概要
ギルド名:血盟騎士団
正式名称:Knights of the Blood(KoB)
浮遊城アインクラッド第100層到達を目的とした攻略組のギルドで構成人数は30人(50人はweb版SAO)ほどの少数精鋭。
女性プレイヤーの団員も少数だが居る。
第39層の頃にはギルド本部が25層《ギルトシュタイン》から39層《ノルフレト》に移設され、一軍であるA隊、B隊に続くC隊が新設されている。
ギルドの印は白地に赤の十字、又は赤字に白の十字などがある。
元ネタ、オマージュ元は歴史上存在した十字軍、FSSのミラージュ騎士団だと思われる。
(※川原礫氏はabec氏からFSSのミラージュ騎士団なのか?と指摘されている。これについて川原氏も「なるほど」と自覚したとか。)
ギルド構成員
団長
副団長
幹部
ダイゼン
ギルドの経理係で関西訛りの恰幅のいい中年男性。
前線の攻略に出ることはあまりないが物資管理を一手に引き受けており、アスナにはさんづけでよばれている。
根っからの商売人で「キリト対ヒースクリフ」のデュエルを「見世物」にした。この他マテリアル・エディションでは色々と手広くやっている。
なおアニメ版では観戦チケットを売る「恰幅のいい中年男性」が確認できるが声優クレジットはない。
ゴドフリー(CV:江原正士)
75層時点でのフォワード隊指揮官。斧使い。
原作では「ビーター」のキリトをあまり良く思っていないが、アニメ版ではキリトにも始めからフランクに接する。
第40層以前から所属する古参で、40層当時は両手剣使いだった。
ウザーラ
一軍C隊の初代リーダー。剣槍使い。
その他4名(名無し)
主要キャラクター
その他メンバー(Web版・小説・アニメ・劇場版)
サンザ
「ホープフル・チャント」に登場。
40層でノーチラスと同時に一軍に昇格した大柄な槍使い。
クロススピアに強いこだわりがあり、アスナの助言(全金属製のランス系かハルバード系への持ち替え)も聞き入れないレベル。
クロススピアは柄が木製で耐久面に欠ける欠点があるのだが、劇中ではノーチラスがフルダイブ不適合の発作を起こした結果、モンスターに武器を破壊され窮地に陥ってしまう。通りかかったキリトに救われ事なきを得るが、ノーチラスに食って掛かることに。
セグロ
「ホープフル・チャント」に登場。盾持ちのタンク。
ムルダール
「ホープフル・チャント」に登場。同じく盾持ちのタンク。
フルツ
「ホープフル・チャント」に登場。メイス使い。
コンシューマ版のメンバー
インフィニティ・モーメント、ホロウ・リアリゼーション、Re:ホロウ・リアリゼーションが該当作品。
アスナ、キリトと同じ共に第75層以上で攻略を進める団員たち。
全員がキリトのパーティーのメンバーとして誘える。
- マックス
- アーロン
- シュナイダー
- オズワルド
- エルネスト
- テオドール
- ボブ
- オグリ
- リョウマ
IFでのメンバー
インテグラル・ファクターの時間軸での団員たち。
第12層でヒースクリフが登場する。
来歴
ここではそれぞれの作品ごとの血盟騎士団の歩みを解説する。
Web・小説・アニメ版
2023年3月、第25層の時点で既にギルドが存在していたことが分かっている。
その後、ギルドハウスを持つようになり、最初は第25層の主街区ギルトシュタインに血盟騎士団の本部を置いた。
次に第39層の主街区ルフレトの小さな家屋を本部に、後に第55層の主街区グランザムにある鋼鉄の尖塔に新たに本部を移し替えている。
2024年3月6日には第56層の主街区パニにてフィールドボスモンスター、ジオクロウラーの攻略会議で副団長アスナによりNPCを囮、犠牲にする作戦が立案されている。
これは主街区にボスを誘い込み、ボスモンスターがNPC達を襲っている隙に攻撃するというものである。
キリトはアスナの考えたこの作戦に大反対だった。
(※アニメ第5話圏内事件・前編の冒頭のシーン)
2024年8月にはラフィン・コフィン討伐軍にアスナや団員たちも参加し、ギルドを壊滅させるに至った。
(※原作小説、SAOアニメ2期GGO編回想シーン、SAOアニメ3期アリシゼーション編回想シーン等)
第75層で迷宮区のフロアボス、ザ・スカル・リーパー攻略戦にヒースクリフ、他血盟騎士団幹部4名が参加。
その攻略戦の後ヒースクリフが正体を明かした際にキリトとの決闘となりその後、ゲームクリアとなったためSAOの全データ消去と共にギルドは消滅した。
エンドワールドでの来歴
