ヤンチャム
やんちゃむ
基礎データ
全国図鑑 | No.0674 |
---|---|
セントラルカロス図鑑 | No.091 |
アローラ図鑑 | No.284 |
ガラル図鑑 | No.111 |
ローマ字表記 | Yancham |
ぶんるい | やんちゃポケモン |
タイプ | かくとう |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 8.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
とくせい | てつのこぶし/かたやぶり/きもったま(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう/ひとがた |
他言語版の名称
ドイツ語 | Pam-Pam |
---|---|
英語・スペイン語・イタリア語 | Pancham |
フランス語 | Pandespiègle |
韓国語 | 판짱 |
中国語(簡体字) | 顽皮熊猫 |
中国語(繁体字) | 頑皮熊貓 |
鳴き声
「んちゃ」 | エンジンシティにいる |
概要
『ポケットモンスター X・Y』(第6世代)で初登場した、子供のパンダをモチーフにしているポケモン。
顔はパンダそのものだが、体全体を見るとモデルより黒色の要素が強く、頭と尻尾だけが白く、首から下は黒と灰色のツートンカラー。
顔の横にヒゲがあり、頭から飛び出た毛はモヒカンのように前後に並んでいる。
名前の由来はそのまま「やんちゃ」であるが、ムはどこから来たのかは諸説あり、可愛らしい外見から「チャーム」」(魅惑)なのではないかと言われていたり、元ネタが中国原産なので「飲茶」(ヤムチャ)から来ているのでは?という説もあったりする。
名前の通りやんちゃなので、素人トレーナーには向かないポケモン。
口の端にくわえた丸めの葉っぱがトレードマークで、寝て大口を開けていても落ちないが、別に意味などは無いただのカッコつけである。なんとなくアニメでのキモリっぽい。
常に目つきも鋭いのだが、これは敵になめられないよう、がんばって相手をいかつい顔で睨みつけているからで、何とか相手をビビらせようと必死。
しかし可愛く今ひとつ迫力にかけるので効果は薄く、おまけに頭をなでられるとつい顔がにやけてしまう。
この説明文がポケパルレでは忠実に再現されており、笑顔になったりきょとんとしたりすると、目の周りの黒い部分が丸の形になる。特に頭をなでた直後は全力の笑顔を見せてくれる。
一生懸命睨んできたら、トレーナーは怖がるふりをしてあげるとよいのだとか。
現実のパンダよろしく主な生息地は竹林で、『サン・ムーン』ではウラウラ島の10番道路に出現するが、この道路にだけ笹のグラフィックがあり出現のヒントになっている。
そこで親分のように慕うゴロンダの後をついて回り、仕草を真似しながら戦い方や獲物の捕まえ方を学び一人前になっていく。また環境によっては、別のポケモンに師事する事もある様だ。
格闘タイプにしてはやや珍しい獣系のポケモン。
今まで「ぶちパンダポケモン」だがパンダか…?とか言われてきたパッチール以上にパンダなポケモンが現れた。
ちなみに、分類の「やんちゃポケモン」のほうはシンオウ御三家のモウカザルと被っている。
新技「すてゼリフ」を専用技として引っさげて登場しており、相手の能力を下げながら控えのポケモンと交代するというもの。第7世代でシルヴァディ、アローラニャース系統も習得可能に。
番外作品
『ポケモン不思議のダンジョン』
『ポケモン超不思議のダンジョン』にて、ストーリーのレギュラーキャラクターとして登場。
「おだやか村」の小さな学校に通う少年。ガキ大将で、クラスでかなり臆病なヌメラや馴れ馴れしくも騙されやすいパートナーに目を付けて、度胸試しをさせたり悪口で笑い飛ばしたりと、からかって遊んでいる。チョボマキからよく意地悪のアイデアを貰っており子分のように付き合っている。シキジカだけは「シキジカちゃん」呼びで一応優しく接しているが嫌がられている。
その反面、不気味な気配のダンジョンに入ることを恐れる、子どもらしい一面もある。
ミルホッグ先生の茶番には律儀に付き合ってあげている。(怒らせると面倒くさいからだと思われる。)
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈ゲストなど〉
- XY28話:キヨシの手持ちで登場している。
- めざポケ8話:引っ越しの箱に描かれた形で登場。パンダである事や業者の服が青という事から元ネタはこれか(しかも、業者のポケモンはゴロンダ)。
その他
XY | 11話 |
---|---|
SM | 86話・121話 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 41話:オマケ『フリード博士のポケモンゼミ』で登場。
関連イラスト
読み間違えのしやすい名前のせいか例によってヤムチャなイラストがある。