邪神くん
じゃしんくん
概要
ウィンがデュエル中に出会った謎の存在。
その正体は、太古の超獣世界を統べていた邪神の王《アビスベル=ジャシン帝》その人。
一人称は「我」または「余」。
強化形態である《アビスベル=覇=ロード》に変身すると一人称が「オラ」に変化し、岡山弁で喋るようになる。さらに口調と性格も不良じみたものへ変わっており、あまりの変わり様にウィンたちも初見では驚愕していた。
カードの姿で虚空から現れてウィンのデッキに紛れ込み、デュエル中に召喚されたことで現世に復活する。
初陣の後、再び世界を支配すべく暴れようとするも謎の力によって再びカードへ封印され、クリーチャーとしての力もデュエル中しか使えないと分かり落胆する。
さらに元の姿からデフォルメされた人間大のゆるキャラのような姿になってしまい、想定外の事態に悲鳴を上げることに…
この姿になってからウィンに逆らえなくなり、その次の回から『邪神くん』の愛称で呼ばれるようになる。
また、人間界のタコさんウインナーが好物となった。
上記のようにやたらポンコツに思えるシーンはあるものの、意外にも東大入試レベル相当の模擬試験で合格点を叩き出すなど、帝王の肩書に違わず高い知識と教養を身に着けているような場面も存在する。
デュエリストとクリーチャーの主従関係からウィンに逆らえず振り回されているが、ウインナーで釣られて大人しく従うこともしばしば。それでいいのか深淵の支配者…
一方で臣下のアビスロイヤルたちに対してはこの姿でも威厳を示そうと尊大な暴君として振る舞っており、どこかで見たようなやり取りをしたことも。しかし彼らからは「クリーチャー使いが荒い」と言われながらも、なんだかんだで慕われている模様。
デュエリスト達を『邪神の世界』と呼ばれる亜空間に引き込むことで『邪神デュエル』を行わせる事が出来、アニメ第3話からはデュエル後に後述の『邪神タイム』を処すように(回によっては省略)。
なお、この『邪神の世界』および『邪神デュエル』は録画することが出来ないようであり、『邪神タイム』も対象者にとっては夢のような出来事と認識される様子。
また、頭頂部からハンマーやマジックハンドといった道具を自由に出すことが出来る。
しばらくして、邪神くんが元の《アビスベル=ジャシン帝》の姿を完全に取り戻すには、ウィンが現在持っているアビスロイヤル(フォーク=フォック、ブック=ラギルップ、ハンマ=ダンマ等)以外のアビスカードが必要と判明。
ある男によるとウィンのように何故かデッキに紛れ込んでいたとのこと。
なので、もしかしたら知り合いのデュエリストが持っている可能性が…
また、アビスカードはウィンの成長や、激しい感情の変化に応じて出現することもあり、無印後半以降は主にこちらの方法で新しいアビスロイヤルを獲得している。
邪神タイム
「邪神タ〜イム!」
説明しよう!『邪神タイム』とはアニメ版『デュエル・マスターズ WIN』シリーズの醍醐味の一つである『邪神デュエル』での敗者やその関係者に行われる、その人物や回に関する、ママより怖いであろうお仕置きのことである!そして『邪神デュエル』と異なり、しっかりダメージも喰らうのだ!
処刑用bgm
邪神タイム一覧
無印8話ではカレンにも行おうとしていたが、ウィンの介入で未遂となったため、ここでは記載しない。
話数 | 対象者 | 執行内容 |
---|---|---|
無印3話 | 覚知山ボウイ | 手回し式の大型装置を回す強制労働をさせられる。 |
無印4話 | チバカブラ | 全身の血液(デュ液)を注射器で抜かれる。 |
無印5話 | ランナー | クロッシュ付きの皿の上に乗せられる(続きがあったようだが、邪神くんが「気が乗らない」として中断)。 |
無印6話 | うんちく | 舌を伸ばされ、更にそれをちょうちょ結びにされる。 |
無印7話 | マズキ&ケンドラ | サメの上でバンジーをさせられ、最後は紐を切られて落下。 |
無印16話 | 地下デュエリスト | 出口のない洞窟に落とされ、溶岩を流し込まれる。 |
無印28話 | パパリン | ムキムキの邪神くんにプロレス技を決められ、最後はエリザ先生からもツープラトンを喰らう(この回の彼はデュエルしておらず、エリザ先生のデッキをビルドしていた。女性相手に執行するのはやはりダメだからだろうか。)。 |
決闘学園編2話 | マズキ&ケンドラ | 井戸から出てきた怪物に襲われ、その後自分たちが井戸に落下(邪神くん曰く「古井戸や 馬鹿を飲み込む 水の音」。この回のみbgmが違う。)。 |
決闘学園編16話 | 霞ヶ関ファルゴ | ノワールアビスの大軍に襲われ、やがて自身も腐敗、白骨化する(ノワールアビスに日光を当てて弱体化させたうえ、これまでウィン達に散々嫌がらせをしていたため、因果応報である)。 |
決闘学園編21話 | シモ&カワwithパパリン | カードスリーブに加工され、ウィン達に夜まで遊び倒される(デュエルしたのはカワのみ。シモが女性なので、女性が処された初の事例でもある。)。 |
関連タグ
ドラゴン龍、カツドン、ハムカツ、デッキー、ジョーカーズ:歴代の主人公たちと共に生活していたクリーチャーたち。カツドン(が持つアウトレイジの書)とデッキーは対戦相手や実体化したクリーチャーをデュエル用の異空間に隔離することができる。
ジャオウガ:「鬼タイム」と呼ばれる能力を持つ闇クリーチャーの首魁。
鬼舞辻無惨、ドクロベエ、闇遊戯:アニメでの部下のアビスロイヤルに対する扱いや、「邪神デュエル」での敗者に対する処遇(敗者に見せた幻覚?)を見て彼らを思起した人もいるはず。
フリーザ:デザインの着想元のひとつになっていることが松本大先生のラフスケッチに記されている。
邪神ちゃん:似たような名前で呼ばれており、召喚主である人間の尻に敷かれている別作品の人外繋がり。アニメ作品の放送時期も約一ヶ月という短い期間だが被っており、放送局も同じテレビ東京系。