シン・アスカ「いっつもそうやって…やれると思うなぁぁ!!」
ルナマリア・ホーク「ミネルバ、デュートリオンビームを!このまま行きます!!」
機体データ
インパルスと同じ点は割愛。
機体番号 | ZGMF-X56S/α |
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全高 | 18.41m |
重量 | 78.3t |
追加武装 |
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概要
中近距離の高機動戦闘を想定した機動力強化用のシルエットシステム「フォースシルエット」を装着したインパルス。前大戦時に地球連合軍が開発したストライクとエールストライカーを強く意識し、運用コンセプトや武装構成の参考としている。
フォースシルエットによる高い機動性、ライフルにシールドとサーベルというスタンダードな武装、加えて大気圏内での飛行が可能な点からも汎用性が高く、第2話で初登場して以来最も使用頻度の高い形態である。
VPS装甲の色は、シルエットを装着していないインパルスと同じく白と青を基調とするバランスが取れたものとなっている。
高エネルギービームライフルと機動防盾はインパルス素体の武装であり、フォースシルエット専用ではない。そちらの武装の詳細はインパルスの記事を参照。
フォースシルエット
機動力強化を目的とした高機動戦闘用のシルエットシステム。
大推力のスラスターと複数のバーニアスラスターを持ち、機動戦闘能力では核エンジン機のフリーダム(ハイマットモード)と同等である。放熱板を兼ねた6枚の翼を備え、大気圏飛行能力の搭載により宇宙空間や大気圏内を問わず高い機動力を発揮する。またビームサーベルラックに「MA-M941 ヴァジュラ・ビームサーベル」を2本搭載し、機動力と合わせて格闘能力も向上させる。
『DESTINY』ではインパルス、『FREEDOM』ではインパルスSpecⅡが使用。
前大戦時に地球連合軍が開発したエールストライカーに似ているが、比較すると機構の簡略化と軽量化が行われており、大気圏飛行能力の搭載により汎用性が高まっている。バッテリーの撤廃で主要なエンジンと高出力スラスターの配置はシルエット中央へ集中して推力を確保し、下部の可動式高出力スラスターのロケットエンジンを撤廃する事で大幅な軽量化を達成、さらに設計の余裕が生まれた事で可動翼は大型化してバーニアスラスターを可動翼の先端に配置し、スラスターの動きに振り回される事なく姿勢制御の安定性を高めている。
MA-M941 ヴァジュラ・ビームサーベル
ビームサーベルラックにマウントしている斬撃武器。
フリーダムやジャスティスで採用された「MA-M01 ラケルタ・ビームサーベル」を改良した後継モデル。ユニウス条約の締結によるミラージュコロイド技術を応用した従来のビームサーベルの使用禁止になることを踏まえて研究が行われていた、代替となる新技術を採用する形でセカンドステージシリーズのMS用に開発された。アビス以外では共通の装備とされており、セイバー(両肩)・カオス(両腰)・ガイア(両腰)にも採用されている。
その技術発展は目覚ましく、バッテリー機の武装でありながら核エンジン機のジャスティスやフリーダムに搭載されていたラケルタ・ビームサーベルを凌駕する出力を持つ。一方でラケルタにあった連結形態の「アンビテクストラス・ハルバード」モードは存在しないので、手数の多さでは少し劣る(一部資料ではアンビデクストラス・ハルバードモードも存在するとされているが不明)。
なおユニウス条約では最終的に、両陣営にビームサーベル関連技術は許可されている(あまりにも不利益になりすぎるため)。
その他の武装
MMI-710 エクスカリバー レーザー対艦刀
エンジェルダウン作戦において、フォースインパルスの状態のままソードシルエットを射出させ、フォース状態のままでライフルとシールドを捨てエクスカリバーを1本使用。この時の一撃でフリーダムを撃破したのはかなり印象的である。その影響か、後に発売したMGのフォースインパルスのガンプラではエクスカリバーが付属していたり、ゲームなどではフォースインパルスの武装に加わっていたりと、フォース状態でのオプションとして取り上げられている。
ちなみにエクスカリバーでの突撃前にフラッシュエッジビームブーメランも1機使用している。
大気圏内での飛行が可能なフォース状態に、高い切断能力を持つエクスカリバーとの相性は意外とよく、エクスカリバーを持っての突撃はゲームなどでも必殺技の様に演出されている(後継機のデスティニーにもアロンダイトの突撃があるが)。
関連項目
機動戦士ガンダムSEED DESTINY 機動戦士ガンダムSEED FREEDOM