ちいさくなる
ちいさくなる
データ
初出 | 第1世代 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | - |
PP | 20(~第5世代)→10(第6世代) |
直接 | × |
範囲 | 自身 |
効果 | 自身の回避率を1段階(~第4世代)→2段階(第5世代~)上げる。 |
特定の技で受けるダメージが2倍になる(第2世代~、以下特効とする)。さらに必中になる(第6世代) |
概要
初代から存在する技。
全身を小さくすることによって回避率を上げるという技だが、小さくなったからと言って他の能力は落ちるなんてことはないのでご安心を。
習得者はそこまで多くない。中にはピッピ等、小さくなる理屈がよく分からないものまでいる。
第4世代まではかげぶんしんの下位互換であった。
ふみつけ(第2世代から)・おどろかす(第3世代のみ)・ニードルアーム(第3世代のみ)・じんつうりき(第3世代のみ)で特効を取られる(必中にはならないが)上、汎用性で負けていたこの技の採用率は低かった。
第5世代では回避率2段階上昇となり、かげぶんしんとの差別化に成功し、使用者も増加した。
同時にハードローラーも特効技になったが、習得者が少なかった為大して影響がなかった。
あまりに強すぎたせいか、第6世代のではPPを10に減らされたり、特効技にのしかかり・ドラゴンダイブ・フライングプレス・シャドーダイブ・ゴーストダイブが追加されたり、さらに今までの特効技を含めて必中になるという効果が追加されたり、といったいくつかの弱体化を受けることとなった。
しかし2つのゴースト技に関しては理由は不明だが第7世代で特効効果が無くなった。その代わり、新たな特効技としてヘビーボンバーが追加された。元々はややマイナー技であったが、同時に体重900kg前後の超重量級のポケモンも追加され無視できない存在になった。
特にこれをメインウェポンにするテッカグヤに至っては体重999.9kg。はたして瀕死で済むのだろうか……
また第7世代のZワザ、第8世代のダイマックスといった目玉要素はことごとく必中のため、該当世代ではちいさくなるに限らず回避上昇技の価値が下がった。
余談
初代ではこの技を使うと小さくなった後の専用グラフィックに変化していた(とけるに近い)。
第2世代以降は小さくなった矢先に元のサイズに戻る演出になっている。
特効技は相手を押しつぶすような技が多いが、そのイメージが強いボディプレスは第9世代時点で対象外。
「全てのポケモンには体を小さくできる能力が備わっている」という設定がある。技として使えるのは前述のとおりごく一部だが。
『赤緑』発売当初の書籍で明かされており、ゲーム中では『LEGENDSアルセウス』で初めてラベン博士がこの能力について言及している。
スマブラシリーズにファイターとして参戦しているプリンは、この技が元ネタと思われる「おおきくなる」という最後の切りふだを使用する。