クラリオ・オーヴァン
くらりおおーゔぁん
CV:安元洋貴
プロフィール
「カタルーニャの巨神」。
概要
イナズマイレブン2期パラレルワールド「アレスの天秤」に繋がるストーリー「イナズマイレブンReloaded」より登場したスペイン少年リーグの優勝チーム「バルセロナ・オーブ」のキャプテン。ポジションはMF、背番号10。
出生日は9月11日(イレブンライセンスカードより)。
世界の最強選手のひとりとも名高いキャプテン。
どんな相手に対しても決して侮らない王者の貫禄で、個性的な実力者が集まるチームもまとめあげる。
雷門中との親善試合で一之瀬・土門・風丸のザ・フェニックスをインターセプト、通常のシュートで大量得点を決めるなど高い身体能力を持つ。円堂のマジン・ザ・ハンドもボールを回転させることで竜巻をコーティングし、キャッチしたタイミングで軌道を変えて破った。試合終盤、諦めずに戦い抜く雷門イレブンに、世界の実力を見せつける形で必殺シュート技「ダイヤモンドレイ」を決める。
1年後のアレスの天秤の続編「イナズマイレブンオリオンの刻印」ではFFIスペイン代表「無敵のジャイアント」のキャプテンとして登場。チームメイトのベルガモと共に再来日し、日本代表ベースキャンプの河口湖スポーツセンターでイナズマジャパンと手合わせる(ユニフォームはバルセロナ・オーブのものを使用)。18人相手でも余裕を見せ、GK3人ハンデでもダイヤモンドレイの威力は変わらず、円堂の新必殺技「風神雷神」をも破った。
しかし、前日の夜に偶然見かけた豪炎寺の新必殺技「ラストリゾート」の練習風景から日本のレベルが迫りつつあると感じ、滞在予定を短縮して迎え撃つ特訓に励むと語り、キャンプから去った。
アジア予選後、世界サッカー協会主催の壮行会にチームメイトと共に出席しイナズマジャパンと再会。彼含むスペイン代表もオリオン財団の計画に抵抗の姿勢を示しており、本戦でイナズマジャパンとの対戦には真剣勝負で挑むと伝えた。
本戦第1試合ではダイヤモンドレイで先制点を決め、円堂の新必殺技「ダイヤモンドハンド」もカーブ型「"曲がる"ダイヤモンドレイ」に変えたことでいとも簡単に破ったが、円堂が西蔭の「キャスティングアーム」をヒントにした「ダイヤモンドアーム」で止められ、直後の新技「ダイヤモンドエッジ」も円堂の「ダイヤモンドパンチ」で弾かれてしまう。
そして稲森明日人のドリブルの強さを活かした個人技で自分たちの得意とするフィジカルを破ったことに関心し高笑いする。同点に終わったがサッカーへの楽しさを改めて知り、日本のサッカーが成長したと評価した。
しかし第2試合「パーフェクトスパーク」には為す術もないまま惨敗し、第3試合「スターユニコーン」ではなんとか勝利を収める(小説3巻によるとクラリオが逆転の1点を決めた模様)も得失点差で3位となりリーグ敗退。
試合後は空を見上げながらイナズマジャパンに後を託したと呟き、思いを馳せた。
決勝戦はチームメイトと共にイナズマジャパンとパーフェクトスパークの試合を観戦していたが、イリーナの妨害で投入されたシャドウ・オブ・オリオンに対抗するべく戦いの参加の意志を見せ、趙金雲の世界選抜チーム「チョウキンウンズ」の一員に選ばれる。
前半は早々にダイヤモンドエッジを撃つが、相手キーパーのカウンターシュートで蹴り返されてしまい、想像以上の格上の相手に苦戦。後半は灰崎と交代して一時ベンチに下がる。
再交代後は灰崎と一之瀬との新シュート技で初得点を決めた。
特徴
大柄のマッチョ体型で、丸い輪郭とソフトモヒカンの茶髪が特徴。目の周りの彫りが深いためか黒く見える。一人称は「私」。
格下の相手でも尊重する偉丈夫な人物で、試合後の雷門イレブンに評価すべき点を伝えるなどフォローを入れている。
やぶのてんやの漫画版では円堂の秘めた底力、雷門イレブンに進化の兆しが見えるといった洞察力にも長けている。
親善試合後は日本のサッカーに好意を抱き、イナズマジャパンとの手合わせでもレベルが少し上っていることに感心している素振りを見せた。
試合でチームメイトが怪我を治すためにオリオンの使徒となっていた際には、試合にいち早く復帰したかった彼の想いを理解しつつ、ケジメを付けるためにダイヤモンドレイで制裁し退場させ、すぐさまイナズマジャパンに謝罪する対応をとった。
吹雪士郎が足の負傷と引き換えにアツヤとの必殺シュート技「氷結のグングニル」で1点を決められた際に捨て身の作戦には好意的でないと考えている。
見た目からしての大食漢であり、壮行会でのパーティーでは円堂がよそってきたビュッフェを一瞬でペロリと平らげ、開催地カザニでの夕食では円堂(とついでに巻き込まれた西蔭)と大食い対決を繰り広げた。
シャドウ・オブ・オリオン戦では豪炎寺や鬼道から心配をかけられたり、大谷つくしに冷却ジェルシートを額に貼ってもらうという愛嬌(?)ある一面も。