概要
正式タイトルは『なつもん! 20世紀の夏休み』。
2023年7月28日にニンテンドースイッチ用のゲームソフトとして発売された。
発売元はスパイク・チュンソフト。
開発は『ぼくのなつやすみ』シリーズで知られるミレニアムキッチン。
キャラクターデザインは絵本作家のヒョーゴノスケが担当した。
登場人物
- サトル
声:小市眞琴
本作の主人公であるサーカス団の一人息子。
家業の興行のため、夏休みの8月の一か月間をよもぎ町の民宿「明日葉荘」で過ごす事になる。
その身体能力はアドベンチャーゲームの主人公とはいえ凄まじい。
(まぼろしサーカス団)
- パパさん
声:秋元羊介
サトルの父親であるサーカス団の団長で、中学1年生までよもぎ町に住んでいた事がある。
- ヒメさま
声:石井未紗
サトルの母親。
オートバイ(ウォール・オブ・デス)やデスホイールを担当。
- トコトコくん
声:内野孝聡
サトルにとっては兄貴分で、ややナルシストな一面がある。
ラブちゃんに惚れているが、本人には相手にされていない。
作中で食事の号令礼をしたり、夕方17時になるとサトルを迎えに来る。
- ナガセさん
声:楠見尚己
団員達の大黒柱である恰幅の良い男性で、ジャグリングやトランポリン等を担当。
不思議な雰囲気を出しており、語尾に「ボ」をつける。
- ラブちゃん
声:本名陽子
本名は吉田ラヴィンスキーで、空中ブランコを担当する女性団員。
自然や宇宙にまつわるスピリチュアル関連の知識があり、作中ではカード占いでサトルに今日のおすすめスポットを教えてくれる。
- ラッキーさん
声:山本高広
ベテランの男性団員であるピエロで、経理も担当している。
サトルの事を「坊ちゃん」と呼ぶ。
(よもぎ町の主な市民)
- 今日子さん
声:本多真梨子
民宿「明日葉荘」を一人で切り盛りする女性主人。
料理が上手で、特定の魚を釣り上げるとそれを使って調理をしてくれる。
- 純子ちゃん
声:永牟田萌
今日子さんの姪で、町の本屋の娘である中学生。
明日葉荘に滞在するサトルやまぼろしサーカス団に興味を抱き、親密になっていく。
以前は新体操を習っており、となり町に住む親友とは疎遠になっている。
- シブヤ博士
声:元吉有希子
ヨースケ達がいつも集まっている「夏休み自由研究研究所」の所長。
普段は家業の「渋谷商店」の店番をしており、商品の販売だけでなくサトルからの買取にも応じてくれる。
- ヨースケ
声:奈良徹
地元の小学生グループのガキ大将的存在。
探偵に憧れており、仲間で構成する「ラッパ森たんてい事務所」を発案した。
サトルを「客人」と呼ぶ。
- ジロー
声:大谷育江
ヨースケの相棒である、小柄でおとなしい少年。
- ヒデコ
声:小倉唯
メンバーの紅一点。
父親は研究職で、某所で教授を務めている。
- 長岡さん
声:祐仙勇
明日葉荘に宿泊している男性探偵。
常に「あやしい」と呟いている。
- 神社さん
声:菊地達弘
地元の神社の男性神主。
豚をペットとして愛しており境内で数頭飼育しているが、柵の破損やいたずらなどで度々脱走されている。
また彼の神社で毎朝ラジオ体操が行われている。
- 良子ちゃん
声:福原綾香
おもちゃ屋の女性アルバイト店員。
日頃から近隣の肉屋や魚屋も手伝っており、終盤にはサーカス団の屋台もサポートするほどの働き者。
- マスター
声:蓮岳大
「5丁目カフェ」を経営する男性マスター。
町民楽団のメンバーでヴァイオリンを担当している。
灯台守のモリスケは双子の兄弟である。
- オモチャ屋さん
声:楠見尚己
オモチャ屋ファニーの店主。
よく水族館のトドに似ていると言われるが、その声や風貌はサーカス団の誰かさんにそっくり。
町民楽団のメンバーでアコーディオンを担当している。
- 駅員さん
声:進藤一宏
よもぎ町の駅で働いている。
中の人は『ぼくなつ』でボクくんを演じていた。
- 駅前ママ
声:白城なお
その名の通り、駅前をよく歩いている妊婦。
『ぼくなつ』シリーズでは、『4』を除けばボクくんの母親が臨月を迎えている事がお決まりだったが、妊婦が直接登場するのは今回が初となる。
- 谷地頭さん
声:山本高広
ヒデコの父親。
大学教授を務めている。
若い頃はよく登山をしていた。
- 工場長
声:坂巻学
- 主任
声:土田大
ポンプを製造する工場で働いている。
侵入者には容赦しない。
主任は町民楽団のメンバーであり、コントラバスを担当している。
- 花火屋さん
声:拝真之介
よもぎ町で花火を作っている。
- モリスケさん
声:小形満
岬の大灯台の灯台守。
マスターは双子の兄弟。
町民楽団のメンバーであり、アコースティックギターを担当している。
- 館長さん
声:土田大
町立博物館の館長。
化石や珍しい昆虫、魚を持って行くと展示してもらえる。
- 助手ちゃん
声:本多真梨子
町立博物館で働いている。
町民楽団のメンバーであり、フルートを担当する。
(となり町の市民)
- 秀人お兄さん
声:千葉翔也
となり町新聞社で号外担当として働く記者。
- 千春ちゃん
声:引坂理絵
時計塔でボランティアとして働いている。
純子ちゃんの親友らしいが疎遠になっている。
- 運転手さん
声:弦徳
バス会社で働いている。
町民楽団のメンバーであり、パーカッションを担当している。
- たびのさん
声:イッキ
宿屋「洗濯船」の主人。
常に芸術とは何かと考えている。
決して本名は某ネコ型ロボットが登場する漫画のメガネくんではない。
- ハチヤさん
声:伊丸岡篤
養蜂家。
採取したニホンミツバチを持っていくとお駄賃が貰える。
(天狗の山)
- 山じじい
声:ダンカン
毎日山を登って資材を運んでいる。
中の人は『ぼくなつ』シリーズでは常連の出演者である。
(その他)
声:長江里加
よもぎ町をはじめ、あちこちに出現する神出鬼没の少女で、その正体は神様だと思われる。
鬼ごっこ、的当て、かくれんぼ等でサトルに遊んでもらうと喜ぶ。
- ナレーション
声:藤木直人
主にサトルの回想・感情シーンで語りを担当する。
主題歌
歌:本名陽子
(the_pillowsの楽曲のカバー)
関連動画
関連項目
(田園地域を舞台にした主な作品)
(『クレヨンしんちゃん』のスピンオフゲームシリーズ)