送、西日本放送、LOVEFM（福岡県のFMラジオ局、ただしプロ野球オフシーズンはRKBラジオに変更）でも放送してもらっている。

スタッフ

監督	加藤誠
キャラクターデザイン	かんざきひろ
音楽	澤野弘之
アニメーション制作	Lay-duce

登場人物

生徒たち

有村優（CV：矢野奨吾）

人気アイドルのセンター、子役出身で幼い頃から芸能界で活動していた。その仕事中に訪れた競馬場で開催されたレースに心を打たれ、これまでのトップアイドルの座をかなぐり捨て騎手を目指す少年。1話で暴走した馬後述の駿に押し倒されたり、御姫様抱っこされると言うヒロインのような描写を残した。

風波駿（CV：土屋神葉）

伊豆諸島出身。自然に囲まれインターネットやテレビのない環境下の元、ラジオの中継で競馬を知った、ある意味野生児。競馬学校に入学するまで、乗馬の経験は無かったが、天性の才能を発揮する。

天音・グレイス（CV：花江夏樹）

イギリス人。来日して日本中央競馬会の競馬学校に入学するまでに他国の競馬学校を転々としていたらしい。

京力秋樹（CV：糸川耀士郎）

岐阜県出身。父親は地方競馬のジョッキー。中央競馬でリーディングジョッキーになることを目指す。負けん気の強い性格。

宝生迅人（CV：豊永利行）

北海道出身。幼い頃から乗馬の経験があり、大会で入賞した実力の持ち主だが、競馬学校には一度不合格となり再挑戦の末に入学を果たす。責任感が強い真面目な性格で周囲をまとめる委員長的存在。

桜庭惣司朗（CV：橘龍丸）

滋賀県出身。実家は名門厩舎。父親が元ジョッキーの調教師、兄が2人おり、長兄は厩務員で、次兄は現役騎手という競馬一家で育ったので自身も騎手になるのは当然と考えて競馬学校に入学。

牧皐汰（CV：小林千晃）

福島県出身。幼い頃に祖父に競馬場に連れて行かれ競馬好きとなり、その熱意が高じ競馬学校へ入学。明るく堅実な努力家で、過去の主要レースの結果は全て記憶している。

霜月えり（CV：水瀬いのり）

京都府出身。金目当てで騎手を目指すという、ちょっと不純な動機を持つ。その背景には実家がかつて牧場を経営していたが廃業した、と言う家庭の事情がある模様。現在両親は実家がある京都で食堂を経営している、男子の制服を着ているが実は女性である。双子の妹がいる。

教官

朝日豊（CV：櫻井孝宏）

31歳、優たちを指導する競馬学校の教官、明るくひょうひょうとしてつかみどころがない。

野平和雄（CV：東地宏樹）

45歳、優たちを指導する競馬学校の教官、厳しく指導することで有名で生徒たちから恐れられている。

芸能関連

北見田子（CV：Lynn）

25歳、かつて優が所属していた芸能事務所の社員、カメラマン担当で競馬学校に潜入しドキュメンタリーを撮影する。

西園寺七緒子（CV：勝生真沙子）

かつて優が所属していた芸能事務所の社長、優を親代わりとして長年育てて来た。

東将基（CV：大平祥生）、南原煌成（CV：木全翔也）

有村優のかつての仕事仲間。

なお、中の人たちは、男性ボーカルユニットであるJO1のメンバー。

競馬関連

久慈凱久（CV：浪川大輔）

優たちが通う競馬学校の卒業生で現役の騎手、競馬場で見学に訪れた優と偶然出会う。

関連タグ

群青　義手　競走馬　競馬　JRA

外部リンク

公式サイト