概要
『ソードアート・オンライン』プログレッシブ編第4巻のエピソード。
「スケルツォ」とはイタリア語で、「軽やかでユーモアの気分がある、テンポの速い器楽曲」のことを指す。
2022年から2023年へと移り変わる間際、陰謀を阻止すべく少数精鋭での第5層ボス攻略に挑むキリトたちの活躍を描く。
漫画版の作画はぷよちゃ。
劇場版アニメ
アニメ版『星なき夜のアリア』でのミトの追加と第2~4層をジャンプした都合上、多くの変更が加えられている。
一方でこの人の出番が増えていたことが一部で話題を呼んだ。
作画もアニメ第1期、及びそれに寄せていた前作までとは大きく変更されている。
個々の変更点については後述。
2022年9月10日公開を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の再拡大による制作遅延のため公開延期となり、その後10月22日公開に変更された。
スタッフ
原作 | 川原礫(「電撃文庫」刊) |
---|---|
原作イラスト・キャラクターデザイン原案 | abec |
監督 | 河野亜矢子 |
キャラクターデザイン | 戸谷賢都 |
アクションディレクター | 甲斐泰之 |
音楽 | 梶浦由記 |
制作 | A-1 Pictures |
主題歌 | 藍井エイル『心臓』 |
劇場版での大きな変更点
- エルフ戦争クエストについて言及されず、専用マップが登場するのみ。このためエルフのNPCキズメル、ヨフィリス子爵が登場しない。
- さしあたり第4層ボス戦の内容が変更。キリアスコンビが最初から参加し、ボスの特殊能力も事前に対策されていた。
- ただし、『スケルツォ』はストーリー上メインでないため原作でもエルフの出番はほぼ無く、地の文で12月31日の時点で既に第5層分はクリア済みであると語られている。
- 第5層ボス攻略に参加したメンバーが変更。
- 結果、固有ドロップアイテムを巡る騒動が一部削られ、アスナとミトの描写に置き換えられている。
- 後の時系列や他媒体からのカメオ出演多数。
- 第4層突破後の打ち上げで主人公とコハル(アプリゲーム『SAOIF』初出)
- 年越しのカウントダウンイベントにてゴドフリー(血盟騎士団)、ユナ(オーディナル・スケール)
- 同じくフィリア(コンシューマーゲーム『ホロウ・フラグメント』初出)、サーニャ(『SAOIF』初出)
登場キャラクター
CVは劇場版に出演したキャラクターのみの記載とする。
※1は劇場版のみの登場、※2は原作&漫画版と劇場版双方に登場するが役割が大きく異なる。※3は原作&漫画版のみの登場。
カメオ出演は割愛。
- キリト(Kirito)(CV:松岡禎丞)
- アスナ(Asuna)(CV:戸松遥)
- アルゴ(Argo)(CV:井澤詩織)
- リーテン(Liten)(CV:本渡楓)
- シヴァタ(Shivata)(CV:永野由祐)
- ネズハ ※3
- キズメル ※3
関連タグ
オーディナル・スケール...劇場版第1作
星なき夜のアリア...第1層・劇場版第2作