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七対子の編集履歴

2012-06-30 04:41:30 バージョン

七対子

ちーといつ

七対子とは麻雀の役の一つである。

対子を7つ揃えると成立する特殊な形の役。2翻。


普通麻雀とは4つの面子と1つの雀頭(対子)で和了となる。一方で七対子は対子を7つ作る、という意味で特殊な形である。初心者が良く間違えるのは、同じ牌を4つ持って「対子2つ分」と誤解し、和了った時に「チョンボ」と言われることがある(4枚使いの七対子も認める場合もある、事前の確認を)。それを除けば、「どんな種類の組み合わせでも同じ牌をペアにして7組揃えれば上がれる」という麻雀の初心者でも一番わかりやすい上がり役と言える(和了り易いかとは別、むしろ和了りにくい方である)。


麻雀で4面子1雀頭の形を成していないのは七対子と国士無双だけである(ローカルは除く)。


対子を集める事になるため鳴く事は出来ない。また、必然的に単騎待ちとなるため不利であるが、捨て牌から相手に待ちを読ませる事も難しいので、その点では有利ではる。その上(七対子のみで)和了しても、一般ルールでは25符2飜(子で1600点)であり、点数としても有利ではない


如かしながら、「守りの麻雀」としては優れている所もあり、危険牌を掴んだ場合にそれを捨てられなくても、手を回して運良く2枚手に入れば有効牌となるし、最悪、その危険牌で単騎待ちとすることも出来る。更にオリる際にも対子落としが出来る(1枚通れば、安全牌がもう1枚出来る)為有利である。一度テンパイになれば、リーチを賭けるか崩さない限り、待ちを自巡ごとに変える事も可能である。


如かしながら序盤から対子が多い場合、対々和狙いのためにポンする事も少なくない。

また、七対子+混老頭、七対子+字一色大七星)は難易度の割に報われない組合せとして有名である。


また3飜役の二盃口は、ほとんどの場合七対子と同じような形になるが、高点法により二盃口が優先される。


ドラが乗れば必ず2枚つくことになるが、逆に自分ではカンが出来ないので、自力でドラを5枚以上のせることは出来ない(その局でカンが一度もなければ最高でも裏と合わせて4枚)。


ニコニコ、チートイなどと言われる事も多い。


七対子と重ならない役一覧

役満は除く


順子系、暗刻系は全滅である。また上がり形の都合上、他の役になりやすい役も多い


平和

一盃口 見かけ上のアガリ形としてこれになることもありうるが、七対子の場合はつかない

役牌

嶺上開花

槍槓

三色同順

一気通貫

対々和

混全帯ヤオ九 純全帯ヤオ九 チャンタ系の七対子は必ず混老頭(もしくは字一色)になるため

三色同刻 当然ながら同じ数の対子を三種集めても役にはならない。

三暗刻

三槓子

小三元

二盃口 アガリ形が七対子と重なるが、役としてはこちらを優先


七対子で出来る役満一覧

事実上、狙って出来る役満は字一色だけに等しい。


字一色

天和 地和

数え役満 清一色が絡まない限りは難しいと言える

清老頭および緑一色…4枚使いを認める場合のみ有効

大車輪…上述の二盃口扱いにもなるが(ローカル役)


関連イラスト

センシティブな作品かおりんはだいたいまちがってる

関連タグ

麻雀 麻雀役の一覧

鷲巣麻雀 システム上この役の待ちが一番わかりづらい、と作中で説明されている。

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