封建制度(あるいはそれに類似した制度)をとる国家において諸侯が治める領地のこと。語源は中国古代の周王朝といわれる。
日本の藩
歴史的用語として江戸時代から明治初期において1万石以上の領地を支配する封建領主=大名が治めていた自治領的な区域及びその支配機構を称する。公的名称としては明治初頭の版籍奉還から廃藩置県(琉球藩のみ1879年の「琉球処分」まで)までのごく短期間のみ用いられた。江戸時代においては、「藩」という概念自体がなかったことに注意。当時の大名領は、「○○領」というように通常家名で呼ばれていた。
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主な藩
大阪藩:実在したのは大坂藩。ヘタリアの藩擬人化で登場。