データ
概要
この技を受けた相手は、特性がたんじゅんに書き換えられる。ビームとはあるが、ゲーム中の説明では「謎の念波」と説明されている。
レベルアップで覚えられるポケモンはタブンネ、リグレー系統、ゲノセクトと少ない。
特性に依存しているポケモンを無力化できるというのが大きい。がんじょうを持つポケモンも一撃で倒せるようになるし、ちからもちを持つポケモンも骨抜きにできる。
たんじゅん自体中々強力な特性であるため、積み技を使う味方を大幅に強化する事もできる。あるいは相手にシンプルビームを決めた後特性トレース持ちのサーナイトやポリゴン2に交代してたんじゅんをトレースし、積み技で一気に能力上昇を狙うという使い方もある。
しかし裏を返せば、使い方を誤ると相手の積み技を一気にパワーアップしかねない危険性もあり、特に「からをやぶる」持ちに放ったら間違いなく潰されるので注意。なので、補助系の技を得意とするポケモンには不向きな技である。
味方のスロースタートやよわきを書き換えて覚醒させる事もできるが、残念ながらなまけには効かない。怠け癖は簡単に治せるほどたんじゅんではないという事か。
また、マルチタイプやバトルスイッチ等他の特性に書き換えられない特性にも効かない。
当然ながら、最初からたんじゅん持ちの相手には失敗する。
ポケモンSVでは発売当初、コダック系統、バネブー系統のみのタマゴ技として設定されていたが、肝心の遺伝元が無いというあんまりな扱いであった。
2023年5月30日のポケモンホームの連携と共にようやく解禁されたが、残念ながら解禁時点ではランクマッチに持ち込むことはできない。
SVに持ち込むには、剣盾のコダックにシンプルビームを覚えさせた後、ポケモンホームでシンプルビームを思い出させてから、SVに送る必要がある(SVでは思い出せないため、ホームで思い出さなければならない)。
同年9月15日以降はシンプルビームをレベルアップで習得できるラティオスが入手可能になり、容易に遺伝できるようになった。
また、同日の更新により、それまでは不発に終わっていたこだいかっせいやクォークチャージを持つポケモンに対してシンプルビームが成功するようになっている。
関連イラスト
「絵の描き方がたんじゅんになる」という意味合いでこのタグが使われる事がある。
関連タグ
スキルドレイン:言わばこのような技