ギガトンパンチとは、主に2つの意味がある。
- ネ実の謙虚なナイトとして知られるブロントさんが使っていた技
- 『星のカービィ 鏡の大迷宮』に収録されているサブゲーム
本記事では、1と2の両方について解説する。
1の概要
「荒らしたらギガトンパンチで殺す」
2ちゃんねる上でブロントさんが書き込んだレスに存在する、自身の技。
「グラットンスウィフト」や「ついげきのグランドヴァイパ」など数々の技を使いこなすブロントさんの中でも特に初期から編み出された技で、FF11板での活動よりも前から存在している。
その力はギガの名に恥じず普通のパンチの10億倍ものパワーを誇っている…というわけではなく、雷の力を腕に宿して放つパンチらしい。
ただしその破壊力はばつ牛ンであり、様々な伝説を残している。
- 強くて強力なパワーを持つ
- ギガトンパンチ使う時はパンチがパワーアップするからパンチ力が65に上がって強くなる(素のパンチ力は60らしい。そこまで上がってない?)
- 台風さえ雷のパウーで消し飛ばす
- ロトさんなめてるとギガトンパンチ食らったら即死で瞬殺される
- ロトさんの必殺技の中で一番有名な技
- このパンチで北海道の多くの不良を殺して来た
- 60人まとめてギガトンパンチで吹き飛んだ
ちなみになぜ雷かというと、『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する呪文「ギガデイン」や特技「ギガスラッシュ」が雷属性の技ゆえ、「ギガ」=雷と思っているからである。
なお、この頃のブロントさんはコテハンで「勇者ロト」と名乗っていた。
それから5年ほど時が経ち、社会人としてエリート会社員となったブロントさんは、行きつけのBARで暴れていた自称空手二段のいかついオッサンに対して雷属性の左をジョーにヒットさせて一撃でノックアウトした。
パンチによる攻撃とは明言されていないのでもしかしたらキックかもしれないが、創作では軒並みギガトンパンチと同一に扱われており、それにちなみギガトンパンチは左手専用の技となっていることが多い。
メガトンパンチ
ギガトンパンチにはさらに上のパワーアップしたパンチがある。
それがメガトンパンチ。
…逆だろと言ってはいけない。
ブロントさん曰く「パワーを上げすぎたため雷属性はなくなったけど無属性の威力が高い最強のパンチ」で、通常攻撃の5倍ダメージらしい。
ブロントさん的には「メガビームライフル」を由来に、メガ=強いと訳している。
風の属性のパンチ
ブロントさんは風の属性のパンチを持っていた。
ただし風を英語でなんというかわかっておらず、スレの住民に聞いても誰も教えてくれなかったのでそれらしい技名がついていない。
そのためか残念ながらかなりマイナーな技であり、(ボイスこそ存在するものの)創作で使われることはあまりない。
超ギガトンパンチ、超メガトンパンチ
ロト時代のブロントさんは主にスパロボ関連のスレに潜り込んでいた。
そこで自分専用のモビルスーツとして、スパロボ内の愛機のゼータツー(ZⅡの読み間違い)を自分用に改良した「ロト専用ゼータ2」(を更に強化したスーパー・ロト専用ゼータ2)をを考案していた。
このロト専用ゼータ2の技として、2つのパンチの強化版である「超ギガトンパンチ」「超メガトンパンチ」が使えるらしい。
余談
ブロントさんのパンチ力は、本人曰く「パンチングマシンで100とか普通に出すし」。
また、ブロントさんはパンチだけでなくキック系の技もいくつか備えており、「ファイヤーキック」「サンダーキック」がある。
素のキックは素のパンチより強く、ログによってはパンチの3倍の威力でスチールもこわれるらしい。
ただしそれよりも威力の高いファイヤーキックはギガトンパンチやメガトンパンチより威力が低く、本人が「たいてい弱い強さ」と言っておりサンダーキックも更に威力が低いので、どうやらブロントさんは蹴り技を強化するのは苦手なようだ。
「まずサンダーキックで雷のダメージで蹴る」
「その次はダークアタックで大きなダメージで倒す」
「そのあと起き上がったらロトの剣でギガスラッシュの技を撃って斬る」
「とどめでギガトンパンチで殴って殺す」
2の概要
『星のカービィ 鏡の大迷宮』に収録されているサブゲーム。
『星のカービィ スーパーデラックス』に収録されていた「かちわりメガトンパンチ」を進化させたようなゲームで、4人対戦ができるようになっている。
キャラは全員カービィで、ファイター能力と同じ鉢巻を巻く(赤カービィは白鉢巻)。
ゲージが最大になった瞬間にボタンを押すのを繰り返してパワーを溜め、最後に2つの照準が重なる瞬間にパンチすることで下の岩を割り、そのまま地面にどこまで亀裂を入れられたかを競う。
なお、かちわりメガトンパンチとは異なり舞台がポップスターかは不明(『鏡の大迷宮』本編の舞台は鏡の国)。
最高スコアは999.00であり、この記録を出すと亀裂が星の裏側まで届いて(画面逆さまの)海の夜景を見ることができる。
999.00を出さずに1位を取った場合のファンファーレは、サブゲームのファンファーレとしておなじみの「がんばった!」や「おめでとう!!」のフレーズを少し変えた独自の「かちわった!」という曲である。
ちなみに背景は同作の「かちぬきボスバトル」の中ボス軍団戦と同じで、観客のうちキャピィやポピーブロスJr.は本作だとこれらの背景でしか見られない。
星のカービィ Wii デラックス
サブゲームをメインとしたモード「わいわいマホロアランド」のアトラクションの1つとして、19年ぶりに収録。
今回はカービィだけでなく、デデデ大王、メタナイト、バンダナワドルディも参加可能。
うちバンダナワドルディはかちわりメガトンパンチでの参加経験がある。
デデデ大王はあまりパンチのイメージはないが、GB版『カービィのきらきらきっず』ではブロックを1列追加してくる「デデデパンチ」というワザがあったりする。
メタナイトがパンチを放つのはこれが初となる。ナイトがギガトンパンチ…と考えると、当記事の1の人物と通ずるものがある(当然雷属性ではないが)。
全体的な雰囲気は踏襲しつつも演出が強化され、難易度で岩の見た目やエフェクトが変わったり、亀裂が深い所に行くと地面の色が変わったりする。
そして地味に最大値が999.99に変更され、これを出すと原作同様星の裏側の海を見ることができるが、そこで海水浴しているワドルディが亀裂によってできた噴水で打ち上げられるという派手な演出が流される。ワドルディはプレイヤーと同じく4人いるので、複数人同時に999.99を出せばワドルディも同時に打ち上がる。
BGMも原作の曲「ギガトンパンチ」がアレンジされており、独自のファンファーレ「かちわった!」もしっかりアレンジ。
ミッションの中にはダークメタナイトのなりきりおめん(ダークぶんしんのものでもOK)を付けてプレイするものの他、真 エクストラミッションではレベル3を3回連続で勝利するものがある。
原作でもそうだがレベル3はCPUがカンスト値を出すこともザラなので、こちらも毎回カンストする気で臨むことを強いられる。