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総北の編集履歴2023/06/29 16:07:44 版
編集者:七篠権兵衛
編集内容:自転車競技部の項編集

千葉県立総北高校』の略称。

概要

千葉県に所在する県立高校。原作などでは具体的な舞台は不明だが、アニメ版のみ佐倉市が舞台となっている。

最寄り駅は『学園上総駅』であり、駅からバスで15分(アニメ版では駅から学校行きの路線バスが、ドラマではスクールバスが走っている)。アニメ版では京成電鉄本線の京成佐倉駅が実名で(単行本同梱版のOVAのみ学園上総駅で、駅舎もアニメ本編と異なる)、ドラマ版ではJR東日本内房線青堀駅が「学園上総駅」としてそれぞれ設定されている。

房総半島北部の小高い山の上にあり、学校の表と裏に坂があり、裏の方が斜度の大きな激坂となっている。作中特定は無いが表門坂四キロの道のりを考え、日本の道路基準(平均斜度5%前後)から考えると標高200メートル前後の山頂に立地と非常に特異な一般教養の公立高である。

駅に近いのは正門だが、道のり的に見ると秋葉原へは裏門からの方が近いらしい。

なお、学校から秋葉原までは道のりで45km以上。

裏門坂は、その麓に小さな橋がかかっており、一体の小さなお地蔵さんがある。

学校周辺は市街地だが、13km走ると川があり、そこからは信号の少ない田園が広がる。

田園地帯を12kmほど走ると、その後は峰ヶ山に道が続き、山を越えた先には亀山ダムがある。

峰ヶ山では毎年、地元ロードレースとして「峰ヶ山ヒルクライム」が開催されている。

アニメ版の校舎は千葉県内のとある公立高校がモデルとなっている(公式でアナウンスされてるかは不明なため校名は記載しない)が、モデルとなった学校は市街地にある。

一方、ドラマ版は私立中央国際高等学校が、映画版では銚子市立銚子高等学校が舞台(ロケ地)となっている。

制服

制服はブレザータイプで上着が緑色、男子は赤のネクタイにスラックスは黄色地に黒の細いチェック模様が入り、女子は赤地に白のラインの入ったリボンにスカートは丈は全体的に短めで、黄色地に赤で太めのチェック模様が入っている。

ドラマ版でも上着は原作・アニメ版に準じているが、ボトムスは男女共にベージュ地にブラウン系のチェック模様となっている。

実写劇場版は暗めのグレーの上着と明るめのグレーのズボンの組み合わせで、女子のスカートは上着よりは若干明るめだが暗めのグレーである。

自転車競技部

総北高校自転車競技部はインターハイに連続出場している、千葉県内では屈指の強豪校である。ただし部員はそんなに多くなく(世代によっては選手がメカニックを兼任している)、少数精鋭と言ってもいいだろう。

メンバージャージ

公式大会出場用のジャージは白と黄色を基調としたデザインで、襟から袖にかけてと横の部分に赤いラインが入る。

基本的には上着横の部分に「KANZAKI C.S」の文字が入るが、アニメ版のみ省略されて赤いラインの中に白いラインが入る。

胸元の「総北高校 自転車競技部」の文字は、原作・ドラマ・実写映画版では均等に、アニメでは「総北高校」が大きく書かれている。

登場人物

以下、個別リンクのない登場人物はこの項で登場人物紹介に代える。

金城世代

金城真護田所迅巻島裕介
石道の蛇石道の蛇bynyoro田所田所byタスクオーナ日焼け巻ちゃん日焼け巻ちゃんbyあさむ
オールラウンダースプリンタークライマー

手嶋世代

手嶋純太青八木一古賀公貴
赤の主将赤の主将by街子❢by汐田。古賀公貴古賀公貴by
クライマー(三年生)スプリンター(三年生)オールラウンダー(三年生)

坂道(主人公)世代

小野田坂道今泉俊輔鳴子章吉
春のピンク祭り春のピンク祭りbyみさき先頭が好きなんだ先頭が好きなんだbyかが
クライマーオールラウンダースプリンター/オールラウンダー(二年生)
杉元照文
杉元照文杉元照文by山田
ルーラー(※)

