プロフィール
身長 | 282cm |
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体重 | 55kg |
血液型 | 不明 |
出身地 | 不明 |
生年月日 | 不明 |
アイタイプ | 発光体 |
趣味 | 不明→上質な紙袋の収集(Xrd) |
大切なもの | 不明→あってはいけないと思っている(Xrd) |
嫌いなもの | 不明→自分を罠に陥れた者(Xrd) |
概要いきますよ
身長282cm、体重55kg(BMI6.92)という驚異のスタイルを持つ男。因みに身長体重以外の情報はほぼ不明である。
頭に紙袋を被り手には巨大なメスを持ち、戦闘中にもかかわらず奇怪な動きとふざけた言動を繰り返すため、変態と勘違いされがちである。(例えば手術に便利だからという理由で首をのばしたり、どこからともなく色んな物を出したり、腕を四本に増やしたり、ある意味人間をやめている。)
しかし、本当は良識を兼ね備えている人物で、患者に対してもとても真摯に対応している。
非合法の闇医者ではあるがその腕は確かで、どんな病気、怪我であってもたちまち治してしまうことで有名である。しかも万能で、メスを持っていることから一般的な外科手術はもちろん、美容整形や産婦人科の診察も対応可能(もちろん、肛門科も対応していると思われる…)。彼の元には異能者と呼ばれる者も受診に訪れるが、医学的見地を越えたことに関しては対応しきれない様子である。
かつては名の知れた名医であったが、医療ミスにて患者の少女を死なせた事から発狂。一時期はシリアルキラーとして無差別殺人を繰り返していた。
その後、とあるきっかけを経て優しい心を取り戻した彼は、贖罪のために顔を隠し無償で人を助ける旅に出た。闇医者でありながら優れた医療技術を持つのはこの為。
また法術にも明るく「気」以外の全ての属性を使いこなすことが可能。(得意分野は空間法術と召喚法術。先述の奇妙な技はこれらを用いたもので、それ以外にも移動や診療室の代わりに使う)
医者としての経験か、或いは殺人鬼時代に得た技術かは不明だが、「斬るべき場所が見える」とも口にしており、小説版では診療所にいる患者を守る為に町よりも大きなギアの攻撃をメス捌きでいなしていた。
一見はネタキャラに見えるが、作中トップクラスの技術力・能力を持つ存在と言えよう。
ハイテンションで奇妙な言動はシリアルキラー時代の狂気の名残り。彼は正気と狂気を常に行き来しており、ただふざけているわけではない。
勝利時のセリフは戦闘中のハイテンションな振る舞いとは真逆の、思慮深く落ち着いた物が多い。医者として相手を諭す穏やかでどこか達観したようなその言動こそが、彼の本来の性格なのかもしれない。
患者が死んだのは元老院の陰謀であり、アサシン組織のザトー=ONEが暗殺したというのが真相である。
そのためザトーに対してはファウスト本人でも抑えきれない憎悪を抱いており、ザトーと対戦すると台詞が非常に攻撃的なものに変わる。モーションは普段と変わらないふざけたものなので非常にシュールな光景になるが。
彼に対する勝利時のセリフも「自分の『ファウスト』の部分が死んでしまうから、目の前から消えてくれ」というもので、ザトーへ抱く憎悪は彼を狂気の殺人鬼に戻しかねない程。
名前の由来はドイツのロックバンド『ファウスト』。英語で言うとFist。
「Dr.」と私を呼ばないでください
初代ギルティギアにて登場したDr.ボルドヘッドとは体格、攻撃方法、行動動機、声優など共通する部分が多く見られる。
また、ゲーム本編で明確な表現は無いが、同一人物であることを示唆するような表現がいくつか見受けられる。
家庭用のストーリーモードでは、とある理由によりヴェノムを追い詰めた際のやり取りで「Dr.・・・」と言いかけた際、「その名で私を呼ばないで下さい」と攻撃を加え、ファウストが「Dr.」と呼ばれることをはっきりと嫌悪している様子が窺える。
ちなみにボルドヘッドを慕って彼を探している准看護師のファニーというキャラクターがいる…何故かファウスト=ボルドヘッドであることには気づかなかったが…
『Xrd』では、ベッドマンの一撃必殺技「シアターオブペイン」で過去のトラウマを覗くと、より明確に彼の過去に触れることが出来る。そのシリアスさは全キャラのリアクションでもかなり重い……。
しかし、ギャグ系の過去では「ウイルス性の画期的な育毛剤を開発しなければ」と発言していることから、『XX』におけるメイの発言が原因でハゲ頭にコンプレックスを抱いているのではと思われる……。
ここからがストーリー概要ですよ!
