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105スローターダガーの編集履歴

2024-04-06 15:41:54 バージョン

105スローターダガー

いちまるごすろーたーだがー

GAT-01A2R 105スローターダガーとは、OVA『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER』および漫画『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』に登場するモビルスーツ(MS)。

機体データ

型式番号GAT-01A2R
全高18.00m
重量
  • 57.05t
  • 68.09t(エールストライカー装備)
装甲材質ラミネート装甲 ※
動力バッテリー
所属
パイロット
  • ワイド・ラビ・ナダガ(ジャガー1)
  • ファンフェルト・リア・リンゼイ(パンサー2)
  • サース・セム・イーリア(レパード3)
  • ホースキン・ジラ・サカト(クーガ4)
  • ガルド・デル・ホクハ(タイガー5)
  • ファントムペイン隊員など

※:コクピットブロックやエンジンブロックなどのバイタルエリアに限定される。


概要

ダガーを改修し、性能向上を図った機体。

第81独立機動群「ファントムペイン」の主力機として配備された。

配備された部隊の性質上、機体色はカモフラージュ効果を高める為に黒を基本とし、背部にはエールストライカーを標準装備している。

ラミネート装甲も健在だが、2年後の時代に為って大幅に向上したビームの出力にはほとんど対応出来ておらず、実質無用の長物と化している。


同時代、ダガーと同等の性能を持ちながら、製造コストはそれを下回るダガーLが連合軍全体の主力機として採用されて久しく、本来のストライクの正規量産機で在った筈のダガーの出る幕は無かった。

しかし、その優秀な基本性能を埋もれさせる事を惜しんだ当時の連合軍により、非正規部隊の主力機として改修・再利用されたのが本機である。


ダガーではストライクに肖った通称として「105」を付けていたが、本機が開発された時点では制式に「105シリーズ」として開発されている。


機体名称にある『スローターslaughter』とは「虐殺、殺戮、屠殺」と言った意味で在る。実際にアニメの劇中で、難民キャンプの住民達を脚部に内蔵している対人機銃で無差別攻撃する描写がある。

この語が『足付き』『連邦の白い悪魔』のような他称ではなく自称として採用されるあたりに、コズミック・イラの狂気の一端を見ることができよう。


漫画『機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY』にて、オーブ国防軍所属のパイロットによるマーシャン追撃部隊にて多彩なストライカーパックを装備して登場。

コールサインパイロットストライカーパック
ジャガー1ワイド・ラビ・ナダガP202QX I.W.S.P.
パンサー2ファンフェルト・リア・リンゼイAQM/E-X01 エールストライカー
レパード3サース・セム・イーリアAQM/E-X03 ランチャーストライカー
クーガ4ホースキン・ジラ・サカトAQM/E-X02 ソードストライカー
タイガー5ガルド・デル・ホクハP204QX ライトニングストライカー

この内、ワイド機とガルド機の本来の装備はAQM/E-A4E1 ジェットストライカー装備とAQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲でオーブ軍に配備されていた。

前者は活躍して名声を得るという目的で指揮官のスウェンに打診して許可されたものの、その本心を見透かされた挙句に彼のストライクノワールが戦闘を継続する為のバックアップとして利用されてしまった。ストライカーパック強奪の際に、機体の制御がスウェン側での遠隔操作に切り替わっている事から、OS側に細工がされている事がうかがえる。後者は仲間のサポートという理由で使用しているが、前者を許可した目論見(捨て駒)に気づかせないための措置でもある。また、この『虐殺者』の名を戴く機体をオーブ軍で運用する事が『オーブが試される踏み絵』の意味も込められている事を見抜いている者もいる。

ファンフェルト・リア・リンゼイが使用したエールストライカー装備型は、バックパックとサイドアーマーの合計4本のビームサーベルを全て使用する戦法を得意としている。


武装

105ダガー及び各種ストライカーパックを参照。


ストライカーパックシステム

AQM/E-X01 エールストライカー

巨大なスラスターと主翼が目を引く、高機動戦闘用のストライカーパック。

105スローターダガーの基本装備で、黒いカラーリング以外の外観は初期モデルと変わらない。設定上はサーチライトが増設されている他、滞空時間が向上している。


AQM/E-X02 ソードストライカー

アンカー付きの小型シールドとMS本体の身長に匹敵する大剣を装備した、白兵戦用ストライカーパック。

GAT-X207 ブリッツの装備構成を元に、対艦戦闘能力やMS同士の白兵戦を想定を重視した構成を採る。


AQM/E-X03 ランチャーストライカー

GAT-X103 バスターの流れをくむ砲撃戦用のストライカーパック。重武装故に機動力は低下するが(重量はエールよりは軽いが、その重量を動かすだけの推力を持ち合わせていない為に機動力が低い)、ストライカーパックの中でも屈指の大火力を誇る。


P202QX I.W.S.P.

連合軍製のAQM/E-M1 I.W.S.P.のモルゲンレーテ社仕様。持ち主のカガリがフリーダムに拉致されていた時期であったため、本人の許諾を得ることなくモルゲンレーテに保管されていたストライクルージュ用の物を使用。


P204QX ライトニングストライカー

I.W.S.P.と同様に要求されたスペックを満たせずに連合軍でお蔵入りと成った、長距離狙撃用のストライカーパック。前大戦でムウ・ラ・フラガ搭乗のストライクが試験運用した物を使用。その経緯から一部では「エンディミオンの鷹がぶっ壊した不吉な装備」とも呼ばれている。


AQM/E-A4E1 ジェットストライカー

大気圏内用の高機動空戦型のストライカーパック。エールストライカーとは異なり、装着する事で戦闘機の様に自在の飛行が可能。


AQM/E-M11 ドッペルホルン連装無反動砲

大型の実弾砲塔を備えた対艦攻撃用のストライカーパック。ランチャーストライカーとは異なりマニピュレーターを用いない装備である。


立体物

ガンプラ

2006年8月に「SEED HG」で発売。

SEED MSVシリーズとして2004年に発売された105ダガー+ガンバレルのバリエーション商品で、元キットに付属していたガンバレルストライカーと専用台座をオミットした代わりにエールストライカーが付属する。

機体の成形色も劇中通り黒色ベースに変更され、ビームサーベルのクリアーパーツもピンクからイエローに変更された。


ROBOT魂

2024年2024年3月22日に「ROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.」で予約開始(発送は9月予定)

ストライクガンダムの量産機105ダガーをベースにした派生機体という設定を受け、ROBOT魂ではストライクガンダムのフレームを流用している。

付属品としてエールストライカー一式、他にもエフェクトパーツとして、ビームライフル射撃エフェクト、“機関砲射撃エフェクト”なども付属している。


関連動画

※登場は0:51辺りから


関連タグ

機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 Δ ASTRAY

ファントムペイン

ダガー ダークダガーL

量産機 GATシリーズ ストライクダガー ダガーL ウィンダム


ジム・クゥエル……黒い量産機かつ似た目的で使用されていた機体。

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