※公式ファンブック等ではオールラウンダーと記載されている。

鏑木世代

鏑木一差段竹竜包杉元定時(下の人物)
ピース!ピース!by桜餅段竹段竹byポリープ【後半腐】ペダルまとめ【後半腐】ペダルまとめby玖珂なずな
スプリンタークライマー(暫定)

六代世代

六代蓮太木中次直村紙豊架
作品募集中作品募集中byym_ntnyb作品募集中作品募集中byym_ntnyb作品募集中作品募集中byym_ntnyb
クライマー不明不明

IHメンバー

ゼッケン番号学年名前

1年目

1713年金城真護1723年田所迅
1733年巻島裕介1741年鳴子章吉
1751年今泉俊輔1761年小野田坂道

2年目

12年小野田坂道22年今泉俊輔
32年鳴子章吉43年青八木一
53年手嶋純太61年鏑木一差

坂道たちの同級生で、部のマネージャー。

監督。外国人であり、英語教師をしている。

部の補習授業を担いながらも、部員らに自転車を漕ぎに行かせるなど、陽気な性格。

坂道たちと同級生で、坂道より先に入部していた。合宿は風邪で欠席するなどもはや幽霊部員(後に退部していたことが明らかになる)。ただしアニメ版では金城ら3年へ贈られた寄せ書きの色紙にメッセージを入れていた。

このまま出番がなくフェードアウトしたかと思いきや、636話で川田の誘いで再入部するが、再び野球部に戻っている。

実写映画版では未登場(もしくはモブ扱い)の手嶋ら2年生組に替わりサポートを務めている。

坂道たちの同級生。桜井と共に坂道たちより一足先に入部していた

1年ウェルカムレース後に退部しテニス部へ移ったが、636話で桜井と共に再登場。再入部するや否や様々なトラブルを巻き起こしている。

その後の坂道の走りを見てからは改心して自転車部に残るも、一度抜けたブランクや実力が1年生程度しかないこともあり今泉にコントロールされている模様。

  • 谷口(たにぐち)

2年。IHの合宿を古賀・桜井と共に欠場している。原作では5巻でとても小さいカットでしか出ていない。アニメ版では1期10話(巻島の投げたジャージを受け取るシーン)と3期1話(主将交代の部室内で古賀の隣にいる)に登場しているが、1期と3期ではキャラクタ―デザインのスタッフが違うこともあり、登場した姿が別人かと思うくらい大幅に違う。桜井同様、金城らへの寄せ書きの色紙にメッセージを書いている。

2022年11月の渡辺航のインタビューで事前にTwitterで募集した質問の回答で、渡辺は彼について残念ながらフェードアウトしたことを明かしたうえで、彼についてもそのうち語られると思うと答え、もし再登場があるなら「スペアバイク」になるだろうと答えている。

  • 沢田(さわだ)

CV:米内佑希

鏑木たちと同級生。鳴子に憧れているスプリンター。ゴリ蔵とセット扱いされている。

ウェルカムレースでは前年の川田同様ゴリ蔵共々市街地区間でルールを破って先行しようとするが、杉元兄に止められた。ちなみにレースは13位でゴール。

IH後に坂道が主将に選ばれた際、今泉が選ばれると思っていたと口にする(これには坂道も同調していた)。

翌年の1年生レースでは、自転車を持たない新1年生に定時とゴリ蔵の自転車を貸したため、一人で遅れた1年の伴走役に回ることとなった。

  • ゴリ蔵(ごりぞう)

CV:かぬか光明

「ゴリ蔵」は渾名で本名は不明。沢田と同じく鳴子に憧れているスプリンター。

「おほっ」と「ハイペース」が口癖で自称犬好き。ウェルカムレースは12位。

以後も沢田と共に要所要所に登場している。

  • 木中次直(きなか つぐなお)

