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センシティブな作品

概要

人間の女性のような姿をしたモンスター。赤い髪に二本の角と悪魔の様な羽としっぽが付いている。但し、派生種によっては羽としっぽが無いものもある。そして何より、ビキニ水着を着たようなエロ過ぎるボディが特徴的。

PS2版以降は伝承にある妖精のイメージに近いデザインに変更されている。

技の威力不足を補うように、全種族中最速クラスのガッツ回復にモノを言わせた、圧倒的な手数で勝負する戦いを得意とし、回復技も大体のシリーズで使える、ややトリッキーなキャラ。ついでに移動速度も全種族中最速クラス。

能力的にはかしこさと回避がダントツで高く、次いで命中も高いが、丈夫さとライフが低く、特にライフは全種族中最低クラスの絶望的な数値である。

また、ちからもあまり高くはないが、派生次第では補填の効く範囲内なので、あえてちから技主体で戦わせるブリーダーもたまにいる(アーケロ派生のファーやカワズモー派生のレイリーの様に専用技がちから技の派生種もいる)。

このピクシー純血自体の性格は、わがままで育て易いとは言い難いのだが(ホントは「かまって欲しい」かららしい)、この種族は派生ごとの個性がゴーレムロードランナー並みに豊かなので、ヒステリックで残虐な言わば悪の女幹部系のピクシーも居れば、気が強いツンデレな娘も居る……と言う事は、つまり常識人で良い子ちゃんなピクシーも結構居たりする。(ミント『×ライガー』、エンジェル『×ガリ』、セピアリエーヴル『×ハム』、ユニコ『×ケンタウロス』等)

また、この派生種の豊かさは『固有技の多さ』にも繋がっており固有技を持ったモンスターが多いのも特徴となる。

容姿が容姿なので人気が非常に高く、乳揺れ対戦で有名なテクモだけあってちゃんと胸がゆれたり、3では派生種ごとに別モーションが用意されたりしている。

尚、ビキニっぽい部分は体毛だって、テクモのえらいひとが言ってた。いわゆる健全裸

派生種の大半もよくよく見てみれば、服着てなかったりする。但し、ナハトファルター『×ワーム』やエンジェル等、ちゃんと服を着ている派生種も居るので注意。

ちなみに、現在は元々別種だったウンディーネと統合された為、

「派生種に更に派生種がいる(ウンディーネにはジョーカー派生のセイレーン等がいる)」

と言う、唯一かつとてもややこしい状況になっている。

移植版MF2初のモンスター甲子園では例の宇宙人を上回る最多エントリー率を誇り、移植版においてもその人気は健在であったが、公式によればベスト128でプラント派生のリーフたった1体しか残らず、ベスト64では0体(=ベスト128でリーフが敗退した)という、人気に反比例した苦い結果に終わっている。

オンライン/ラグーンでは亜種としてディナシーと言う種族が登場している。

ピクシーとの違いは角と羽がそれぞれ昆虫の触覚の様な髪型とトンボの様な羽になっている事。

また性格も違い、気まぐれでわがままなピクシーに対しディナシーは親しげで優しく、子供に対しては見守るような態度を見せる性格となっている。

特殊派生でのコラボ

実は、カスミミク等、同じコーエーテクモ作品のキャラをモデルにした、ピクシーの特殊派生が存在している。

また、モンスターファーム2にはミーアと言う、MF2のCMテーマソングを歌った女性歌手をモチーフにした娘も居る。

当然、服はちゃんと来ている!

