解説
漫画『魔都精兵のスレイブ』に登場する組織。
正式名称・「魔都防衛隊」。
人類を魔都の脅威から守るために作られた組織。魔都への門を管理下に置いた政府が編成した。隊員は全て桃の力を得た女性で、男性は隊員になれない(優希は、七番組の寮の管理人という身分であり、隊員ではない)。
縁起の悪い「四」の数字を除いた一番組から十番組までの九つの組で構成されており、魔都を八つの方角に区分し、中央を含めたそれぞれの担当の場所に配置されている。
魔都の中央にある広大な地下洞窟には、桃の木がたくさん生えており、魔都の桃の採取を目的とする「出張組」という別働隊(魔防隊の各組から出張した組員達)が収穫している。
各組につき、組長、副組長、組員で構成される。
中央を守護する十番組の組長は、魔防隊全体の長である総組長を兼任する。
京香の目標は、総組長となり、すべての醜鬼を殲滅すること。
一応制服があり、暗色(黒・紺・紫など)を基調とし、縁部分などに赤いラインが入っている軍服風のもの。一部の隊員は制帽を着用している。
細かなデザインについては隊員本人の好みで改造することも認められているようで、ヤンキーの特攻服風、胸元が大きく開いたもの、修道服風など、多様な制服が登場する。
構成
一番組
二番組
三番組
五番組
六番組
七番組
八番組
九番組
十番組
余談
魔防隊の隊員の中には大なり小なり「人格面」に問題がある組員や元組長などがいる。例を挙げると…
・一族間で過剰に競わされた結果、精神が酷く歪み、同族に勝つためなら人質や好きでもない男を誘惑する組員。
・戦闘力は高いが常習的に他の隊員にセクハラをするため、いつ訴えられてもおかしくない組長。
・一族を強くするために一族間を競わせた結果、親族間の確執が増し、子供達が健全な精神で育たなくなった負の側面を生み出した豪胆で横暴な性格の元総組長の隊員。
隊員の採用基準に「能力」を重視し過ぎて倫理観や協調性、打たれ強さなどの「内面」を疎かにしてたのだろうか?
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関連・類似する組織(作品外)
同じジャンプ作品での類似組織。個性が強い隊長がいたりと色々と共通点がある。ファンからの人気が主人公組に匹敵する程に高い点も共通。ただし、「主人公が所属していない」点が異なる。
同じジャンプ作品での類似組織。「鬼を冠する敵を討伐する味方側の組織」という点や幹部クラスの会議もある等共通しているが、政府非公認の組織であり、舞台が大正時代という点で異なる。