概要
実在の競走馬を擬人化したゲーム作品ウマ娘プリティーダービーに登場する、シンボリルドルフ(ウマ娘)に関するタグ用語。
モデルとなったシンボリルドルフ号が生まれた際、額に三日月型の毛色があった事と母親がスイートルナ号であった事から生産者らに幼名として「ルナ」と名付けられた事に由来する。
競走馬の幼名
通常ほとんどの競走馬は生まれる前に名前が決められるわけではなく、馬主に引き渡された後に出走デビューが決まってから初めて登録名が正式決定する。
命名後はデビュー戦前に限って1回の改名が許されるが(例としてはデビュー戦前に「レオンハート」から改名した2022年京成杯馬のオニャンコポン)、それ以降はできない。かつては牝馬が繁殖入りをすると改名する風習があった(例:クレオパトラトマス→月城)。他に乗馬になった馬はニックネームが付けられる(例:アローハマキヨ→シャルロット)。
それまでの間、取引や血統書などの公式の場では「母親の名前+生年」で呼ばれる。
例えばダイワスカーレット号が2019年に産んだ仔馬であれば、「ダイワスカーレットの2019」などの形となる。
このような事情から、普段から世話をする生産牧場などでは正式名が決まるまで一時的な幼名をつける事が多い。
有名な競走馬の幼名には以下のようなものがある。
ちなみにウマ娘としてのオグリキャップについて、故郷である岐阜県に住む知人のトメさんが、可愛がっている飼い猫と野良猫を「ハツラツ」と呼んでいる。
また、ルドルフ産駒であるトウカイテイオーの例に漏れず、幼名が全部あるいはその一部が競走馬としての登録名となった馬もいる。
代表例
オグリキャップ号の第1子。
幼名がマスコミの報道で広まった影響などもありそのまま登録。
北海道静内農業高等学校(公立校)生まれ。
馬主が、誕生から世話をしてきた生徒達に配慮して登録。
Pixivでの扱い
ウマ娘のシンボリルドルフは親父ギャグメーカーである事を除けば、
- 人望のある生徒会長
- 常に冷静沈着
- 聡明
- 思慮深い
- 史実通り圧倒的な成績を誇る
- 時にシリアスな言動をとる
(一例: 「中央を無礼るなよ」)
などの要素が印象的である。
その一方でシリーズ本編であるアプリゲーム版では、何事も完璧なエリート生であるルドルフの女子高校生としての歳相応な可愛らしい一面やか弱い一面、しっとりとした一面も描写されるようになっている。
これに加えて、ゲームシステムでの育成ウマ娘やサポートカードでのデバフスキル(対戦相手にマイナス効果を与えるスキル)の「束縛」や「独占力」などの語感も相まって、ギャップ萌え効果でのファンによる幼名と組み合わせた様々な妄想が飛び出すようになった。
妄想の一例
- 親愛度がMAXになった際、「二人きりの時はルナ呼び」を強要してくる
- 二人きりの時にルナと呼んでくれないと不機嫌になる
- 疲労等で限界を迎えると幼児退行し、一人称がルナになる
さらにリリースから数ヶ月後、シンボリルドルフの育成シナリオ内のイベント「清風明月」において、幼い頃周囲から「ルナ」と呼ばれていた事が確認された。
なおウマ娘の名前については、戸籍上の正式な氏名の有無などの設定が明らかにされていないため不明な点が多い。
関連イラスト
幼児化したルドルフ。
トレーナーに「ルナ」と呼ばせようとする、もしくは呼ばせているルドルフ。
うっかり昔の名前を口走るルドルフ。
余談
・大人になったシンボリルドルフ号は、その気性の荒さから厩舎では「ライオン」と呼ばれていた模様。
・ウマ娘に実装されている競走馬で同じシンボリの冠名を持つシリウスシンボリがおり、以前はルドルフの幼なじみであるという設定がウマ娘シンデレラグレイの作画担当の久住太陽氏のTwitterに載せられていた(現在はツイート削除)。
そのため「シリウスはルドルフの幼名を知っており、又は実際に呼んでいたのではないか」というネタも見かける。
関連項目
:エアグルーヴ(ウマ娘)がルドルフののろけ話に遭う作品も多い。
:ウルトラマンコスモスの形態のひとつで、本タグと一緒に付けられている事がある。タグの住み分けのためにルナモード(ウマ娘)を使った方が良いかもしれない。