モンジャラ
もんじゃら
基礎データ
概要
初代から登場しているポケモン。
名前の由来は恐らくモジャモジャ+毛むくじゃらと思われるが、ナンジャモンジャが由来ではないかという説もある。
名前の通りもじゃもじゃしたメドーサボールのような姿に、赤い長靴のような足がチャームポイント。
もじゃもじゃの正体は青いツル草の集合体であり、それを使って敵に絡みついたり、ゆらゆら動かして相手の集中力を乱したり、トカゲの尻尾切りのように切って逃走出来たりとかなり万能だったりする。勿論ツル草は永久に生え続ける。
全身を覆うツル草にはさらに細かな毛が生えており、いつも絶えず動き続けているので触ったり絡みつかれるととてもくすぐったい。図鑑説明でも相手の神経をかき乱すと書かれている(モンジャラはくすぐるを覚えられる)。
またツル草は清涼感のある独特な香りがするので、ガラル地方など一部地域ではハーブとして用いられているらしい。
ツル草が無くなった時のモンジャラの姿は長年の謎で、現在もその姿は謎に包まれている(ポケモン類の4コマ漫画でもよくその事でネタになる事が多い)。ただ少なくとも「しびれごな」等を分泌できる器官はある模様。
蔓を刈り取って正体を見ようとした研究員もいたようだが、モンジャラによる強行な抵抗によって失敗に終わっている。
ポケモンレンジャーシリーズではクイにツルを引っ掛けてプレイヤーを向こう岸に運ぶなどの活躍を見せている結構重要な立ち位置のポケモン。
ゲームでの特徴
初代では唯一のくさ単タイプのポケモンだった。カントー地方では生息域が限られており、野生の個体はそこそこ珍しい。
第2世代では何種類か存在した、戦闘中に「逃げ出す」ポケモンの一種。スピードボールで捕まえやすくなるたった3匹のうちの1匹でもある(他はコイルとベトベター)。
第4世代から、「げんしのちから」を覚えさせてレベルアップさせる事でモジャンボに進化できるようになった。
モジャンボに進化させるのも良いが、しんかのきせきを持たせる事で、ぼうぎょが182という驚異的な数値を叩き出す。ギガドレインややどりぎのタネといった回復技も覚えるため、下手すると高いぼうぎょで技を耐えつつ、ひたすら回復し続ける一筋縄ではいかないポケモンになる。