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編集者:さんぽ
編集内容:余談に追記しました

「せっかくノッて来たんだ!ここで終われるかよ!!」

CV:乃村健次

概要

Case File 42「破壊の堕天使」に登場。

本編最後のヘルズゲート囚人で、セイウチのような姿をしている。罪状は不明だが、殺人にしか興味がない残虐性から相当な大量殺人をしてきたと思われる。

右手のバズーカ砲を武器とするが本人の戦闘力自体はそれ程大したことはない。

ギエンによって解凍された4番目にして本編最後のヘルズゲート囚人である。

活躍

秘密裏に開発していたメカ・クライシス起動のために必要なλ2000の入手を目論むギエンの手によって解凍されると、浅見グループの第三総合研究所を陽動で襲撃。警備員や所員を殺害、偶然訪れていた会長にして竜也の父である浅見渡にも瀕死の重傷を負わせるもののタイムファイヤーを苦戦させることもなく、DVディフェンダーの射撃に怯み、そのまま「DVリフレイザー」を撃ち込まれて敗北する。

圧縮冷凍の直前に上記の台詞を吐き、そのまま巨大化抑制シールを剥がして巨大化する。

その後はブイレックスロボと交戦し、ブイレックスロボのリボルバーミサイルに怯むも負けじとバズーカ砲で砲撃するが、飛び蹴りとレックスパンチに再度怯み、そのまま「マックスブリザード」を受けて圧縮冷凍された。

だが、ハーバルが暴れている隙にギエンはまんまと大量のλ2000の入手に成功。

動力に使用したギエンの搭乗兵器メカ・クライシス(後にネオ・クライシスに改造)が、前回ジャグルを解凍した際に現れたブイレックスと共に21世紀の大消滅という大惨事を引き起こすことになる。

余談

彼もまた、ジャグル同様にギエンの大いなる破壊活動のための捨て石に使われたヘルズゲート囚人であった。ジャグルがλ2000を搭載して動くブイレックスを引き寄せるための布石なら、ハーバルはギエンがクライシスを完成させるための布石であり、この両者が揃うことによってとうとう物語の終盤に起こる「21世紀の大消滅」は秒読み段階となる。

ハーバルの手で瀕死の重傷を負わされた渡は「本来の歴史では、この傷が元で死亡」するはずだったという。辛うじて助かった理由に関しては不明だが「本来の歴史とは異なるタイムファイヤーの救援があったため」と考察する声も見られる。

声を演じた乃村氏は、前作『救急戦隊ゴーゴーファイブ』でも獣男爵コボルダ役でレギュラー出演していた。

セイウチをモチーフとした怪人は珍しく、スーパー戦隊シリーズにおいては他に『大戦隊ゴーグルファイブ』のセイウチモズー/セイウチコングしかいない。東映作品以外でも、他には円谷作品のセイウチ怪獣デッパラス位である。

20世紀の最後に登場した戦隊怪人でもある(ただしこれに関してはCF45で再登場した恐喝犯ゲーマルクとする意見もある)。

編集者:さんぽ
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