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当記事は「ミェンミェン」から分離・独立させています。

記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。

概要

2020年3月26日の『Nintendo Direct』で、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』の有料追加コンテンツ第6弾、すなわち「ファイターパス Vol.2」の最初を飾るファイターとして、ARMSファイターが参戦することが告知。

そして6月22日の紹介映像で、そのファイターがミェンミェンであることが発表された。配信日は6月30日。

ファイター番号は76、通り名は闘うラーメン少女

彼女が選ばれた理由は、原作『ARMS』の矢吹プロデューサーからの直々の推薦である

製作側の見解としては「ARMSファイターはみんなが主役」とのこと。桜井政博も「ミェンミェンかニンジャラかな…」と思っていたそうな。

紹介映像

COVID-19の影響により、この回から桜井の自宅、あるいは広いスペースを使っての収録となっている。

特徴

ワザの構成がかなり特殊で、他のファイターでいう通常必殺ワザと横必殺ワザを持っていない

代わりに攻撃ボタンで左ウデを、必殺ワザボタンで右ウデを伸ばして同じワザで攻撃するという、他のファイターにはない固有の特徴を持つ。

横強攻撃・前空中攻撃・後空中攻撃が同じワザで統一されており、ロックバスターのように、攻撃しながら歩いたりジャンプすることができる。また、弱攻撃の操作でボタンを長押しした時も横強攻撃になる。

空中で横スマッシュ攻撃を使ったり、連続・同時入力で左右両方で立て続けに伸ばしたりすることもできる。「強攻撃→スマッシュ攻撃」やその逆も可能だが、スマッシュ攻撃を挟むと移動ができなくなるので注意。

このウデがのびーるワザはシモン / リヒターすら嘲笑うほど、圧倒的なリーチの長さを誇る。

上スマッシュ攻撃の「サマーソルトキック」は対空に使える他、飛び道具を反射する機能を持つ(原作の「相手のパンチをはじき返す性能」の再現。ちなみに原作では直接攻撃はできない)。

右アームは下必殺ワザ「アームチェンジ」を使うことで、

  • スピードが速く、比較的広範囲に攻撃できるホットリング
  • 遅くてリーチもやや短いが、威力は大きいメガボルト
  • 中間の威力で、射程の長さに優れたドラゴン

の3つを順番に切り替えられる(初期状態はホットリング)。左アームはドラゴンで固定。

ドラゴンはスマッシュ攻撃でボタンを押し続けると伸ばした先でレーザーを発射する。このレーザーは相手との位置関係に応じて、一定の範囲内で角度が変化する。

また、相手をつかんで投げると一時的に左アームが強化される(右アームは強化されない)。

唯一普通の必殺ワザと言えるのが上必殺ワザだが、地上と空中で全く異なるワザを使う。

地上の場合はアームで大ジャンプする「アームジャンプ」。攻撃判定は無く、相手との距離を開けるのが主な用途。

空中の場合は上にアームを飛ばして攻撃する「アームフック」となり、ワイヤー復帰が可能。

反則級のリーチと引き換えに、全体的にワザのスキが大きい上に、攻撃判定が先端のアーム部分にしかないため避けられやすく、接近戦や空中戦には弱い。

ボタンの短入力で出せる弱攻撃をはじめとした接近戦用の蹴りワザもあるが、こちらも外した時のスキがかなり大きい。あくまでも距離を開けて戦うことに専念しよう。

逆にミェンミェンを相手にする場合、「相手の攻撃を読み、間合いを詰めて接近戦に持ち込み、復帰阻止も狙っていく」という、一定のプレイヤースキルを備えた上での立ち回りが必要となる(もちろん対ミェンミェンに限った話ではないが)。

対策不足や操作精度がままならない場合、相手の安全圏から反射の効かない射程攻撃を一方的に打たれ続け、近づく間もなく負けてしまう事も多い。

「ライト層泣かせ」と呼ばれる(それ故か珍しくアップデートでの弱体化が目立つ)所以であるが、現在では有名プレイヤーのミェンミェン対策動画も多数投稿されている。対ミェンミェンで煮詰まった際は積極的に活用していこう。

