「今に、このサタンゴーネがありとあらゆる地球人を悪魔の化身としてやる」
「地球人は、自らの手で、地球を地獄とするのだ‼」(第32話)
DATA
概要
「メタリックガード」という名の戦闘服を身に付けており、彼が使役するサタン怪獣軍団の怪獣達はバタフライングを始め、怪奇性を帯びているが多いという特徴を持つ。
グロース星の名門「サタン家」の出身で、第41、42話に登場した宇宙魔女としてその名を轟かすグロース星人・ババラスは彼の祖母に当たる。また、「サタン怪人軍団」という独自の部隊を持つ。
変身能力を持っており、第33話ではサンタクロースに化けて子供達を騙して怪獣の人形に変え、それを材料に怪獣ロボットを製造しようとしたりする等精神的頭脳的な戦略に秀でた軍師的な側面を持っている。
戦闘能力も高く、頭部の左右から下向きの伸びている角とは別の角を上部にある切り株状の突起から2本出して、これを外して投げ飛ばしたり武器として使用したりして相手を攻撃する。
また、「サタンステッキ」という名の万能杖を武器として携帯しており、サンタクロースに化けた際は両手から冷凍ガスを放射する能力も垣間見せた。
なお、第45話でPATの攻撃で右目を負傷してからは眼帯を当てるようになった。
指揮官であるにも関わらず、PAT隊員達が人質の奪還に来た際は自ら阻止に出向いたり、前線に立って配下のサイボーグ怪獣と共闘するといった優れた行動力を見せる。
なお基本的に冷酷な性格をしているが、祖母のババラスには全く頭が上がらず、ウソをついて叱責される等妙に人間臭い一面を持つ。
第33話で本格的に地球侵略の為に様々な策謀を巡らせるが、失態が続き、第46話で計画したPAT基地の破壊作戦の失敗を機に遂に上司にして地球侵略の最高責任者であるデモンゴーネから見限られ死刑宣告を言い渡されてしまい、誇り高き武人でもあった彼は「せめて死ぬなら戦って死にたい」と懇願。その願いは聞き届けられ、デモンゴーネに生体改造を施され改造サタンゴーネと生まれ変わる。
改造サタンゴーネ
身長: | 62m |
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体重: | 5万5,000t |
デザイン: | 米谷佳晃 |
第46話「サタンゴーネ最後の大進撃」に登場。
度重なる地球侵略計画の失敗を受け、上司にして地球侵略部隊最高司令官のデモンゴーネから死刑宣告を言い渡されたサタンゴーネが、死ぬなら戦って死にたいという願いを聞き入れられ、デモンゴーネによって生体改造を施された姿。
外見的には改造される前に着用していたマントを外しており、凶暴化する作用があるヘルメットを被っているという姿へと変貌している。
また、体内には処刑用としてデモンゴーネから転送された新型爆弾「ニトログロース」が内蔵されており、敗北した際は爆破されるという条件で最後のチャンスが与えられており、PAT基地の破壊と自身に内蔵されている爆弾を使ってジャンボーグAを道連れにしようと目論む。
地中を掘り進む事が出来るほか、胸から鎖を放って相手を縛り付けて拘束する能力を持つ。
計画通りにPAT基地を襲撃し、F-4ファントムの部隊を撃墜し、現れたジャンボーグAと対決し胸から発射する鎖でジャンボーグAを拘束するもジャンサーベルで鎖と右腕を切断されてしまうが、それと同時に自爆を決行。ジャンボーグAを道連れにしようとするが間一髪でかわされてしまい、単独で無念の戦死を遂げた。
余談
角のモチーフはレイヨウだが、長過ぎて演技に支障が出る為、状況にに応じて伸縮するという設定になった。
改造サタンゴーネの着ぐるみは本編同様通常サタンゴーネの改造。
各部に付いているプロテクターは、メタ的には着ぐるみの痛みを隠すためのものである。