概要
『ウマ娘プリティーダービー』のキャラクター、シンボリルドルフやシンボリクリスエスなどシンボリ冠名がついたウマ娘の一族。
モデルは実在する競走馬生産牧場「シンボリ牧場」だと思われる。
メジロ家、サトノ家、そして華麗なる一族に次ぐ第4の名家だが、ウマ娘の作中ではこの存在についてまだ明確な発表はされていないが、二次創作ではメジロ家と並ぶウマ娘の名家として強い影響力と資金力を持っている設定の事が多い。
「シンボリ家」というワード自体は、Rクリスエスの説明文やSSRクリスエスのサポートカードイベントにてクリスエスが発した「シンボリ家には恩がある」という発言があるため、今後クリスエスやシリウスらの育成で何か新事実が分かるのかもしれない。
登場した一族
上記の通りクリスエスやシリウスの育成でシンボリ家の存在について明かされる可能性は非常に高く、現在一族と数えられている者が今後の発表で居なくなるというのも十分あり得る為注意してほしい。
トレセン学園の生徒会長を務める、通称”皇帝”。生まれた頃からウマ娘としての英才教育を受け、「誰もを導く頂点となり、皆を導くウマ娘で有りたい」という強い決意と共に走る。難解な四字熟語を会話で多用し、レースの実力や政治力ともに完全無欠でテイオーやツヨシから憧れられている。しかし、場の空気を読まず分かりにくいダジャレを言ったり、「たまーに子供っぽく」なったりと少し残念な部分が見られる。
粗野で口も悪く、アウトローな雰囲気は纏っているが面倒見は良くカリスマ性を持っており、道から外れてしまったウマ娘たちを纏め上げている。ルドルフとは幼馴染みであり古くからの付き合いがあるが、劇中で「水と油」と称されるほど険悪な仲。しかし、シリウスはルドルフ自体を嫌悪しているというわけではなく、幼馴染の彼女が自ら望んで型に嵌まっていることが気に入らないようである。
感情の起伏があまり無く、クリスエスがメインに据えられているうまゆるでもほぼ喋っていない。海外からの留学生で常に「――」をつけて訥々と話す。また、無意識に出している威圧感で周りからは常に怯えられているが、本人はそれに気づいていないどころか、彼女が主人公を務めたうまゆる第2話では「みんな…優しいな……」と笑顔を見せた。
上記の通りシンボリ家に恩があるようで、そのことからシンボリ家とは本家本元の関係ではないように見える。
関係者?
抜群のセンスと才能を持ち、自由奔放で生意気な子供っぽい性格。アニメSeason2では主人公を務めた。ルドルフに憧れレースを志しており、夢は『無敗の三冠ウマ娘』。ルドルフのことはカイチョーと呼び仲良くしている。また、史実で親子関係にあったことからか、その容姿はルドルフと似通ったものとなっている。ただし、アニメ版では両者が出会ったのは第1話であることからも分かる通りこちらの世界のテイオーとツヨシは厳密にはルドルフ(及びシンボリ家)とは関わりがなかった。
ゲーム版でもテイオーがルドルフと関わりを持つようになったのはトレセン学園に入学した後なことがルドルフのストーリーでも示唆されており、少なくとも直系の家族ではない(一応テイオー本人は良家の娘らしいが)。
元気でポジティブな性格に対し体はかなりひ弱。走りに限らず高いポテンシャルを持つが、いかんせん何事にも全力で挑んでしまいすぐに倒れてしまう。うまゆるの第4話では実質的な主人公を務めた。彼女もルドルフとは史実で親子関係にあったため、テイオーと同じように容姿(流星)がルドルフを意識したものとなっている。ルドルフに憧れており、夢である『三冠ウマ娘』を目指して日々邁進中。
史実
モデル馬の血縁・血統関係
・クリスエスはシンボリ牧場名義だが外国産馬。
シンボリ牧場
千葉県成田市に本社・本場を置く競走馬の生産牧場。冠名はシンボリだが、かつて牝馬には基礎繁殖牝馬の一頭だったSweet Sixteen(スヰート)にちなんだスイートを使用していた。
生産した競走馬を他の馬主に売却せず、自らレースに送り込む「馬主兼生産者(オーナーブリーダー)」としても知られている。ちなみにオーナーブリーダーとして他に有名な牧場としては、メジロ牧場(主な活躍馬はメジロマックイーン)などがある。なお、生産馬を自己所有するだけでなく他のオーナーに売却することもあり、ツルマルツヨシはその一例である。(他にもメジロ家のおばあさまのモチーフ元といわれているメジロアサマなどがいる)
勝負服の柄は緑・白襷・袖赤一本輪。