モネラ星人
もねらせいじん
「人類に我々と対等に話す資格などありません。貴方方に許される唯一の行為は、これからお見せする我々の新しいおもちゃに恐怖し、絶望するだけです。」
データ
別名 | 身長 | 体重 | 出身地 | CV |
---|---|---|---|---|
宇宙植物獣人 | 111cm | 44kg | モネラ星 | ? |
概要
高度な科学力を誇っており、人類を「物体」呼ばわりし、「我々と対等に話す資格など無い」として、劇中では洗脳したキサラギ・ルイを通して会話している。この様にかなり慇懃無礼な種族であり、愚かで無意味にしてただ目障りと言うだけの理由で人類を完全に根絶やしにしようと企む。
13体存在しており、超能力によりTPC総合本部キサラギ・ルイ博士を遠隔操作して『プロメテウス』を建造させる一方、クリオモス諸島に配備されていたガッツイーグルに予めマシントラブルを引き起こすように細工を施させて下準備をし、対ウルトラマンダイナ戦を想定して調整したゲランダをダイナにぶつけて『プロメテウス』の性能を見せ付けて信用を得ると、『プロメテウス』にダイナの戦闘データをインプットさせたうえでデスフェイサーへと変貌させ、人類にダイナの敗北を見せ付けることにより絶望のどん底に叩き落としてからの人類の完全抹殺を推し進めようとする計略を張り巡らせていた。フカミ総監は彼らのそんなやり方を「ゲームでもやっているのか」と評した。
しかしデスフェイサーは恐怖心を乗り越えたダイナに粉砕され、最後の手段として自分たちの移動手段として使っている生体宇宙船・モネラシードに全個体が同化。
クイーンモネラへと変貌して最後の決戦へと挑み一度はダイナを倒すことに成功するも、復活したティガにダイナを救出されてしまい、人類と2大ウルトラマンの前に敗北。全員死滅したのだった。
この作品では彼らの人間を見下す傲慢さとは対象的に、苦難に遭っても前に進み続けようとする人間達の姿が描かれている。流石の彼らでも人間たちの希望の光からウルトラマンティガが復活した事や、ライドメカが使えないスーパーGUTSが最後まで抵抗を続ける事は想定外だったようであり、彼らの心を侮った事が最大の敗因だったと言える(更に言えば詰めも甘く、最後のメッセージを届ける為にキサラギをグランドームへ送り込んでそのまま彼女を返したが、侮り故か人質にする様な事も無ければ、爆弾の類を持たせてTPCに打撃を与える様な工作も一切しておらず、自分達で勝利の確率を下げており、敗けるべくして敗けたも同然であった)。