CV:大久保瑠美
概要
心優しい少女。かわいらしい見た目とは裏腹に、デュエルの腕前は確かで、周囲からも一目置かれている。
使用デッキ
『氷結龍 ダイヤモンド・クレバス』を切り札とした自然文明のスノーフェアリーデッキを使用。
関連タグ
※以下はデュエル・マスターズWINのネタバレが記されています。
実は彼女は、斬札ウィンが持つアビスロイヤルの情報をプリンス・カイザに流していた裏切り者で、彼が雇った忍者。マイハマ編第23話にて発覚。
この時は、今まで使用していたスノーフェアリーでは無く、霧隠双頭龍バジリスクを軸にしたシノビデッキを使用している。恐らくこっちがメインのデッキと思われる。
ウィンに敗北後、カイザに見限られ、彼と行動を共にする鉄仮面によって異空間に閉じ込められたが、ウィンがカイザに勝利した事で解放され、ウィンに謝罪して場を去って行った。その後のウィンがマイハマ学園に行くための試験デュエルをしてる際も影から見ており、ずっと裏切ってた罪悪感からかなかなか顔を見せず、ウィンが振り向くとすぐさまその場を去っている。
決闘学園編では、ウィンの作ったデュエマさいこークラブに加入。今まで忍びとして過ごしてきたことから、学校のクラスになかなか馴染めずにいたが、ウィンとのデュエマを通じて、その悩みを吹っ切ることに成功した。また、前期での出来事もあってか、ウィンに好意を抱いている。
ウィンに匹敵する程のデュエマバカであり、穿田からは「ウィンが2人に増えただろう」と評されていた。
一方、聖カオスマントラ等のシノビクリーチャーを「可愛い」と評する等、常人とは感性がずれている。
また、制服の上からでも分かる位発育が良くなっており、中一としては大きい部類になる。
上記の通り忍びとして訓練を受けてきたため、身体能力は非常に高い。現状、同じヒロインであるあの人に勝る描写は見られないが、それでも複数のダンベルを身に着けて片手で500回懸垂を行う等超人的。
また分身の術も出来、少なくとも3人になることが可能。因みに分身にはちゃんと実体がある。
仕事上諜報活動等をしていたためか、慎重で疑り深い性格の穿田にも話しかけようとする等他の部員と交流しようとする姿勢がみられる。
料理については漫画版では上手ではない様子。アニメ版では鍋料理を作ったのだが大量の唐辛子が入っており、スープが真っ赤で作った本人も咽る代物だった。しかし唐辛子以外の食材は至って普通であり、激辛好きの人にとっては美味しいものと思われる。また包丁で大量の野菜を切るシーンが有り、職業柄も相まって少なくとも包丁を使うことは得意なようである。
ボウイとカレンのD4争奪戦
ファルゴのデュエマさいこークラブへの嫌がらせが続く中、D4が頂点を仕切るマイハマ学園ではクラブを守れないことを悟り、学校の制度そのものを変えようと決闘学園編第10話でボウイに代わるD4の候補者に立候補。ウィン達には理由を告げずデュエマさいこークラブを退部する。
頭領から一撃で仕留めるよう言われたため、新たにオーバーレアの切り札『聖カオスマントラ』を使用。さらに念を押して裏斬隠 カクシレシピでボウイのブロック戦略を防ぎ、勝利。
見事、D4の1人となった。
D4加入後は教師すら超えるVIP待遇に驚きつつもカイザからは加入の理由を怪しまれ、ファルゴからは新人教育の名目で資料庫に監禁される生活を送っていた。しかし第14話の文化祭の頃には緩くなっていたようで、資料庫に畳を持ち込む等密かに自分が利用しやすいよう改造を施していた。
先述の通り退部理由を話していなかったのだが、残された部員も薄々察したのか、又は第16話でウィンがファルゴに勝利したことでクラブの地位及び自身の立場が向上したのか、決闘学園編第2エンディングでは穿田やボウイと登校中挨拶をしたり、第23話以降クラブの部室に入り浸ったりする描写が見られるようになった。
第31話では、シノビの里の統領が病の為危篤状態に陥り、緊急招集が掛かっていた。しかしカレンはマイハマ学園に出発する際統領と交わした「最強のデュエリストになるまで、里の事は忘れること」という約束の為里には戻れない。そこで勝利の女神ウィナの力で、統領の病を治す願いを叶える為戦っていた。
