概要
ZGMF-X42S デスティニーの武装の一つである大型ビームソード。
正式名称は「MMI-714 アロンダイトビームソード」アロンダイトとは、アーサー王伝説に登場するサー・ランスロットの剣の名前を由来とする。
ソードインパルスの「エクスカリバーレーザー対艦刀」やグフイグナイテッドの「テンペストビームソード」をさらに発展させたもので、「対艦刀」だが対MS戦も視野に入れた設計がされており、MS相手に使用しても高い有用性を発揮するとされる。
刀身に長大なビーム発振器を内蔵した構造は「エクスカリバー」と同様だが、レーザー刃からビーム刃に変更されたことで攻撃力が高まっており、生半可なシールドなら防御されてもシールド諸共両断することが出来るため、斬撃兵器としては破格の切断力を誇る他、先端の実体刃も貫徹力と強度を持つなど、劇中に登場したMSの持つ「対艦刀」の中でも屈指の性能を誇る。質量だけ見れば桁違いのデストロイですら真っ二つに両断したり、スティング・オークレー機もコックピットに突き刺して撃破(HDリマスター版では、該当のシーンで切っ先にビームが展開している)した。
刀身が機体にも匹敵する大きさであるため、非使用時は二つに折りたたまれ背部ウェポンラック右部分に格納される。
弱点として、刀身の熱耐久力がビーム攻撃に耐えられるほどではないため、劇中では刀身部分をインフィニットジャスティスのビームサーベルに切断されてしまっているほか、ストライクフリーダム相手にはビームの発生していない先端部分を真剣白刃取りされてしまっている。
それでも強力な武装であることに変わりはなく、デスティニーSpecⅡにアップデート後もメイン武装として使われ、フェムテク装甲の弱点を突いてブラックナイトスコードルドラ(スピネル)のコックピットに直接突き刺してパイロットのリュー・シェンチアン諸共葬り去った。
漫画『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY_THE_EDGE』では最終回にてデスティニーの背後をとったインフィニットジャスティスに奪われ、レクイエム破壊のために投擲された。