データ
初登場 | ポケットモンスター 赤・緑 |
---|---|
タイプ | ノーマル |
PP | 10 |
範囲 | 相手一体 |
備考 | 相手と同じ姿に変身する。レベル、HP、持ち物、性別、なつき度は変身前に依存する |
英語名 | Transform |
概要
対象のポケモンと同じ姿、能力に変身する。敵だけでなく味方も対象に選べる。
「へんしん」によって変化するのは、「姿」「HP以外の全ステータス」「持っているわざ」「とくせい」「(積み技などによる)能力ランク」。
おんがえし、やつあたり、めざめるパワーの基本性能は使用者に依存する。
『ポケットモンスター ソード・シールド』のキョダイマックスや『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』の相手のテラスタイプもコピー出来ない。
相手の能力ランクもコピーしてしまうので、積み技を多用する相手には有効に働くのだが、やはり「へんしん」するまでに1ターン費やすのが最大の問題。また、「へんしん」することで技もコピーできるのだが、PPが一律5になってしまうので、長期戦に持ち込まれると辛い。
どちらかというと、「へんしん」しかできないメタモンよりも、変化技等でサポートが可能なミュウに覚えさせて使った方が、バトルでは実用的。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは、フロアにいる敵ポケモンのどれかに変身できるが、PPは1しかないうえに能力は変わらずわざもコピーできない。そのため、すいへいぎりやしんくうぎりを覚えていないメタモンは通常攻撃やわるあがきを駆使して戦うことになっていた。敵のメタモンは基本わるあがきしか使ってこないためそれで見分けることが可能。
『ポケモン超不思議のダンジョン』ではすでに通常攻撃が弱体化されているため原作通りPPが5になり、正面2マス先までのポケモンにへんしんできる効果になった。ステータス自体はやはりコピーできないものの、わざや移動タイプ、特性などはコピーできるようになりトリッキーながら使いやすいわざとなった。
『ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX』では変身相手のPPに関わらず最大になる。また今作ではダンジョン内でのリーダー変更が可能な為、変身する相手を自由に選べるようになった。ただ「へんしん」自体のPPが5回と少ない為道具などでのフォローは必須。すごわざ「しぼりだす」を覚えるのがオススメ。
余談
「へんしんしても、顔だけはメタモンのまま」「へんしんしても、色は紫色のまま」など、様々な設定のメタモンのイラストが確認されている。
『ポケットモンスター 金・銀』ではこれを覚えたポケモンが違う色のポケモンに使うと、姿や顔こそしっかりコピーできるが体色はそのままになる(勿論これは仕様。色違いのメタモンの場合だと水色のポケモンになり、ミュウが使うとピンクと青のツートンカラーのポケモンになる)。
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』の初期ロットでは「へんしんした後にひんしになるとへんしんで得た技を習得してしまう」というとんでもないバグがあった。
そのため、ものまねが使えるポケモン(教え技の為、『ポケットモンスター ルビー・サファイア』までで登場したポケモンであれば殆どが習得可能)は誰でも好き勝手に技を覚えられてしまう。
反動技を大量に搭載したプテラやスキルスワップケッキング、スケッチを覚えさせ『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』に転送してらいげきを覚えたエレキブル等々、最早なんでもありである。
当然不正なのでポケモンバンクに弾かれてしまう点に注意。