曖昧さ回避
- 海底に沈んだ過去の遺産のこと。
- ポケットモンスターBWに登場する海底遺跡。→かいていいせき
本記事では1の意味について解説する。
概要
一般には地上で造られた都市や構造物が、海面の上昇や地震による地殻変動などの理由で海底に沈んで遺跡となったものを指す。
また海底にある沈没船なども海底遺跡として扱われることがあり、ジャマイカのポート・ロイヤルやエジプトのアレクサンドリアのものなどが有名。
日本では、長崎県小値賀島沖や福岡県芦屋町沖(中世の交易船)、長崎県鷹島沖(元冦の軍船)、北海道江差町沖(幕末の開陽丸)のものなどが知られる。
湖底遺跡としては滋賀県の琵琶湖が有名で、葛籠尾湖底遺跡など全部で100ヶ所以上確認されている。
なお沖縄県与那国島沖の海底の巨石群を遺跡であるとする説や、静岡県熱海市沖に遺跡があるとする説などもあるが、調査の進展が進んでいない模様。
ムー大陸やアトランティスについても海底に沈んだとの伝説があるため、太平洋や大西洋にも海底遺跡が存在するとの説もあるが、いずれも科学的な物的証拠は発見されていない。
海底に沈んだのではなく高度な技術により元から海底に建設されたという伝承もあるとされるが、現代ではほとんど認められておらず神話やフィクションの域から出ていない。
関連イラスト
関連項目
架空の海底遺跡
- 海底鬼岩城(ドラえもん のび太の海底鬼岩城)
- イッシュ地方のスポットの一つ(ポケットモンスター)→かいていいせき
海底遺跡に棲むとされる架空の生物