概要
仮面ライダーキバの専用オートバイ。「鋼鉄の騎馬」の異名を持つ。
製作したのはキバット曰く、キバット族の工芸の匠であるモトバット16世なる人物らしい。
アッパーカウル・ブラッディフェイス内部には馬型モンスターの脳が納められており、キバとの超音波交信によって単体での自律走行や瞬時に呼び出すことが可能。
更にハンドル部のスピリット・ステアは手を添えるだけでキバの意思をマシンに伝える機能を持ち、キバが積極的に操縦せずともセミオートで走行することも出来る。
大気中に存在するエネルギーを吸収し、魔皇力に変換して走行する。また、ナンバープレートにはキバの紋章が描かれている。
最高時速は520㎞で高速走行時には前輪にある感覚器官装置・ソニックウイングからシャドウベールという見えないバリアが張られ、運転するキバをあらゆる衝撃から防御する。
ベース車はHONDA Shadow750。
ブロンブースター
マシンキバーの強化形態であり第12話、劇場版に登場。総重量は760kgでマシンキバーから540kgも増えている。
キバットバットⅢ世がブロンフエッスルを吹いて召喚するモアイに似たゴーレム型魔獣魔像ブロンとマシンキバーがドッキングすることにより完成する。
ブロンの持つ14個ものブーストユニットにより最高時速1550㎞(マッハ1.25)まで加速する。
速い話がミサイルが突っ込んでくるも同然の突撃力であり、劇場版『魔界城の王』ではレジェンドルガを一撃で粉砕している。
また、カウルにあるセンサー・ターゲットアイには解除しない限り一度捕らえた敵を粉砕するまで追い続けるという恐ろしい機能も備わっている。
魔像ブロン
普段はキャッスルドランの内部に安置されているモアイによく似た黄金の像。
身長は202.2cm、体重は540kgとかなり大きくて重く、ブロンブースターになると一気に重量が増すのはこれが原因(ちょうどブロンの重量とマシンキバーから増えた重量も一致している)。
強烈な魔皇力を内包しており、それによって融合したものの能力を向上させる特性を持っており、マシンキバーと融合することでブロンブースターへと進化させる。
余談
『空想科学読本7』にて柳田理科雄が名護啓介の対向車キックを検証した際には、「マシンキバーとイクサリオン。どちらがどちらのライダーの愛車かすぐわかる。素晴らしいネーミングだ」と評している。
関連項目
トライゴウラム:マシンが強化ユニットと合体する、ユニットの分割方法、合体方法などがよく似ている。