SAOの初期構想にあった「第95層でのヒースクリフ魔王化」「圏内の消滅」が初めてシナリオに組み込まれたルート。
第75層戦後にヒースクリフの正体を怪しむ展開が起こらず、アルベリヒのような外からの邪魔も一切入らなかったヒースクリフにとって最も望んでいたシナリオ展開である。
ヒースクリフが正体を明かして以降はギルドは副団長のアスナが率い、アスナに協力する為キリトも同様に血盟騎士団に戻るパターン。
ただキリトは赤と白のカラーリングの制服を再び着ることはなかったようだ。
主に黒い衣装の装備姿だったが、実力を知っている他の血盟騎士団員からその事で苦言を言われることもまったく無かった。
ヒースクリフは予定通り95層で正体を明かしてGM権限で離脱し、アスナや血盟騎士団員、攻略組メンバーに深い絶望を刻むことになった。
この代償は大きく、直後の第96層フロアボス攻略戦では血盟騎士団員を含む攻略組メンバーが集まらず、参加してきたのはフロアボス攻略戦未経験、レイド未経験者がほとんどという事態にまで陥っている。
その他にも浮遊城アインクラッド内の圏内が完全に消滅。街中だろうと宿の中であろうとプレイヤーは普通に攻撃でダメージを受け、HPが0になれば死亡する。更には街中にモンスターが侵入するようになり、安全な場所は一切無くなった。これによりプレイヤー達はより過酷な環境に置かれることになった。
特に第1層はじまりの街では町の中央にある黒鉄宮ダンジョンからモンスターが現れるため、 低レベルプレイヤーや戦えない子供を守るため血盟騎士団や攻略組が中心となって主街区内で黒鉄宮に対し防衛戦を行うという事態に陥っている。
更に第99層に到達した際には全階層の主街区に大規模のモンスターが一斉に侵攻する事件が発生。前線攻略をアスナとキリト、及び主人公(EW)に任せてアインクラッドの全階層で侵入してくるモンスターに対して主街区防衛戦が行われ、血盟騎士団員たちは他のキリトパーティや攻略組と共に中層の防衛を担当を主に担当した。
この事件以降、血盟騎士団員や攻略組メンバー、その他ギルド、プレイヤー達は交代制で実力に応じた階層の主街区防衛を行うという更なる負担を強いられることになる。
更には防衛に失敗し放棄された主街区は、ラフィン・コフィンなどの犯罪者プレイヤー達の拠点にされる恐れから後日改めて攻略組の総力を挙げて奪還作戦を行うことを強いられた。
これらの様々な負担増大によりこれ以上の攻略遅延はできないと判断され、キリトパーティ・EW主人公パーティの少数精鋭による第100層紅玉宮のフロアボス攻略戦が決行。
血盟騎士団は他の攻略組と共にモンスターによる全階層同時侵攻に備えた主街区防衛任務にまわった。
最終的にキリトと主人公(EW)がリリエラと魔王化したヒースクリフに勝利、ゲームクリアとなったことで、SAOの全データ消去と共にギルドは消滅した。
その他のゲーム版
ホロウ・フラグメントの世界線
上記作品に加えインフィニティ・モーメント、Re:ホロウ・フラグメントも含む。
こちらでもヒースクリフ離脱以降はアスナがギルドを率いる。第75層から下層へ戻れなくなったことで第75層以上のアスナの分隊と第50層の血盟騎士団本部とはほぼメールでのやり取りとなった。
その為、ギルドの運営や新たに志願してくる攻略組メンバーへの対応など血盟騎士団を率いる身としてアスナは多忙を極めた事がゲーム内で語られている。
その後、第100層紅玉宮までギルドは攻略に参加し続け、キリト達がヒースクリフに勝利し、ゲームクリアとなったためSAOの全データ消去と共にギルドは消滅した。
キリトは成り行き上離脱の機会を逸したために原作からそのままKoBに籍を置き続けている。メインメニュー画面を見ると赤字に白い十字が描かれており、ちゃんと血盟騎士団員としてギルドに所属している事が分かる。また、IM以外はゲーム上で赤と白のカラーリングのコートが用意されている…というか性能の問題からそれを着用して戦わせたプレイヤーは多かったかもしれない。
本作では第12層からヒースクリフが登場する。
ALOのノームのプレイヤー、アリアンロッドが創設した新生血盟騎士団が登場する。彼女からは後に作られた新生血盟騎士団に対し、こちらを旧血盟騎士団と呼んでいる。
詳しくはリンク先で解説する。
余談
web版では75層での決戦時、キリトはちゃんと赤と白のコートを着用してボス戦に参加している。
関連タグ
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