サブ血統として

合体のサブ血統にすると、ガッツ回復の高いモンスターになる為、攻めの維持が容易になっている。

しかし、ステータスはかしこさが高くなり易い為、ゴーレムやニャーのように、ちから技を主軸にするモンスターは注意が必要。

丈夫さも低くなる為、同じかしこさ技タイプでもゲルの様なタイプとの相性もあまり良くない。

しかし、ちから技主体と言ってもワームのピクシー派生であるベニシャクトリは、一部の種族を対戦で使い易くする為のテクニックに用いられる事が多い。

また、チャッキーのピクシー派生種である『ベビードール』は、一部で非常に有名となっている。

見た目は全体的にピンク色で女性的な姿になる。

派生種一覧

名称SUB種族初登場作品
ディクシーディノ(1)orロードランナー(2~)1
ビーナスゴーレム1
ミントライガー1
ナハトファルターワーム/カララギ派生1
ナギサゲル1
スエコスエゾー1
セピアリエーヴルハム1
エンジェルガリ/ブリリア派生1
プリズムシャドウモノリス1
ラベンダーキールナーガ1
リーフプラント1
バニーレア1
プラチナレア1
イヴレア1
ダイナドラゴン2
ユニコケンタウロス2
ジルチャッキー2
ジャンヌデュラハン2
ファーアーケロ2
ジーニヤーバジャール2
フューチャーメタルナー2
ユキジール2
リリムジョーカー2
フォレストモック2
ポワゾンレア1
カスミレア1
ミーアレア1
マーメイドゴート派生(PS2)orレシオネ(GBA)PS2
ニャンニャーGBA
リップピンクモッチーGBA
ヴィヴィアンアローヘッドGBA
ミスチフダックンGBA
サンターンタコピGBA
アマゾーンモギィGBA
ナイルブルーサイローラGBA
ザイロホーンモモGBA
ツクヨミザンGBA
アルラトアントランGBA
アルティマレアGBA
リンカスズリンGBA2
ボンテージライデンGBA2
ヘルギタンGBA2
カーミラレアGBA2
サンダーウーマンレアGBA2
ストリームレアGBA2
ヴァルキリーレア3
アヤネレアGBA2
セラフィムレアGBA2
アプサラスレアGBA2
カーリーレアGBA2
ウンディーネレシオネ/ゴート派生3
オトヒメオギョウ4
カチョウフウゲツキュービLINE
レイリーカワズモーLINE
ウィッチレアLINE

アニメでの出演

アニメ版では三石琴乃氏が演じる。始めは敵のワルモンとして登場するが、徐々に主人公であるゲンキに心を開く。忠臣にゴーレム種のブルーマウンテンが居り、ワルモン軍を抜けた後も彼と共に行動している。

後にムーに裏切りを知られた為に、粛清を受けてロストし掛け、ブルーマウンテンの希望で合体してビーナスとなった事で、生き永らえる事に成功した。この時ワルモンの紋章が消えた事で完全にワルモンと決別している。

ブルーマウンテンの魂は彼女の中で生きており、後にメタルナーに操られた時に洗脳を解く助けとなった。

また、他に目立つ個体としては、デュラハンの側近としてリリム(前期で登場、後に彼を裏切るも粛清されロスト)とポワゾン(後期で登場、こちらは最後までデュラハンに従う)の2体が登場している。

マンガ版

第3話で登場。ロストしたゴーレム一族の円盤石を、ムーのしもべとして再利用すべく遺跡を訪れ、ゲンキ達と対峙する。

仲間達の眠りを邪魔するピクシーに怒ったゴーレムの反撃により、遺跡が崩れ始め、円盤石を諦め撤退する。

その際にホリィが持つ、ガイア石に目を付けムーに報告。作中後半でホリィがムーに狙われる要因となった。

幼い頃はとある神官の部下として働いていたが、ある日任務に失敗して神官から「役立たず」と見放された事で人間嫌いとなり、ムーの配下となる。

だが、ゲンキ達と出会い言葉を交わす内に心に迷いが生まれ、ホリィ救出にやってきたゲンキ達に加勢し、負傷したホリィを「リフレッシュ」で治癒する。

その直後、ムーへの裏切り行為としてムーの部下から心臓を貫かれ、ゲンキ達やマスターと慕っていた神官の幻に看取られ、円盤石へロストする。

ムーとの決着がついた後、火の鳥の力で再生され、ホリィとホリィの父と一緒に仲間達の円盤石探しの旅に出ている。