「バトルは自分達でやる物じゃない!」
「相手をよく見て、相手に合わせて、お互いが技を出し合う物だ!」
CV:八代拓
概要
『リコとロイの旅シリーズ』のアニメオリジナル博士で、フライトジャケットを着ており、頭にゴーグルを着用している。
冒険家集団ライジングボルテッカーズのリーダーだが、構成員からはフランクに接されている。
以前からリコの存在を把握して彼女を捜索しており、彼女のペンダントを狙うアメジオらエクスプローラーズとその身柄を巡って争奪戦を繰り広げる。
人物像
『戦うポケモン博士』がキャッチフレーズで、特にフットワークが軽くズバ抜けた行動力を持った自信家の快男児。
だが、少々おっちょこちょいでそそっかしい一面もあり、襲われていたリコを助け出すためとはいえ説明も無く誘拐のような形で連れ出した結果モリーやマードックから怒られ、リコも彼を信用せずエクスプローラーズに投降しかける等、報連相については少しばかり杜撰な所もある。
実はリコの母・ルッカの依頼を受けてリコを護衛しようと彼女を探していたのだが、彼女を始め他のメンバーに言わなかったため呆れられていた。
おまけに本職である博士のことをリコが知るのも4話の終盤になってからである。
船員としての知識にも難ありで、ブレイブアサギ号のソフトウェアにトラブルが発生した際、電装無しでの出港を提案したところドットにその危険性について説教される場面もあった。
とは言え、用事や任務だけでなく一緒に行動する人やポケモンを思いやる優しさも確かにあり、リコや彼女のニャオハの身の安全や意思を優先しようとする姿勢によって、彼女らから信頼を獲得することに成功した。
ただ、バトル中にも仲間のことを心配するあまりよそ見をする癖があり、作中でもアメジオから指摘された。
また、大人としての責任感も強く、ロイの祖父に対し「(ロイの事は)責任持って預かります」と真面目な声色で言ったり、8話ではリコとロイに対して「二人のやることは別にあるだろ」と二人にリモート授業を受けるように促したりしている。
バトルの腕前は一流であり、加えて博士の肩書を持つだけあってポケモンの特性・生態にも造詣が深い。
そして身体能力も前作主人公に並ぶ高さを誇り、リコとロイが森のポケモン達に襲われている際、キャタピーとビードルのいとをはくと、ストライクのきりさく攻撃を至近距離でアクロバティックに回避・沈静化する反射神経を見せた。
7話では己の実力不足を感じたリコとロイ相手に特訓を行い、1対2というハンデでありながら圧勝する実力を見せつけた。
実は「博士」の肩書きは望んで得た訳では無いようで、そう呼ばれるのは不服な模様。
だが、6話で「博士としての血が騒ぐぜ!」と言っており、もしかしたら他人に博士扱いされるのが嫌なだけなのかもしれない。
エンディング後でポケモンを紹介するミニコーナーがあり、前シリーズにおける「オーキド博士のポケモン講座」にあたるがクイズ要素がある。
詳細は「フリード博士のポケモンゼミ」にて
手持ちポケモン
現状、前作主人公を彷彿とさせるポケモンが揃っている。
- キャプテンピカチュウ(NN:キャップ):相棒
- リザードン(テラスタイプ):あく
キャップとの出会いと冒険の始まり
フリードが研究所を出て休暇を得て、面白みのない日々を過ごしていた頃、ルッカに紹介され後のキャップとなるそらをとぶピカチュウとの運命的な出会いを果たす。
空を飛ぶピカチュウに興味を持つようになり、観察として共に過ごしていく。しかし、中々心を開いてくれずダメージを受けつつも諦めずキャップの観察を続けた。そのうち、観察では何も分からないと気づき、キャップと共に空を飛び、夜明けの太陽を見た。そして、見たことのない景色を探す決意を固めキャップをゲット。ランドウとオリオに呼びかけ、ブレイブアサギ号を完成させる。
ライジングボルテッカーズの名前の由来、それはボルテッカーで空を飛んだピカチュウにちなんだものだった。
余談
- キャラクターデザイン原案はゲームフリークの金子智美。
- 名前の由来はドラセナ科の植物であるゴッドセフィアナの別名「フリードマニー」からきていると思われる。
- 担当声優の八代拓はポケモンマスターズでマクワを担当している
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン ポケットモンスター(アニポケ)
ポケモン博士関連
- プラターヌ博士・ククイ博士:原作ゲームに登場する「戦うポケモン博士」達。前者とはリザードンを連れている点、後者とは積極的にバトルをするという共通点もある。
- ウチキド博士・サクラギ博士:前シリーズのアニメオリジナル博士。