概要
『Российская империя。』
ロシアを始め、フィンランド、リボニア、リトアニア、ベラルーシ、ウクライナ、ポーランド、カフカーズ、中央アジア、シベリア、満州などのユーラシア大陸の北部を支配したロシア皇帝による絶対的支配の帝国である。
「(ローマ、現イスタンブールに次ぐ)第3のローマ」とも呼ばれ1917年の滅亡まで農奴が存在し「民族の牢獄」ともばれる。
20世紀初頭には北半球と北京近辺まで版図を広げていた、これはソ連時代より広い領土である。
なおロシア貴族は(ピョートル1世以後)「フランス語」が公用語だった。
ロシア皇帝国時代からヨーロッパ文化の影響を強く受け、特にピョートル大帝の大改革の後、ロシア文化は西欧文化を背景として大きく発展した。
20世紀半ばからは共産主義イデオロギーがソビエト連邦とその最大・主導的構成国であったロシア・ソビエト連邦社会主義共和国の文化を形作った。
現在ではウラジーミル・プーチン大統領のもと、帝政時代の宗教国家への回帰と豊富な地下資源を武器に勢力の巻き返しを図るさまを皮肉る語としても使われる・・・かも。
歴代ロシア帝国国歌
Флаг и Гимн России(1791-1816)
Флаг и Гимн России (1816-1833)
Гимн Российской Империи(1833年- 1917年)
神よツァーリを護り給え Боже, царя храни(1833 -1917年)
作詞 ヴァシーリー・アンドレーエヴィチ・ジュコーフスキー
作曲 アレクセイ・フョードロヴィチ・リヴォフ
採用時期 1833年
採用終了 1917年