概要
CV:遊佐浩二
クラディールとは、『ソードアート・オンライン』のキャラクター。
血盟騎士団のメンバーで、アスナの護衛役を務める…のだが、任務外のプライベート時まで護衛という名目で自宅付近までアスナを付け回すなど明らかにストーカー同然の行動を取っていた。
それに絶えかねたアスナが成り行きでキリトに助けを求めた際、自分から突っかかった勝負でキリトになすすべもなく敗れ、アスナの護衛も降ろされてしまう。
その後に「この際だから過去の遺恨は水に流したほうが良い」というゴドフリーの計らいでキリトと再会した際には不気味な程に低姿勢になってキリトに謝るなど改心したかに見えた。そしてキリトの実力を見たいと言ったゴドフリーの主導での訓練中、実はラフィン・コフィンに入った裏切り者であることが判明、不意打ちで自らが仕込んだ麻痺毒入りの水をキリトとゴドフリーが飲んで身動きが取れなくなったのを見た途端、高笑いしながら本性を表す。そして倒れ伏したゴドフリーを滅多刺しにしながら
「いいかーっ?俺のパーティーはぁー、荒野で犯罪者プレイヤーの大群に襲われぇー、奮戦虚しく2人が死亡ー、俺1人になったものの、見事に犯罪者を撃退して生還しましたー!」
と自らの策略を明かしながら特に恨みはなかったはずのゴドフリーまでも殺し、キリトを手にかけようとした時に間一髪アスナに阻まれ、止めをさされた。
原作版とアニメ版ではやられ方が異なる。
アニメ版で本性を表すシーンは顔芸や遊佐氏のはっちゃけた怪演もありキバオウほどではないがインパクトを残した他、こちらでは命乞いをした際にトドメを刺すのを躊躇ったアスナの隙をついて「甘えぇーんだよ副団長様ぁっ!!」と言いながら彼女を騙し討ちしようとした所をキリトに阻まれた末に彼から渾身の一撃を腹部に受けて死亡する。
死に際には「この、人殺し野郎が…!」とキリトを罵倒した。
ちなみにラフィン・コフィンの一員になったのは最近のことだったらしく、麻痺毒の知識もそこで教わったらしい。
役割としてはやられ役・小悪党に過ぎないが、この出来事をきっかけにキリトとアスナがくっ付いたのを考えると結果的にはこの役割も担ったとも言える。…クラディールとしては超不本意であろうが。
アニメ版1期1クール目のOPでは1カットだけ登場しているが、絵面だけなら騎士らしくカッコ良さげなポーズを決めた感じだったためいざ本編で登場した後のギャップに度肝を抜かれた視聴者もいるとか。
関連タグ
坂田金時(Fate):中の人繋がりのキャラクター。あちらもアスナと中の人が同じキャラクターを上司に持っているが、あちらは破天荒ではあるが正義感に溢れた熱い性格でありクラディールとは真逆の人物となっている……寧ろ狂気的な面で言えばあちらの上司の方ではあるのだが…。