機甲艦隊ダイラガーXV
きこうかんたいだいらがーふぃふてぃーん
概要
1982年3月から1983年3月まで、テレビ東京とテレビ大阪に加えて北海道文化放送やテレビ西日本などのフジテレビ系列局5局、CBCや東北放送や北陸放送や中国放送などのTBS系列局8局、そして日本テレビ系列局である福島中央テレビで放送された。全56回(本篇52話+総集編4話)。
実はテレビ東京史上初めて放送された東映動画制作アニメ作品である。
ロボットを構成する各マシンが15体も合体する事で有名なロボットアニメ。
そのためか、昔から「精神コマンド15人分は強すぎる」としてスパロボに出れるかがよく論議になる。
尤も既に参戦したゴウザウラーのようパイロットが15人以上もいる作品でも調整を入れつつ参戦するようになっているため、本作の参戦もそう遠くないかもしれない。
…そもそも戦艦は昔から艦長+αぐらいしか精神コマンドを使えなかったわで、最強と言われた事もあるナデシコやヤマトは数百人乗っていたのに精神コマンドを使えたのは数人だけである。
もしかしたら問題になっているのは、彼らだけでも大所帯なのに大艦隊の一員で、そこに艦長や司令官といった数々の上司が並ぶことなのかもしれない。
15体合体ばかりに話題の焦点が行きがちだが、物語は『宇宙戦艦ヤマト』を彷彿とさせる宇宙海洋ロマンとなっており、味方のみならず敵であるガルベストン帝国側にも複雑なドラマが錯綜する。とりわけ本作の(立場上)美形悪役的ポジションである敵司令官テレスが前作とは真逆に、徹頭徹尾平和主義者であることを貫いているのがポイント。(ちなみに本作のメインライターはヤマトや同時期の『六神合体ゴッドマーズ』と同じ藤川圭介である)
物語
西暦2200年、地球&ミラ星&サラ星による三惑星連合は、各惑星から選抜された安芸マナブら15人のメンバーと、15体合体ロボ・ダイラガーから編成されるチーム「ラガーガード」を設立、銀河系の居住惑星探索に乗り出した。 しかし探索中、滅亡間近の母星に代わる新天地を探すガルベストン帝国と遭遇。交戦状態に陥る。
ガルベストン司令官テレスは三惑星と平和的解決を図ろうと考えるも、好戦的な帝国上層部と軍のやり方に批判的な市民の板挟みになってしまう。
視聴方法
今のところソフト化はされておらず、書籍も"運が良ければ"では手に入るとは言えない。
やはり現存する我が国の資料は、あのプラモだけだった。
一方、Voltron Vehicle Forceなら個人輸入(ドル決済)という手があるようだ。
日本人にしてみれば低価格帯なので、通販の知識がある人は周囲に教えるように。
動画は東映アニメBBプレミアムにて有料配信されており、2019年に超合金魂が発売、それを記念してバンダイチャンネルを通してユーチューブで同年10月から12月初旬にかけて無料動画配信が行われている。