「勉強は機械じゃなく、自分の力でするものよ!」
プロフィール
誕生日 | 9月10日 |
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誕生石 | サファイア |
星座 | 乙女座 |
血液型 | A型 |
好きな色 | 水色 |
好きな食べ物 | サンドイッチ、あんみつ |
苦手な食べ物 | はまち(ぶりっこはキライ、の暗喩) |
好きな教科 | 数学 |
苦手な教科 | なし |
趣味 | 読書、チェス、水泳 |
特技 | 計算 |
苦手なもの | ラブレター |
将来の夢 | 医者 |
理想の男性 | アインシュタイン |
異名 | 模試荒らし |
CV | 久川綾(1992年~1997年)、金元寿子(Crystal) |
演 | 浜千咲(現泉里香) |
人物
初登場時は14歳の中学2年生。十番中学校に通っていたが、十番高校に進学。全国模試連続1位の秀才で、母と同じ女医を目指している。
水星を守護にもつ知の戦士・セーラーマーキュリーに変身する。内部太陽系戦士のブレーン的存在。
真面目で心優しく、冷静沈着な戦略家。勉強が大好きで分厚い参考書を愛読し、趣味のチェスと水泳はプロ並みの腕前。恋愛には奥手である。やるべきことを確実にやり抜き、内部戦士の中でも頼りにされる。
当初は妬み混じりの陰口を叩かれて友達もおらず、自分には勉強しかないと思っていた。うさぎとの出会いから仲間が増えて少しずつ活発になっていく。石橋を叩いて渡るタイプで、デリケートでやや慎重すぎるきらいもある。
髪型はショートカットだが、ドラマ版では変身前のみセミロングで眼鏡姿(中盤以降は基本的に眼鏡を外している)。
家族構成
父親は日本画家で、母親(ドラマ版では「冴子」という名前)は医者だが、のんびりとして自然を愛した父と多忙なキャリアウーマンの母とでは価値観が合わず、亜美の幼少期に離婚。姓は父方のものか母方のものか不明だが、母親は水野姓である。
母に引き取られて母と同じ医者を志しているが、父親とは今でも絵葉書で交流を続けている。趣味のチェスと水泳は、冷静になるために必要だからと父に教わったらしい。
また、テレビアニメ版によるとチェスタワーのオーナーと友人だった祖父もチェスを嗜んでいたとされる。
原作漫画・『Crystal』
どちらかといえばクールでシビアな勉強の鬼。勇ましく大胆な面もある。手にした途端じんましんが出るほどラブレターが苦手で、理由は恥ずかしいかららしい(劇中含めて三回)。
「万」では買えないほどの高級マンションに住み、また女医である母親がダイヤを腐るほど所持しているなど、裕福な家庭である。
水の流れを感知する能力を持つ。スポーツクラブの会員制プールに通っており、泳ぎの腕前は「魚のよう」と喩えられている。
原作漫画と『Crystal』ではゾイサイトと恋愛関係にある。→ゾイ亜美
旧作アニメ
やや浮世離れし、天才的頭脳を疎まれるなどで人間不信気味だったことからも慎重でデリケート。スタッフによると主役回では自己嫌悪と自己解決を繰り返しているらしい。
友達を持つことに憧れがあり、月野うさぎとの出会いで積極性を身につけ、木野まことに惹かれて親友になった。まこととは何かと距離が近く、百合的な表現も見られた。→まこ亜美
友情や人間の心の温かみを重視する。無印前半は大人びた性格からうさぎと火野レイの保護者的な役回りでツッコミが多かったが、シリーズが続くにつれて開放的になり、ボケ役もするようになる。
第62話ではドイツ留学の話を受けようか悩んでいた。ドロイドの精神攻撃で身に覚えのない誹謗中傷を浴び、追い詰められてしまったことも。
PCエンジン版のアドベンチャーゲームの亜美ルートではゾイサイトと亜美の旧作アニメの恋愛関係を示唆している。
実写
眼鏡をかけ、髪型もセミロングになっている。クラスで一番の秀才だが、自分には勉強しかないと孤独を感じている。
初めての友達であるうさぎに依存していたが、クンツァイトとの戦いで暗黒のエナジーを受け入れ、ダークマーキュリーに変身してしまう。
当初は変身前もショートカットにする予定だったが、演じた浜千咲氏が拒否したため、変身後のみショートヘアに変化するという形で妥結した。
余談
青髪美少女人気を決定的にした存在とも言われる。『月刊アニメージュ』の「キャラクターBest10」では1993年度、1994年度のトータル一位を獲得した(それまでの一位はナウシカが独占していた)。
当時、特に男性ファンからの高い人気を誇ったキャラクターである。佐々木主浩や須藤元気などがファンとして有名。その人気の高さから劇場版作品において、唯一うさぎ以外が主人公のスピンオフ『亜美ちゃんの初恋』が同時上映された。
またヒャダインこと前山田健一はセーラー戦士としての亜美、セーラーマーキュリーを推しており、その理由としてアニメ初期で攻撃技でない『シャボン・スプレー』(ドラクエシリーズのマヌーサと例えている)しか使えず自身も攻撃力に欠けていることを認識しているにもかかわらず健気に戦う姿を理由としている。
ちなみに旧作アニメでのセーラーチームがほとんど肉食系女子だったため、恋に奥手でおとなしい亜美は当時の萌え豚たちに聖女扱いされてガチ恋勢を量産したらしい。
旧作アニメでは第一期にオリジナルキャラクターの浦和良と両想いになるが、亜美のガチ恋勢の嫉妬を買ってしまったのか、同じような立ち位置の熊田雄一郎と異なり、ゲーム版を除いて第二期以降は登場していない。
2020年にNHKのBSプレミアムで放送された「全美少女戦士セーラームーン大投票」で第9位(セーラーマーキュリー/スーパーセーラーマーキュリー10位)にランクイン。この結果にスタジオから「意外」「もっと上かと思った」と驚きの声が上がり、投票層が女性が9割という点が影響してるのでは?という声も上がった。
「男は黙ってマーキュリーなんですよね」by中川翔子
初期設定ではサイボーグであり、第1部ラストで腕などがもげて死を遂げる結末を想定していたが、担当からストップがかかった。しかし、アニメ第1シリーズの終盤で本当に死んでしまう内容を見て作者は悔しい思いをしたらしい。
また、アニメコミックによるとちびうさの愛用するアイテム、ルナPボールは30世紀の未来のセーラーマーキュリー(未来の亜美)が開発したとされており、亜美の知識は医学分野のみならずロボット工学も収めていることが見て取れる。
関連イラスト
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四天王×四守護 ゾイ亜美 まこ亜美 良亜美 大亜美 レイ亜美
保科智子 - コンシューマ移植時に中の人が同じになり、また誕生日・血液型も一緒という共通点も持つ。