最後の切りふだは「ARMSラッシュ」。

ARMSファイターのスプリングマンリボンガールニンジャラ、マスターマミー、メカニッカツインテーラが協力してラッシュ攻撃を行い、最後はミェンミェンのドラゴンでフィニッシュ。

原作の「必殺ラッシュ」をベースに、切りふだ向けの特別な演出に仕上げている。

なお、カービィがミェンミェンをコピーした場合は、「ドラゴン」のアームを真横にのばす。

ミェンミェンのようにアームを曲げたり連続で攻撃したりすることはできないが、ボタン長押しのレーザーは発射可能。

その他

ステージ「スプリングスタジアム」

ステージの両端と浮いてる足場にジャンプ台がある。この上でジャンプすると遥か高く跳び上がり、その勢いで攻撃できる。

また、ステージの上の梁に相手をぶつけると下に叩き落とせる。

アイテムをONにしていると「アイテムヘリ」が運んでくることがある。「ヨッシーストーリー」のプロペラヘイホーと同様、ヘリに攻撃することでアイテムを取れるようになる。

楽曲

『ARMS』のすべてのステージ曲を網羅した18曲を収録。

そのうち新規アレンジは「ARMSグランプリ公式テーマ」と、ミェンミェンのステージ「ラーメンボウル」の2曲。

どちらも朝日温子によるセルフアレンジとなっている。

ファンファーレは「ARMSグランプリ公式テーマ」のアレンジで、「リボンリング」のボーカルも混ざっている。

カラーバリエーション

2P~4Pカラーは、出典の『ARMS』と同じ配色。

また、5Pカラーはスプリングマンやニンジャラのカラーバリエーション、6Pカラーは前述の「ドラゴン」、7Pカラーはツインテーラのカラーバリエーション、8Pカラーは原作に登場するアームの「フェニックス」に似ている。

勝ちあがり乱闘「ウデ自慢たち 全員集合!」

ROUND元ネタ
1Mii 格闘タイプ×2スプリングマン、リボンガール
2リトル・マックスプリングトロン
3サムスロックマンドクターコイル、DNAマン
4ドンキーコング(ジャイアント)マスターマミー
5ロボット×6(軍団戦、3体ずつ)100人組手
6ミェンミェン同キャラ対戦
BOSSガレオムヘッドロック

ARMSファイターなどを意識した選出で、強烈なパンチを持つファイターが多い。

スピリッツ

ミェンミェン、および後に配信されたホムラ/ヒカリは、『スマブラSP』発売時点で既にスピリットとして登場しているため、ファイタースピリットを「○○(ファイター)」という表記で区別している。

「ミェンミェン(ファイター)」のアートワークは、「スゴウデトーナメント in ニコニコ超会議 2017」で使われたものが採用されている(原作ゲーム内でも確認できる)。

前作『for』でも、「フィギュア」として登場していたミュウツーリュカが、追加ファイターとして参戦した例があったが、この時点では表記の区別はされていなかった。

新規スピリットは6種類。特典のスピリッツボードでは既存のものを含め、全部で11種類(初期ファイター+マックスブラス)のスピリットを入手できるが、従来の「ミェンミェン」だけはファイターとの兼ね合いで入手することができない。

既存のリボンガールとニンジャラにもお題が追加されている。

全員参戦イラスト

追加ファイターが密集している場所に登場。

左ウデをのばしており、ポケモントレーナーリザードンと息が合っているようにも見える。

余談

格ゲーなどに一人は居がちな中華系キャラクターではあるが、実はスマブラにおいては初。

ミェンミェンの参戦ムービーのためだけに、この人の声が新録された。詳細はリンク先にて。

カズヤの参戦ムービーでは、カズヤがミェンミェンをガケから落とした時に、右ウデのホットリングが足に引っ掛かるという珍妙な光景が見られる。

関連タグ

スマブラ 大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL ミェンミェン

ラーメン大好き小泉さん;恐らく参戦ムービーのタイトルの元ネタ。

ホムラ/ヒカリ:ミェンミェンと同様、先にスピリットとして登場していた追加ファイター

75.ベレト/ベレス76.ミェンミェン→ 77.スティーブ/アレックス

編集者:ありえん
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