もしかして:照り焼き
概要
この呼び方はpixivのあるイラストの題名から発祥した(現在そのイラストは削除されている)。
「照井×亜樹子→てるいあきこ→てるあき→てりやき」という流れからきているものと思われる。
二人の関係
照井竜はTVシリーズ本編の第18話から登場するが、第25話、第26話のパペティアー・ドーパント事件で亜樹子の考えを誰も信じようとしなかった中、照井が唯一彼女のことを信じてくれた。
それが元で好意を持ったのか、その後も亜樹子が照井に好感を持っているような場面がたまに挟まれていた。
照井のほうもなぜか初期から亜樹子に対しては優しく、質問されても決まり文句(俺に質問するな)を口にすることなく素直に答えたりと好意的ではあった。
他にも、亜樹子の自主制作映画でキャストとして出演した際、亜樹子が演じる役とキスすることになって「ゼツボウガオレノゴールダ」と呟いて逃げ出すなど、亜樹子を意識するような素振りもあった。
決定的な何かがあったわけではないものの、第44話に至ってシュラウドを赦し復讐心を振り切った照井が、ラストで亜樹子と(翔太郎曰く)「あま~い雰囲気」になっていた。デキてると言われ、否定もしていなかったが正確なところは定かではない。
時間軸的にはその直後にあたる劇場版の『仮面ライダーW FOREVER AtoZ運命のガイアメモリ』において、照井のほうから亜樹子を花火大会に誘うという出来事があり関係の進展を見せている。
その後最終回に向けての本編でも二人が寄り添う場面が見られたり、敵地に乗り込む際、照井が亜樹子に向けて「俺の傍を離れるなよ」と言ってみたり(その直後に離れていたことには触れてはいけない)、最終回ではどさくさに紛れて照井に抱きつく亜樹子が見られたりと、二人の関係を匂わせる場面がいくつかあったが、結局明確にされることはないまま本編は終了した。
しかし、2010年12月公開の『仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブル feat.スカル MOVIE大戦CORE』においてなんと二人が結婚することになり、結婚式当日からストーリーが始まるという驚愕の展開が訪れた。
本編第48話から第49話(最終回)の間は作中では1年間が経過しており、この間に進展があったのか、はたまたその前から付き合っていたのか……すべては謎に包まれたままで、ある意味では想像力をかきたてる二人である。
また、2011年4月発売のVシネマ『仮面ライダーW RETURNS 仮面ライダーアクセル』ではめでたく夫婦となった二人のその後が描かれている。甘々な新婚生活を送る一方で、なぜか自分の事を「所長」としか呼ばない照井に不満を抱いていた亜樹子は、ある事件をきっかけに離婚を決心し、離婚届を片手に照井に迫る……という二人の離婚の危機がストーリーの軸になっている。
なお、ネット版『仮面ライダーフォーゼ』にアクセルが登場したときは「所長……いや、妻が」と言い直し、それに突っ込まれるとデレデレしていた事から、結婚2年目でも未だ熱いようだ。
『天下分け目の戦国MOVIE大合戦』では、武神Wを従える武将・ヒデヨシとチャチャが登場した。『仮面ライダーW』に関連する人物で演じる役者も同じだが、あくまで顔が似ているだけの別人である。
そして『ドライブサーガ』では…(ネタバレ注意)
ロイミュードによる連続強盗事件を解決した後、竜にかかってきた電話から衝撃の事実が発覚。
「わかってる所長。春奈ちゃんのオムツはいつものブランドだろ。」
なんと念願かなって(?)一人娘が誕生。竜も子供の前では赤ちゃん口調になっており、既に父親として板についていた。
風都探偵でも、相変わらず良好な夫婦関係を築いており、翔太郎が見つけたときめをガイアメモリ関連の事件+記憶喪失に加えて身元不明のため、亜樹子が所長を務めてる鳴海探偵事務所に預けて保護観察処分にしている。
余談
後の『風都探偵』4巻の後書きによれば、二人をくっつけようとというのは、プロデューサーの塚田英明氏と脚本の長谷川圭一氏のラインとのこと。
翔太郎やフィリップとは違う意味で亜樹子を照井竜と絡めるのは当初からの予定ではあったが、三条氏的にも上述したように意識し始めたのはパペティアー・ドーパントからと認識している様子。
メインライターの三条陸氏としては夏の劇場版までには惹かれ合っているだろうという計算で脚本を書いていたが、先に放送される本編でどんどん親密になっていったため困っていたとのこと。
またVシネでの亜樹子が竜をビンタするシーンはエンディングでのNGカットによると6回のリテイクを繰り返している。
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