概要
「モンスターファーム2」にのみ登場する宇宙人型モンスター。
UFOから象のような耳が特徴の顔と手足が出ている個性的なデザインが特徴。
隠し種族の1体であり、その条件もかなり厳しく初見プレイヤーの中には結局解放出来なかった人もいるだろう。
なお寿命を迎えると、宇宙へと帰っていく。
メタルナーがSUBのモンスターはメタリックで機械的な見た目になる物が多い。
そのありえない強さについて
メタルナーの性能自体はガッツ回復力は驚異的だが、命中と丈夫さが伸びやすいもののライフが平均的でそれ以外が伸びにくい。
そして命中と丈夫さ以外の初期ステータスが低く、使える技の殆どが低威力…。
と、上級者向けモンスターと囁かれていたが、いざモンスター甲子園を迎えると…。
ポン拳で大暴れ。
脅威のガッツ回復力と、高い命中・そこそこのガッツダウン性能・速すぎるモーションのポン拳を引っ提げたメタルナー系モンスターが各地のモンスター甲子園予選で活躍。
そして決勝トーナメントでもメタルナーが多数エントリーし、第5回モンスター甲子園では結局純血種のメタルナーが優勝してしまった。
翌第6回でもメタルナー系モンスターが多数活躍していたが、優勝とはならなかった模様(ちなみに優勝したモンスターは、ピクシー派生のコロペンドラ系統のモンスターのピーチツリーバグ)。
一方、移植版初のモンスター甲子園となる『モンスター甲子園2020 AUTUMN』ではベスト4全てが純正メタルナーかつ技構成も全て同じ(=他種族のモンスターは全てベスト8でメタルナーに敗退)という、世が世なら某カンガルーモンスターに引っ掛けてメタルナーファーム2とでも呼ばれていたであろう結果になった。
調整も似通ったモノ(3体がラち命型、1体がち命回型。決勝はラち命型のミラーマッチとなった)で、見ている側としてはAIが大ダメージ技の大極変化を出せるかの運ゲーで見ごたえがない結果になった一方、2997レギュレーションにおいて最強を目指すのであればメタルナー(あるいはG回復が同じラブラブセイジン)一択という事が窺える結果でもあった。
なお、こんな結果ではあったがメタルナー種の全体的な参加率は1位ではなく、6.9%で全体2位(このうち純正メタルナーが70.2%で、こちらは文句なしの1位)。ただ、単純な『種族全体の使用率』でみれば、むしろピクシー種の方が上(7.6%)であった。
ピクシー種はベスト128の時点でリーフ1体のみ、そのリーフもベスト128で姿を消しベスト64にすら残れなかったそうだ…。
開発側もこの事態を重く見たかどうかは定かではないが、続く『モンスター甲子園2020 WINTER』では、メタルナー種ごと出禁となった(メタルナー種限定のエキシビション大会『メタルナー杯』を2021年2月に開いた形でフォローはなされたが)。
この為か、プレイヤー間有志での2997制限の非公式大会ではメタルナー種は禁止とされているケースが多々見られる。
2021年のモンスター甲子園(能力制限2021)においてもメタルナー種はエントリーを禁止された。2021ルールにおいても猛威を振るうのは想像に難くなかったからであろう。
2022年のモンスター甲子園でも当たり前のようにメタルナー種のエントリーは禁止となった(レギュレーションが猛威を振るった2020AUTUMNと同じ2997なのも一因)。これによって逆に環境が読みづらくなっているほど、メタルナー種が強力な種族であるという裏付けとなっている。
またウルトラ怪獣モンスターファームでは
「技を個別に使用するしないを選ぶ事が出来る」仕様があり、これを
「公式による事実上の次回作への出禁宣言」と受け取るプレイヤーもいた(事実、この仕様とメタルナーが絡んだ場合「ポン拳以外の技を使用しない」に調整する事で唯一使えるポン拳を連発し続けるメタルナーが完成してしまう)。
ちなみにメタルナーがサブのモンスターは当然高い命中の伸びと凶悪なまでのガッツ回復速度を受け継ぐ。
この為、重量級モンスターのメタルナーサブは頭1つ抜けた強さになっておりワームによる羽化のあるゴーレム以外の重量級(ドラゴンやユグドラシル等)は対戦ではメタルナーサブが必須と言える。
最強にして最狂の再臨
時は流れLINE:モンスターファームにて新派生種を引っ提げてまさかの再登場。
一応ゲームシステムが違うとは言え出禁はされなかった様である。
今なお歴代最強と言われる程のブッ壊れ性能にどういう調整が入るのかは現在不明。