ドントラボルト
どんとらぼると
「ドンモモタロウ···。
やはリお前は邪魔な者·······」
オニシスター「やばい···。」
「覚醒···!」
タイ!タイ!タイガー! タイ!タイ!タイガー!
「アバターチェンジ……フンッ!」
エクス虎!ホアチョーッ!
サルブラザー「あのフォルム···」
オニシスター「えっ、トラ···!?」
キジブラザー「イヌさん!見てください!新しいのが!イヌさん···」
「ドン・トラボルト···!!」
「俺が最強...!ドントラボルト...!」
「ドントラボルト!」
CV:石川雷蔵
概要
桃谷ジロウが矛モードからアックスモードへと変形させた龍虎之戟にドントラボルトアバタロウギアを装填して変身する戦士。ドン20話で初登場。
TV字幕では「ホアチョーッ!」が「ホアターッ!」と誤記されている。
ドンドラゴクウのフォームチェンジ形態でマスクの縁取りと胸部のプロテクターが銀色の虎を模したものへ変化する。
このフォームチェンジは精神的に強いショックを受けたジロウが闇堕ちならぬ闇変わり状態となった闇ジロウが変身する一種の暴走状態といえる。
但し劇場版では、精神的に安定したドンドラゴクウからドントラボルトへとフォームチェンジを果たしている。
名乗り口上は「俺が最強...!ドントラボルト...!」となっている。本編内ではドン37話が最初で最後の闇ジロウ/ドントラボルトの名乗りとなった(他のメンバーはドン36話(※本物の犬塚翼/イヌブラザーを除く)や『新・初恋ヒーロー』で名乗りを披露する機会があったものの、ドントラボルトはドンドラゴクウ同様諸々の事情によりタイミングを逃していた)。ドン最終話での人格融合後のジロウ/ドントラボルトの名乗り口上は「ドントラボルト!」のみの名乗りとなっている。本編内以外では、暴太郎戦隊ドンブラザーズファイナルライブツアー2023では闇ジロウ/ドントラボルトが「俺が最強...!ドントラボルト...!」でこの名乗りを披露している。
戦闘スタイル
メイン武器である龍虎之戟・アックスモードを活かした斬撃を得意とする。どんな強敵であろうと襲い掛かる無謀にも近い怒涛の戦闘スタイルが特徴。
派手な点はドンドラゴクウとも共通だが、ヒーローらしい立ち振舞いではなく、獰猛な獣の如き荒々しさを持って敵を粉砕する。
更に、幼い頃から鍛練に勤しんだジロウ自身の身体能力だけでなく、凄まじい怒りに支配された状態なので、単騎でもヒトツ鬼を圧倒しつつドンブラザーズを相手取れる程の実力を秘めている。
他にも更なる姿があるようで…。
アイテム
ドンドラゴクウへの変身に用いられる専用武器。
矛モードとアックスモードの2つの形態を備えており、ドントラボルトでは主にアックスモードを使用する。
矛モードに比べて柄が短く、見た目はまさかりに近い。
アルターチェンジや、レジェンド戦士へのアバターチェンジに用いられる、盾形の専用武器。
変身に使う為の歯車型キーアイテム。龍虎之戟にセットする事で変身する。
ドントラボルトへの変身用ギアはジロウが闇ジロウになった際に呼応するかのごとく出現。
他にレジェンド戦隊への変身用ギアも持っているが、初期メンバー用のギアを彼が手にすると、描かれているイラストが追加戦士のものへ変化する。
必殺技
- 雷刃・闇駆白虎(らいじん・やみがけびゃっこ)
タイガー!奥義ィィ!
乱れ雷虎!ホワターッ!
「雷刃···闇駆白虎!」
(虎の咆哮)
龍虎之戟の柄部分のトリガーを長押しで発動。龍虎之戟と虎的盾鑼から白い稲妻を流し込み、全身を白虎のエフェクトに変換して目にも止まらぬ速さで縦横無尽に攻撃する。
闇ジロウの人格ゆえか、技名が素の際の小学生レベルではなく必殺技然としたものになっている。
必殺技に稲妻が使われているのは、電圧の単位であるボルトと、名前のドントラボルトとの掛け合わせだろう。
ドン28話ではドンモモタロウの「桃代無敵・アバター乱舞」と同時発動し、科学鬼を撃破した。
何気に初めて他者と共に技を放った回である。
ドン37話ではゴールドンモモタロウの「抱腹絶桃・フェスティバル縁弩」と同時発動し、星獣鬼を撃破した。
以降もドントラボルトまたはドンドラゴクウがゴールドンモモタロウと共にヒトツ鬼を撃破することが多い。