坂道3年生の新入部員。六代と同学年の同じクラス。太い脚が特徴で、その脚からカンガルーの足を連想とする「ストレート・ルー」という渾名を持ち、脚の太さを生かした「真っ次直ストレート」を武器とする。しかし言動は薄味とよく言われる。鏑木らがかつて所属していたチームSSにも入門しようとしたが、先輩へ委縮することが災いして落ちてしまっている。先輩には弱いが同年代以下には大きく出るものの、レースで力を認めた者には優しくなる。ウェルカムレースでは山岳でこそ六代に敗れるが最終的には1位でゴールし、六代の実力を認めて色々と気にかけている。

インターハイ県予選では坂道らの戦略で六代と共にメンバーとして出走している他、合宿でコンビを組むことになった際も六代と組んでいる。

  • 村紙豊架(むらかみ とよか)

同じく坂道世代の新入部員。普段は目を閉じているように見えるが、本気になると開眼する。

1年生レースでは4番手でゴールするも自身の取った判断の甘さに後悔し、合宿では一時的に鏑木とコンビを組み、鏑木を利用しながら情けを捨ててまでもトップに上り詰めようとした(その後鏑木は復調した段竹とコンビを組み直したため、コンビ解消となっている)。

  • 坂道2年生時の1年生部員(主要メンバー除く)

ウェルカムレース時点での単行本31巻110ページでは徳本と原口と言う名が、合宿での33巻154ページに平田・下山・赤井・盛溝・大柴・清水川・広床・合場・小見先の名前と他4名と表記されており、後者のメンバーは全員合宿1日目リタイアとなっている。その他アニメ版では3期9話の入部届に「平大介」と言う名前(平は印鑑として)が確認できた。

  • 坂道3年生時の1年生部員(主要メンバー除く)

坂道が3年の時に入部した新入部員は計11人で、すでに名前の挙がっている5人を除けばペースメーカーの古屋有一とリタイヤした粕晃大・小柴勇木、下の名前が不明だが完走した尾見畑・富宏・野柿の名前が確認できている。

2年連続でインターハイを制したのに入部者が少なかったのは鳴子のパフォーマンスに原因があったらしい(新入生の部活動訪問の際のパフォーマンスが派手すぎたためか、のちにとったアンケートで鳴子に向けての批判的意見が多かった)。

  • 白岩(しらいわ)

CV:坪井智浩

 スペアバイク「巻島編」に登場。金城世代の1学年上。

巻島の独特のダンシングを変なダンシングと言い、もう一人の部員と共にフォームを矯正するようアドバイスする。しかし峰ヶ山ヒルクライムで巻島がそのダンシングで優勝+コースレコードを叩き出してからは何も言わなくなった。

その他

幹の兄。部のOBであり、金城たちが1年生の時の主将。

幹の友人。テニス部所属。

  • 東戸(ひがしど)

CV:大畑伸太郎

初登場時2年生、手嶋と同じ南中出身。渾名は「ヒガシマル」。中学は同じ自転車競技部だったが、高校はバレー部に転向している。手嶋が主将になった際はカラオケに誘い、気になってたという女子部員を誘ったりしている(その手嶋からは時間がないと言われて断られている)他、IHにも初日のスタート前に応援に駆け付けたり、3日目の手嶋と葦木場が戦う山岳ステージを職員室のラジオで聞いていた。何故か葦木場拓斗からは「町田くん」(幽霊部員だった生徒)と名前を間違われている。

(画像後方の人物)

  • 檜圭介(ひのき けいすけ)

六代蓮太の同級生の一人で、黒髪を後ろにまとめている。中学時代はバスケ部でゼッケンは4。六代からは「ケイちゃん」と呼ばれている。

六代が自転車部に入部をすることを聞いて近づいて挑発する木中の頭を掴んで激高し、六代が木中を抜く姿を見るために網越と共に自転車部へ入部、1年生レースに備えて六代にアドバイスを送り筋トレに付き合っている。

