私の生命が、希望の花になる。それがきっと幸せなこと。
概要
拡張パックDMR-01「エピソード1 ファースト・コンタクト」から初登場したスノーフェアリー。
オチャッピィ、シャーマン・メリッサ、コートニー等のスノーフェアリーたちと並ぶ、デュエル・マスターズ界のアイドルとして多数のプレイヤーから愛され、使用されているカードである。
カードとしての能力
レアリティ | C |
---|---|
コスト | 自然文明(2) |
カードタイプ | クリーチャー |
種族 | スノーフェアリー |
パワー | 1000 |
能力 | このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーを破壊してもよい。そうした場合、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
シールド・トリガーがなくなったクリーチャー版の《フェアリー・ライフ》と言うと解り易い。
というよりも、《フェアリー・ライフ》に描かれていた妖精がクリーチャーとして独立したのがこの霞み妖精ジャスミンである。(同じような形で独立したものに《ダーク・ライフ》から独立した《悪魔妖精ベラドンナ》が居る)
5枚目以上の2マナ圏のマナブーストが欲しい場合、デッキ投入を検討されるだろう。
他の山札からマナに送る2マナ圏のマナブーストには、《鼓動する石版》と《時空の庭園》、上述した《ダーク・ライフ》があるのだが、このカードはクリーチャーであるという事で他の同系統のカードと一線を画する。
可愛い・・・のはまあさておき、簡単に言えばクリーチャーである属性上、腐り難いのである。
この系統のマナブーストは前半引ければ非常に有利に戦況を進められるが、逆に後半引いてしまった場合には無用の長物になり易いという欠点を孕んでいる。(ためらいなくマナ送りやカードコストに回せるので完全に無駄になるわけではない。)
一応、《鼓動する石版》、《時空の庭園》、《ダーク・ライフ》のいずれもマナブースト以外の効果を持っているのだが、《鼓動する石板》はパワー増強、《時空の庭園》は進化クリーチャーと組み合わせなければ意味のない能力となっており、《ダーク・ライフ》も闇との多色なため腐り易い事に変わりはない(逆に言えば、この効果を重要視するのであれば向こうが優先されるという事でもあるが)。
しかし、このカードはパワー1000とは言え、クリーチャーであるので場に残す事を選択出来る。たとえどんな弱小クリーチャーの攻撃であろうとシールドを削れ、直接攻撃すれば致命傷を与えられるデュエルマスターズのルールから考えれば、この一体が勝負を分ける事もあるだろう。
また、《龍神ヘヴィ》や《魔刻の斬将オルゼキア》、《母なる星域》などと言った強力なカードのコストとして利用出来たり、《ハッスル・キャッスル》や《雷鳴の守護者ミスト・リエス》の効果によって効果を使用しながらもドロー出来たりするという観点から見ても、呪文ではなくクリーチャーである事は非常に大きい。
現在においては環境の加速化が進んでいる事もあり、同じマナブーストクリーチャーの先輩である青銅の鎧に匹敵する需要を得ているカードである(向こうは向こうで、効果を使っても場に残るという事や種族の面で差別化可能)。
尚、スノーフェアリーという種族の面から見た場合、このカードは更に強力である。
スノーフェアリーには《ダイヤモンド・ブリザード》や《ダイヤモンド・カスケード》と言った墓地から同種族を回収する進化クリーチャーが存在しており、このカードの再利用が非常に容易だからだ。
この二枚はマナゾーンのスノーフェアリーにも関与するカードである為、過剰なマナブーストが無駄になる事も少なく、またこのカード自身が進化元となる為、非常に強力な相互関係が出来上がっている。
アニメでのジャスミン
大抵はマナブースト役として出てきてはすぐに破壊され、役割を全うする彼女だが、唯一主役になった話がある。ビクトリーV3の第27話である。
カツドン(正確にはカツキング)に一目ぼれし、オラクルの影響ではなく愛の力で実体化。
カツドンをカツキングにドロン・ゴーさせる為にバットで殴ろうとしたり…。
あれ、これヤンデレじゃね?
このジャスミンのCVを担当したのは日高里菜氏である。
この回の後、ジャスミンに専用の3Dグラフィックが用意されるようになった。
DUEL MASTERS PLAY'Sでのジャスミン
キャラクターの「ジャスミン」として「メインストーリー EPISODE 9 新たなる来訪者」で初登場、CVはアニメと同じ日高里菜氏。《霞み妖精ジャスミン》の頭身をそのまま上げたような外見をしている謎の少女。
人間世界に危機が迫っていることを伝えにクリーチャー世界からやって来たようだが…。
カードの方もDMPP-16 「ファースト・オブ・ビクトリー -激竜王の目覚め-」から登場した。