概要
アンデッドのデータを基にして作られた人造生物。他の生物(人間)の細胞も素材としているため、人語を話したり人間と意志疎通ができるなど高度な知性を有し、戦闘能力も下級アンデッドとは比べ物にならないほど高い。
アンデッド同様大ダメージを受けるとバックルが開くが、ラウズカードを投げても吸収するだけで封印することは不可能。そのため、倒すには仮面ライダーブレイド・キングフォームやワイルドカリスの『ロイヤルストレートフラッシュ』&『ワイルドサイクロン』を用いることが必須である。
登場する度に上級アンデッドに並ぶ強敵として仮面ライダーを苦しめた。
アルファベットの並び的には「トライアルA」と「トライアルC」も存在したと思われるが、詳しいことは不明。
人造アンデッドのケルベロスがカテゴリーAだったり、ハイパーバトルビデオに登場したトライアルの能力がコピー(Copy)だったりするが、いずれにせよ憶測に過ぎない。
そのほとんどが過去のボス級の怪人をモチーフとしている。
トライアルシリーズ一覧
トライアルD
アンデッドの細胞と人間のデータから作られたトライアル。
全身を駆け巡る伸縮自在のケーブルで相手を絡め取ったり、体を液状化して移動する能力を備えている。
モチーフはフランケンシュタインの怪物。準備稿では「ハカイダー的スタンスのキャラクター」という宇都宮孝明Pのオーダーの下、某番組に登場する宇宙人をモチーフとしていた。
トライアルE
アンデッドの細胞と人間「橘朔也」のデータから作られたトライアル。
右手に装備したアームガンは『単発(シングル)モード』と『連射(バースト)モード』に切り替えが可能で、その命中精度は百発百中を誇る。
左手には電撃棒『トライアルグリラー』が装備されており、そこから75万ボルトの電撃を放って攻撃対象の動きを封じることか可能とされる。
モチーフ(カラーリングのイメージ元)はシャドームーン。
トライアルF
パラドキサアンデッドの細胞と人間のデータから作られたトライアル。
手から衝撃波を放って敵を粉砕する能力を持つほか、右腕に取り付けられたカッターと左腕に取り付けられたフィンで敵を切り刻む。
モチーフはショッカーライダー。
トライアルB
本物の広瀬義人により自身のデータとアンデッドの細胞から作られたトライアル。
全身に備えた眼によって全方位に視覚を有しており、左手に絡みついている双頭の蛇で敵を石化させてしまう能力を持つ。
また、指先より一千度の雷撃を放ち、対象者を焼き殺すことも可能。
モチーフはゲルショッカー首領(顎部はライダーを意識)。
トライアルG
アンデッドの細胞と上城睦月のデータから作られたトライアル。
タイガーアンデッドに追いつくほどのスピードを出せる脚力と触れる者全てを死滅させる猛毒を備え、レンゲルラウザーに酷似した杖状の武器を振り回して戦う。
モチーフはブラックサタン大首領。デザイン担当の韮沢靖氏は、過去の特撮にあまり詳しくないと言っていた宇都宮孝明プロデューサーの「布にしないですよね?」という質問が的確すぎてツボにハマったと語っていた。
トライアル
対象の姿・能力をコピーする能力を持ち、剣崎の姿だけでなくブレイバックルのデータを解析して変身能力まで身につけてしまった。
ハイパーバトルビデオに登場したトライアルで、識別記号を持たず外見はトライアルEなのだが、公式でも明確に別のトライアルとして扱われているようだ。