「あなたが悪魔と戦うからって、あなたも悪魔でないとは言えない」
概要
「悪に属する者に酷い目に合わされた復讐心」や「(個人的な理由で)あいつが気に食わない。」「知的好奇心を満たしたい。」「合法的に犯罪行為(恐喝、暴行、殺人等)を行いたい。」などのおよそ正義とは言えない理由により悪を追い回し、危害を与える存在のこと。
そんなこんなで自分が(仮に味方という位置でも)正義を名乗ることは傲慢でしかない、というタイプが自称したりもする。
極端な例だがギャング同士で抗争中のギャング、は両方とも悪でありその悪(敵対中のギャング)を滅ぼそうとしているので悪の敵であるとも言える。どっちが勝っても結局悪は生き残るのだが。
或いはどんなに痛めつけても殺しても誰も文句を言わない体の良いサンドバッグとして合法的に(というより民意による黙殺を狙って)殺し、壊して遊ぶ為に悪人を狙い、報復として狙われたら「殺しに来るんだから殺されても問題ない」と自身を正当化し、嬉々として刺客を返り討ちにする様なキャラも存在する。
悪を思い通りの状態に出来れば手段等は関係ないため、周りの被害はお構いなしである事も多い(街に潜伏した悪人一人倒すために大量破壊兵器で街ごと滅ぼす等)。
当人が読者(視聴者)目線で味方になるか、敵になるかもその時の状況と作品次第である。
被害を与える標的がたまたま悪だったケースも多い(無論標的が善人であれば悪人、犯罪者)。
悪の敵、及びそれが主役の作品の例
- 幻海
- 戦場ヶ原ひたぎ
- エミヤ・オルタ
- クリストファー・ヴァルゼライド・・・他者を踏みつけたならば踏みつけた分だけ突き進まなければ(犠牲に意味を持たせなければ)という考えの持ち主
- バットマン
- パニッシャー(MARVEL)
- 必殺シリーズ
- ザ・ハングマン
- バッタヤミー
- 怨み屋本舗
- 善悪の屑
- Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀
- スレイヤーズ(外伝では尚更顕著)
- 伊集院茂夫の拷問日記