しかし速攻デッキにありがちな長期戦に持ち込まれると不利になる点をボウイに突かれ、更に彼の新たな切り札富轟皇 ゴルギーニ・エン・ゲルスの力の前に敗北。イッサと会話した際「少し考えさせてください。」と言い残しその場を離れた。
その後、ウィンと一緒に薬草を探し当て、頭領が病から回復したことでこの問題は解決。また「いつかはウィン達と一緒にいられなくなるのでは」という不安も抱いていたが、ウィンに「今を楽しんでいればいい」と励まされて立ち直っている。
実力について
プリンス・カイザをして「知識・戦略・判断力どれも高水準。学園でもトップ5に入る」と太鼓判を押すほどの実力者。その評判に違わず、
- デュエル・ウォーズ予選でCUC(コモンとアンコモンという入手難易度の低いカードしか使えない)というD4にとってアドバンテージ(=強力なカードを好きなだけ入手出来る)のないルールにも拘わらず予選を勝ち抜く(決闘学園編第27話)
- デュエル・ウォーズのメンタル・デュエマ(ルールは下記参照)において、全てのシールドがS・トリガーとなる→シールド焼却能力を持つボルメテウス・サファイア・ドラゴンを瞬時に選択し、S・トリガーを発動させない(+相手に反撃する手札を与えない)(決闘学園編第28話)
- 自身が不利且つ相手シールドが1枚と把握し、戦うべき時!!を選択し、エクストラウィンを獲得する(〃)
と、相当な知力・機転の良さ・精神力が無いと不可能なことを実践出来ており、極めて優秀な実力を有している。
メンタル・デュエマのルール
- 各プレイヤーには、5つの文明とコストが書かれた40枚のカードがランダムに配られる→その文明とコストに合ったカードを選択し、プレイすることが出来る
- 上記のルール上、互いのシールドは全てS・トリガーとして使用可能
- どちらかが一度でも宣言したカードは、再度宣言出来ない(但し墓地等に移動したカードは記録される為、リアニメイト等した場合再使用可能)。
- 例:相手がボルメテウス・サファイア・ドラゴンを召喚→自分もボルメテウス・サファイア・ドラゴン召喚は不可能
- ドローステップから10秒以内にプレイを再開しないと、強制的に相手ターンへスキップされる
真の使用デッキ
使用デッキは、シノビを軸としたもの。マイハマ編では先述のバジリスクを軸にした光水自然のシノビデッキだが、決得学園編では光文明と新能力ニンジャ・チェンジを軸にしたデッキになっている。切り札は『聖カオスマントラ』。
またボウイとのデュエマでは、サイバー・ブレインや水のシノビが入ってることが確認できたため、手札補強用かつ相手の動きを封じるために水文明を採用してることが明確になった。
2度目のボウイとのデュエマではウィンの影響を受けてか光と闇のメカシノビデッキを使用。新たな切り札として闇落ちしたカオスマントラ堕カオスマントラを入れてる。速攻デッキの弱点をボウイに見抜かれついにはトップ解決でも有効な手を巡り寄せることが出来ず盤面を崩されて敗北を期した。
彼女の使用する戦略「ニンジャ・チェンジ」を取り入れた構築済みデッキが発売されているが、これはデュエル・マスターズ史上初の女性キャラの構築済みデッキである(デュエマの20年以上の歴史において、今まで女性キャラのデッキは発売された事が無かった。)。
余談
名前の由来は「いじらしく、かわいらしいこと」や「姿が美しいこと」を意味する可憐からと思われる。くノ一として依頼主に答えようとする姿勢や先述のデュエマさいこークラブの為に奮闘する様子が相応しい名前といえる。
またくノ一とはスパイの中でも「要人に取り入り重要な情報を引き出す」、所謂ハニートラップが主な仕事の為、容姿の優れた女性が好まれる。彼女はその家系に生まれたため、上記の優れた容姿やスタイルを有していても不自然ではない。
関連イラスト
マイハマ編
忍装束
決闘学園編
真の関連タグ
デュエル・マスターズWIN D4(デュエル・マスターズWIN)
滝川るる…デュエマヒロイン、主人公に想いを寄せる、使う文明が光、フィジカル面で言えば超人、アニメ版ではヒロインとして不遇と何かと共通点が多い。彼女は最終的に想いを遂げたが、カレンは果たして…