1年生レースでは自分達も出走することを知らず上級生らが乗るワゴン車に乗ろうとして今泉に「おまえらも出走するんだ」と注意され、定時から借りる形で遅れてスタート、途中で先頭に引き離されて立ち止まっていた六代と合流して山岳の激坂地点までアシストし、山岳を制してリタイヤをした六代を見届けた後も走り続けて2番手でゴール。レース翌日には改めてバスケ部に入部するために自転車部を退部している。

  • 綱越恭太郎(あみごえ きょうたろう)

六代蓮太の同級生の一人。中学時代はバスケ部でゼッケンは5。

経緯については檜と同じため割愛するが、1年生レースではゴリ蔵から自転車を借り、3番手でゴールしている。

  • 小山田(おやまだ)

演(ドラマ):井上肇

坂道が苦手なタイプとしている総北高校の体育教師。原作では名前はなくドラマ版の名前である。坂道が校内の掲示板にアニ研の部員募集の張り紙を張る姿を見て許可なく貼っていたとして注意し、その張り紙を剥がした上に面前で破り捨てた。原作ではラグビー部の名の入ったジャージを着ていたためラグビー部の顧問であるものと思われる。アニメ版では登場しない。

  • 川端(かわばた)

 スペアバイク「巻島編」に登場。

寒咲通司の同級生。巻島曰く「剛腕の超コワイ先輩」。某カップ焼きそば並の四角い顔でロードを片手で持つ姿で登場しているが、シルエット姿でしか登場していないため素顔は不明。缶コーヒーの缶を片手で潰す姿も描かれている。他にもアニメ版1期10話にも登場している。

  • 中川(なかがわ)

演(実写映画版):深水元基

実写劇場版での坂道の担任で、休止したアニメ研究部の顧問も担当している。アニ研復活を願い出た坂道に部員を5人集めるよう伝え、友達がいないという坂道にしっかりしろと活を入れる。入学式以外はジャージ姿で登場しているため体育教師である可能性が高いが、原作やドラマ版に登場した小山田のような威圧感を出すタイプではない。

補足として、原作・アニメ版での担任は「嶋村」、アニ研の顧問は「武川」(連載開始時の担当編集で、現在の週刊少年チャンピオン編集長が由来と思われる)で、ドラマ版でのアニ研顧問は「正田」となっていた。

  • 寒咲幸司(かんざき こうじ)

演:皆川猿時

幹の父。映画版オリジナルキャラクター。通司とピエールのポジションを受け持っている。

  • 早谷優子(はやたに ゆうこ)

CV:新田早規

総北高校の購買部を仕切る女性。

RIDE.14(2008年26号掲載分、単行本2巻収録)でわずかに登場しており、その時は若干恰幅のいいおばちゃんとして描かれていた他、アニメ1期5話でも「購買のおばちゃん」のクレジットで登場していた。

以後も背景に近い端役として描かれることもあったが、初登場から14年が経過した2022年48号のRIDE.705.5(特別編)でまさかの主役として登場。ここで初めて名前が明らかとなり、初登場時より気持ち若く描かれている。年齢は坂道3年生の段階で44歳(本人談として心は24歳)、購買部を5年位(正確には20年だが、かなりサバを読んでいる)もの間守り続け、会計の速さとお釣りを返す正確さには右に出る者はいないと自負。その動きはまさに千手観音のよう(本人談)で、生徒からの感嘆の声が生きる原動力…という設定が新たに加わった。その後、2023年14号のRIDE.720.5でも再登場している。

自転車部の面々とは面識があり、坂道のことも面識があり会話もしているが認識をしておらず、鳴子や今泉からの会話で坂道のことをよく聞くことから、早く会ってみたいと心を躍らせている。

実はメガネ男子好きで、金城のことも面識はあり「さわやかなメガネ男子」と記憶している模様。

なお、主役としての登場回は箱根学園の野川倖二郎編と同じテンゴ回(〇〇.5話を指す)として扱われるため、単行本収録時は巻末収録となり、RIDE.705.5は84巻のRIDE.719.5として収録された。

総北の編集履歴2023/06/29 16:07:44 版
編集者:七篠権兵衛
編集内容:自転車競技部の項編集
総北の編集履歴2023/06/29 16:07:44 版