基礎データ
全国図鑑 | No.0068 |
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タイプ | かくとう |
たかさ | 25.0m~ |
おもさ | ???.?kg |
概要
かいりきポケモン・カイリキーがキョダイマックスした姿。正式名称は「カイリキー(キョダイマックスのすがた)」。
メガシンカを獲得したフーディン・ゲンガー、リージョンフォームが登場したゴローニャら同期に遅れるながら8世代、ようやく登場したカイリキーの強化形態である。
通常の姿と比べやや洗練され引き締まった体格で、頭部も真ん中のツノがより大きくなり、目も黒目のない黄色く光るものに、首回りも黒色の模様が入る等、全体的に覆面レスラーの様な人相となる。その他、下半身の黒色がパンツ状からズボン状に変化し、チャンピオンベルトのPマークも赤から銀に変わっている。
パワーの大半が集中した4本の腕はより太みが増して、オレンジ色に光るエネルギーがひび割れ状に走っており、爆弾に匹敵するほどの凄まじい威力のパンチを繰り出す事ができる。また、キョダイマックスのパワーで桁外れに強化された怪力を用い、大型船を港まで運んだ事があるらしい。
ゲームでの特徴
このカイリキーが放つかくとうタイプのわざは「キョダイシンゲキ」に変化する。ダメージを与えるだけではなく、味方のポケモン全員をきあいだめ状態にする効果を持つ。
一方かくとうのダイマックスわざは、攻撃を上げる追加効果ゆえ威力が低く設定されているのだが、キョダイシンゲキにはその威力制限が何故か流用されており、とばっちりを受けた形になってしまっている。
一応、物理・特殊問わずに攻撃バフをかけられる点や、普通の「きあいだめ」と違い、使う度に効果が重複して味方全員が確定急所を狙いやすいという利点はあるが、どちらにせよ、急所のメリットはともかく威力だけならダイマックスせずに放つ「インファイト」などの方がずっと上なので、一致技の威力を上げるという目的での運用は出来ない。
ダイマックスの機会を他のポケモンやカイリキー(通常個体)ではなく、カイリキー(キョダイ個体)に消費させる場合は、急所のメリットを最大限突き詰め、役割破壊や防御無視を狙うといった別の目的を見出して導入する事になる。
ポケモン剣盾では、ソードverのストーリーにおいてサイトウのカイリキーがキョダイマックスする。なお、性別はメス。
使用トレーナー
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- 新無印86話
余談
- ちなみに、容姿の元ネタは初代ウルトラマンではないかと言われている。目が瞳のない黄色い卵型になっていたり、頭の突起が大きくなっているなど、顔立ちがそれっぽくなっていることに加えて、一番下の腕の構え自体も初代の腰を屈めて両腕を前に突き出すファイティングポーズそのものである。元々ポケモンの元ネタ自体が『ウルトラセブン』のカプセル怪獣であることを考えると、あまり違和感はないだろう。
- なお、さすがにカラータイマーに相当する部位は存在しないものの、これも初代ウルトラマンは元々カラータイマーがデザインされていなかった逸話に由来するものと強引に解釈すれば一応辻褄は合ってしまう。