概要
人は人生で1度ぐらいは恋をする。しかし恋愛が思ったより上手に発展できなかったり、行動や発言を誤って空回りする場合もある。このようなシュチュエーションは誰でも必ず起こるものであろう。だから、1回目が上手くいかなくても次に気をつければいいし、誰かのアドバイスを貰うのもよし、少しずつ距離を詰めるのが大事である。
何故、恋愛下手は起こるのか?
理由は様々である、ざっくり見てみよう。
傾向一覧
恥じらいと羞恥心がある
端的には自分に素直になれないせいである。恋をしてる自覚はあれど、相手(や誰か)に打ち明けられない傾向はよくある話である。しかし、それではいつまでたっても進展できない(最悪の場合、想い人を他の人に奪われてしまう事態もある)のだ。
足踏みしてるだけじゃ進まない、何事も当たって砕けていくべきである。
恋愛の仕方が分からない、間違っている
人によって何が正しいのかは個人差はあるが、知識や事前情報の欠如などが理由で、上手くいかない事態が非常に多い。
例えば、いきなり壁ドンをしてしまったり、服屋のデートで間違えた感想をする等である。あるいは「相手が喜ぶ」と思って尽くすのだが、次第に「相手に尽くす自分に酔い痴れる」等もあり得る。
分からないなら素直に相手の素性を聞く、ラブコメディ作品に触れる等して、ゆっくり時間をかけて恋愛をしよう。
そもそも『恋愛』を知らない
日常漫画ならば良くて箱入り娘などの天然、悪いと毒親の被害者やネグレクトなどで、バトル漫画では修行を主に極端に偏った環境・人間関係の下で生活していた為に、そもそも『恋愛』の概念が抜け落ちているパターン。
取り敢えず、まず世俗に詳しい人と仲良くなり、最低限の知識を蓄えるのから始めよう。
自分に向けられる好意にだけ鈍感
西暦2000年代以降のマンガ・ラノベ作品の主人公によくある傾向。
人並みの恋愛知識・欲求こそあるものの、草食男子や自己の過小評価などが原因で、自分に向けられる好意にだけ極端に鈍感になっている。
『恋愛』に対しネガティヴなイメージに囚われている
主に過去の失恋や両親の離婚などが原因で、極端に恋愛に嫌悪感を持つor消極的になっているタイプ。
アダルトな傾向の強い作品の場合、筆舌し難い過去が原因で、異性そのものを憎悪する、異性恐怖症と患っている等もある。
異性に対する警戒心・嫌悪感が強い
過去の経緯を問わず、とにかく異性に対し距離を取りたがるタイプ。
軽症の場合はおおむね、家族以外の異性と接する機会が少なかったため、重症の場合は上記の“『恋愛』に対しネガティヴなイメージに囚われている”タイプと同様、筆舌し難い実体験が尾を引いている。
また、フィクションでは『異性アレルギー』なんてケースも……(ただし、現実では異性アレルギーはないものの『精子アレルギー』はあり、決して異性アレルギーはギャグだけではないのも留意)
恋愛に対する興味が皆無
そもそも色恋への興味が乏しいタイプ。
ポジティブな場合、勉学や趣味に没頭したいために、そうした欲求が乏しい。
あるいは“世間一般の男女観・恋愛観”に否定的なため、それを避けているタイプもある。
ネガティヴになると、自己の過小評価を盛大に拗らせた結果「自分を異性として見る人物は存在しない」と追い詰め、極力恋愛に関わらないようにするケースもある。
より酷くなると「恋愛そのものを非効率な行為」と嫌悪・唾棄し、最初から関わりを絶とうとする奇人も……。
愛情と友情が曖昧になっている
いわゆる『幼馴染みとの恋愛』が軸に置かれたストーリーで見られるタイプ。
長く共にいるからこそ互いに大切に想っているが、近過ぎる故に『血の繋らない他人』ではなく『義理の兄妹・姉弟』の感覚になり、互いにそれ以上進めなくなっている。
また、どちらかその感情を秘めていても「下手に告白して今の関係が壊れたら……」と危惧し、行動に移せない状況も……。
ただし、このタイプは『相手に何らかの変化(=事故に遭う、知り合いの異性に告白される)』によって、相手への想いに気付く流れが王道となっている。
重要な局面で身を引いてしまう
日常系作品で割りと見る傾向で、いわゆる『普段は異性から全くモテない人が、本当に異性から好かれた場合「自分は相手に相応しくない」として身を引く』タイプ。
誠心誠意を込めての熟慮であるが、明らかに両思いかつ玉の輿に乗れる状況であっても身を引く場合もあり、そうなると傍目からは奇妙な人にも見え兼ねない。
論外
恋に恋する
自分が思い描く『理想のラブストーリー』に引っ張られ過ぎたタイプ。
こちらは“恋愛の仕方が分からない、間違っている”タイプとは逆に、予備知識が豊富過ぎる故に『(自分にとっての)理想のラブストーリー』だけを求めた結果、理想と現実とで解離が起きて破綻してしまう傾向が強い。
また、仲睦まじい両親から産まれた子供の場合、両親の遣り取りなどから「両親が幸せなのは結婚しているから=結婚さえすれば幸せになれる」とする極論に至り易く、場合によっては相手以外の人物とも軋轢を生む事態も……。
自身の性格や言動に問題がある。
恋愛をする前にここで詰む場合がある。
例えば、自己中だったりナルシスト、人より性的欲求が強いなどの難アリな性格や、1人で勝手に行動したりお節介が過ぎる等の言動で、折角の雰囲気台無しにしてしまう場合がある。先ずは相手の気持ちになって動いてから行動に移そう。
他にもあれば追記お願いします。
恋愛下手に該当するキャラ
- 上杉風太郎(五等分の花嫁)※1
- 坂井悠二/シャナ(灼眼のシャナ)
- スー・グラフトン(みつめてナイト)
- 砕蜂(BLEACH)※2
- ダーゴン(ウルトラマントリガー)
- 田中一(クッキングパパ)
- 平賀才人/ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール(ゼロの使い魔)
他に該当するキャラがいれば追記お願いします。
※1:恋愛以前に人付き合いすら軽視・唾棄している発言があり、コミュ障の傾向もある。
※2:本人は相手に対し敬意を持って接しているのだが、傍目から見れば恋愛下手そのものな言動を晒している。
関連タグ
釘宮理恵、日野聡:釘宮女史は上記のシャナやルイズを、日野氏も上記の悠二や才人をと、恋愛下手キャラを演じる傾向の強い声優。