前大会の後、罪を償うという意味で自殺を考えていたが贖罪のために生きることを決意する。
その贖罪の旅の最中で、少女の死が医療ミスではなく何者かによる陰謀であることを知ったファウストは、あらゆる命を救っていく傍ら、その事件の真実を追っていく。
アサシン組織のヴェノムから事件の実行犯がアサシン組織であり、その裏に「終戦管理局」が関係していることを知り、真相究明に死力を尽くす。
また、名医と名高い(闇医者ではあるが)ファウストの治療を受ける事を望むザッパ(異能者)とも出会い、交流をしていく。
設定資料集のカイ=キスクのショートストーリーでは、木陰の君の出産に、カイと懇意の仲である「普通の医師では対応できないような出産状況であっても適切な処置が出来る名医」が立ち会うといった描写があるが、それがファウストであるか明確な発表はされていない。
ある日旧友でもありアサシン組織の創設者でもあるスレイヤーより一通の手紙が届き、それには事件の真相に近づく方法ととある場所が示されていた。
覚悟を決めたファウストは、メスを片手に真相へと向かう。
物語のラストに元老院の生き残りとなったクロノスと出会い元老院は真の黒幕に利用されていただけに過ぎなかったという衝撃の事実を知り、続編『REVELATOR』ではクロノスとともに真相を追う。
ラムレザル=ヴァレンタインらイリュリア連王国の協力者として登場。暴走するディライラを救助するため空間法術を過去最大の規模で使用しその影響でガリガリになってしまう。
今週のYAMABA
一時期殺人鬼に成り下がったとはいえ、名医であり良識も兼ね備えているファウストであるが、前述の戦闘スタイルからくるイメージのせいかpixiv内では変態もといネタキャラとして描かれることが多い。そこも含めて彼の最大の魅力でもあるが、不憫と言えば不憫である。
変に丁寧な口調や、舌が異様に伸びたり、目が光ってたりも変態(紳士)のイメージの要因であるかも知れない。また、技名の気合の入り方(レレレの超突き、視聴者全員サービスぅ、いきなりオイッス! ← チョップ技)なども、ネタキャラ要因になっていると思われる。真面目になったらかっこいいと思うよ、うん。
そして彼をネタキャラたらしめる最大の要因が、覚醒必殺技「刺激的絶命拳」。
エライ大仰な名前だが、要はものすごいカンチョー。食らうと逆ロシアンルーレット式で四つの宝箱が登場して相手が箱を選択、死神のマスコットを引き当てると相手を爆破する。一個だけ天使が隠れており、これが当たるとファウストが爆破され隙だらけになる。
技だけでもネタまみれだが、一番恐ろしいのは全キャラがこの技専用のダメージボイスを持っている点で、一部のキャラは相当際どい。
『Xrd』ではさらにアカン方向に進化した。
……ところが『STRIVE』にて刺激的絶命拳がまさかのリストラに。そして代わりに獲得した技が――
エ キ サ イ テ ィ ン グ 骨 折
もう一度言う。 ――「エキサイティング骨折」である。
技の中身はというと、「相手の足元に四つ葉のクローバーが発生し、ファウストがそれを見つけて相手を突き飛ばして保護する。すると今度は転んだ相手を見て医者の本能に突き動かされるまま、どこからともなく取り出した車椅子を押して相手に突撃し、相手の向う脛にシューッッ」という、別のベクトルで痛い技。そしてやられた方は、相変わらずひどい顔芸をさらす羽目に……。
本作での先生は、どういうわけかやたらと虚ろでサイコパスだった時代に逆戻りしている風なのだが、やっぱり先生は先生でした。いろんな意味で。
因みに、あのように様変わりしたのは、本人曰く「初心に帰り過ぎた」そうで、追加されたアナザーストーリーでもその原因らしき一端が垣間見える。先生無茶し過ぎやで……。
なお医療現場や介護職の経験のあるファンからは「これ、マジで痛いんだよ……」「……あれ、俺がいる?」と、生々しい体験談が寄せられている。
一撃必殺技は診察台に拘束した相手を爆破する「今週のYAMABA」と、『Xrd』以降の「コレが…、私?」がある。「コレが…、私?」では演出がパワーアップしたことからやはりカオスで、手術台に寝かされた相手の目元に整形手術を行い(BGMはベートーベンの第九)、相手が様々な反応をして撃破扱い。表情は3パターンあり、「ゴルゴ13風」「少女漫画風」「ペコちゃん風もしくはマスコット風のつぶらな目」になり、それぞれ異なった反応が返ってくる。
また、紙袋の下がハゲらしいということでメイには悪寒を覚えられ、カイには自身の必殺技を”キテレツな技”(ちなみにこのキテレツな技、前述した精神崩壊の後遺症によるものらしい)と称され、自身(Dr.ボルドヘッド)を探す昔助けた少女には自身(ファウスト姿)の正体に全く気付かれないなど、本編でも結構不憫な扱いを受けているようである。
こんなイロモノな先生だが、実は歴代ギルティギアシリーズの初心者向けキャラ筆頭。
ランダムでアイテムを取り出す「なにがでるかな?」等、博打要素のある技が多い一方、長いリーチと豊富な対空技で堅実に対応でき、戦況を読んで適当に技を振ればとりあえずCPUに負けることはない。
しかし、ただ攻めるとその巨体が仇となってしまい、また中段判定の技も乏しく相手のガードを崩しにくいため、自分から攻めにいくと思わぬ反撃であっさり負けてしまうことが多い。
また根性値(ダメージへのマイナス補正)が全キャラ最低なため、コンボへの耐性が低いのが痛い。ただ、防御力自体はソルくらいにはがんじょうなので、重い一撃で攻めるタイプにはしっかり耐えてくれるので、得手不得手が激しいタイプ。
その気になれば、何が出るかなによる回復で持久戦に持ち込む芸当だって出来てしまうあたりさすがは初心者向け筆頭、伊達ではない。
長年にわたり紙袋&白衣だったが『STRIVE』では手術着に衣装が変更した。今までわからなかった腕などはかなりやせ細ってガリガリの体系である。