「この世の果てで、また会いましょう。だから、今は笑って」――雪渓妖精マルル
カードとしての能力
概要
DM-14「転生編 第1弾」にて登場したクリーチャー。
アース・ドラゴンが破壊される際に、かわりにこのクリーチャーを破壊させることで、アース・ドラゴンを守れるセイバー能力を持っている。
そもそもアース・ドラゴンは、緑神龍ミルドガルムスのようにバトルゾーンに出した際に発動する能力持ちなどが多かったということもあり、他種族の軽量クリーチャーであるこのカードで守る必要は薄かった。
しかし、後に緑神龍ドラピが登場すると、1コストでありながら、マナゾーンに9枚のカードがないと破壊されてしまうというデメリットを打ち消せるという利点が生まれ、突然有用性が生まれた。
後にセイバー能力の対象がドラゴンに広がり、パワー2000に上昇した結界の面 ブオンが登場したが、同時に自然単色での5枚以上採用が可能になった。
ブオンとは異なり、自身はスノーフェアリーなので、妖精の裏技ラララ・ライフをG・ゼロで唱えることが可能であり、ラララ・ライフでマナブーストして、そのマナでドラピを召喚することが出来るという点も、ブオンにはない利点になっている。
但し、DM-14での初収録以降、一度も再録されたことが無いため、入手が難しい状態になっている。
デュエル・マスターズ プレイスではDMPP-02「伝説の再誕 -RETURN OF LEGENDS-」で実装された。
セイバー能力は強制になり、対象範囲がドラゴンに変更され、レアリティがUC(アンコモン)に昇格された。
なお、DMPP-03でダイヤモンド・ブリザードが登場した際には、DMPP-05で薫風妖精コートニーが登場するまで、なんとドラゴンを採用していない【ダイヤモンド・ブリザード】デッキで、2コスト1000の軽量バニラクリーチャーとして、数合わせ的に採用される光景もあった。
余談
フレーバーテキストは、セイバー能力の悲哀を感じさせるテキストであり、後に桜風妖精ステップルでオマージュされたことがある。
2024年9月21日発売予定のDM24-RP3「王道篇第3弾 ゴールド・オブ・ハイパーエンジェル」にて、このクリーチャーをリメイクしたヨビニオン・マルルが登場した。但し、あちらは、リメイク前に持っていたセイバー能力ではなく、ヨビニオン能力を持っている。また、フレーバーテキストは、このクリーチャーのフレーバーテキストのアンサーのようになっている。
関連イラスト
関連タグ
愛恋妖精ミルメル:DM-14で初登場したスノーフェアリー繋がり。また、ミルメルとマルルはお互いに初収録されたDM-14以降、一度も再録されていないという共通点もある。